かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

新聞には梅雨の走りの文字ー南島原・加津佐

2015年05月16日 | 日記



今日は、5月16日 土曜日 天候は曇り。
我が家の朝食には、「緑茶」を飲むのが習慣になっています。連れ合いが
仏壇に、毎朝お茶を供えることから、その流れで温かいお茶を飲むのです
が、食事の中でお茶を含み味わうと、朝の時間がゆっくり流れるような気が
します。

朝の目覚めに、新聞を広げると、梅雨の走りという記事が目に留まりました。
昨日も、愛宕山の山頂に霧がかかっていて、空模様も梅雨空みたいな雰囲
気になっていました。このまま、梅雨入りということはないかもしれませんが
それでも、不安定な気象状況に“春の気分”が遠のきます。

毎日が日曜日という「贅沢な時間」を過ごしている割には、退屈な時間という
感覚はありません。ただ、時間を有益的なことにつかっている自信はないの
ですが…。それでも、時の流れの早さに追い付いていきそうにありません。

一昨日、NHK番組のクローズアップ現代「愛し 書き 祈る~瀬戸内寂聴
93歳の青春〜」を視聴したのですが、番組の後半で、自分の人生をどう表
現しますかという番組キャスターの質問に、「90年なんて本当に短い。記憶
にあることをずっと考えていくと、あっという間です」と。

私自身も、寂聴さんの言葉に重ね合わせてみました。古希を目の前にした
今、年代ごとに記憶の扉を開けても、ほんのわずかなことしか、思い浮かび
ません。忘却ということを差し引いても、人生の記憶をとどめるには、あまり
にも短い「時」の早さに驚いてしまいます。

今日も、午前中は口之津図書館で過ごしました。今では、図書館がすっかり
居心地のいい場所になっています。「居場所」と言うまではいきませんが…。
配架された本の中から、興味ありそうな本の拾い読みをします。私には、この
拾い読みのほうが、本に集中できるのです。

午後4時半。野田浜に来ています。天候は、午後から回復しそうでしたが
太陽がかすんで見えます。天候の崩れによるものではないようです。
雲をつかむような時の早さを覚えても、砂浜に自分の残した足跡を振り返り
ながら歩くのは、気持ちいいものです。