かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐・花房展望所の名残り桜

2012年04月11日 | 日記



今日は4月11日 水曜日 天候は雨から曇り。
昨夜は、また、春の嵐と間違うほど、強い雨と風の荒れ模様の天気になりましたね。朝も雨が降り続いていま
したが、昼近くになると、曇り空になったものの、空は不安定な空模様。
 午後1時近くになって、天気も回復してきたようなので、今日の風景を撮りに出かけることにしました。
海は白波が立っています。海に注ぐ堀川の川面は、茶褐色に濁っています。かなりの雨が降ったことがわかります。
 実は、今日はレンゲ畑を写真に収めようと思い、その場所に向かったのですが、すでに刈り取られていました。.
かってのピンクのじゅうたんを敷き詰めたような「れんげ畑」は、今では、殆ど見かけることはできません。
この歳になると、春のレンゲ畑が懐かしい風景となって、色鮮やかに浮かび上がってくるのです。
 それでも、レンゲ畑を探してみたのですが、見つけることはできませんでした。とうとう棚田のある崎谷にきて
しまいました。昔は、この棚田もレンゲの花で覆われていたのかも知れませんね。ここから見える棚田は、緑の
ジャガイモ畑になっています。収穫されたジャガイモの出荷も、5月の連休前ぐらいがピークを迎えるのでしょう。
 さて、レンゲの花の撮影があてはずれになったので、名残り桜の風景でもと思い、広域農道を走り、花房展望所に
やって来ました。
 昨夜の雨と風で、桜の花も区切りがついたように感じます。桜の木の下には、雨に濡れて、路面に張り付いた
ようにして、散っている花びらがありました。
 時折吹く風に、最後の輝きを見せるかのように、キラキラと光輝きながら散る桜に愛おしささえ、感じましたよ。

     良寛和尚 辞世の句 「散る桜 残る桜も 散る桜」




崎谷の棚田も、今の時季は、青々とした馬鈴薯畑になっています。



花房展望所では、桜の花からすでにツツジの蕾と花が見れましたよ。



権田公園の展望台近くにある枝垂れ桜。満開の時に見れなかったのが
残念でした。