かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

色づく加津佐の秋

2010年09月18日 | 日記
今日は、9月18日 土曜日 天候は晴れ。
今年は、どうして彼岸花が姿を見せないのでしょう。茎さえも見つけることができませ
ん。猛暑が続いたせいでしょうか。
 そんなわけで、今日は野田地区の色づく秋の風景をお届けています。秋の収穫風景も
すべて機械にとって代わったしまったようです。鎌で稲を刈る、あのザクっとした音が
頭の隅に残っています。傍らでは“じいちゃん”がもくもくと稲を刈っています。あと
には、稲の山が残っていました。あの頃は、家族総出の稲刈り風景が見られたものでし
た。それが家族として当然のことだったのかも知れませんが……。
 野田小学校が見えます。その当時は、子どもも、労働の担い手のひとりだったんです
よね。本当に子どもたちの数が少なくなりました。昔は、各地区に子ども会という組織
があったのですが、子どもの数が少ないということで、活動できないという現状もある
ようです。
 バイクで回ると、かって田んぼだったのが、草が生い茂る荒れ地になっている光景を
多く見かけます。昔の映画館では、本編の始まる前は、必ずニュースが上映されていま
した。そこには、「明るい農村」みたいなニュースも映しだされていたような記憶があり
ます。昔のクワやスキは、資料館でしか、見ることができなくなりました。今は、資料
館で見る「昔の農村」になってしまいました。
 ところで、彼岸花さん、あなたは、いつ姿を見せてくれるんですか。かくれんぼうじゃ
ないんだから……。