かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

秋たけなわ、コバノセンナもにっこり―南島原・加津佐

2014年10月17日 | 日記



今日は、10月17日 金曜日 天候は晴れ。
早朝の秋の陽射しに、目が覚める。少し重たくなった、毛布と掛け布団を払い
のけて…と思ったものの、まだ眠たい。自分の体温で、温もった布団から抜け
出すにはすこし勇気がいるようになりました。

玄関には、眩しい朝の光が差し込んでいました。今日も、秋晴れのいい天気に
なりそうです。外に出て、空を見上げると、秋の雲“さば雲”が、青空に浮かんで
います。澄みきった秋空に浮かぶ雲は、とても魅力的に見えます。

         

先日から、「加津佐さるく」ということで、高齢者を対象にした「史跡めぐり」を
依頼されていたので、その下見に出かけることにしました。今回は、歴史的な
ことよりも、懐かしく想い出される場所などを、コースに選ぶことにしました。

かっては、娯楽の殿堂だった劇場跡、清冽な水が湧きでていた場所、お地蔵さん
古い山門、旧家に残る貴重な品々、懐かしの果物等々、下見をしながら、自分で
楽しんでいました。何百年前の歴史よりも、故郷で生きてきた歴史を振り返るのも、
また、楽しからずやということにつながるのではと、考えながら歩いていました。

午後からは、昨日受講した“オカリナ”の事が気になり、練習をしました。
なかなか思うように指が動きません。指は、必ず動くと思っていたのが間違い
でした。一本の指を動かそうとしたら、別の指が一緒になって動きだします。

両手10本の指はそれぞれ動くので、指の一本、一本も独立して動くものと思って
いました。楽器を弾いたり、吹いたりする時の指は、脳の指令通りには動かない
ことに、初めて気付きましたよ。だから、練習なんですね。あぁ~あぁ~。

オカリナの練習に疲れたので、外の空気を吸いにバイクで出かけることに
しました。秋もたけなわということで、何か「絵になる風景」はないものかと頭を
巡らせていたのですが、ふと、浮びましたよ。あの“ニッコリとした”コバノセンナ
の花です。

         

今年も会えましたよ。笑顔のコバナセンナに。ニコニコ笑顔が一杯です。
こちらから、近づくと、精一杯の笑顔を見せてくれます。
 まず、こちらからです。

                                   こちらから
                    こちらからあたまをさげる
                    こちらからあいさつをする
                    こちらから手を合わせる
                    こちらから詫びる
                    こちらから声をかける
                    すべてはこちらからすれば
                    争いもなくなごやかにゆく
                       ………………
                       ………………
                                          坂村真民先生の詩より