まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

無心に銅線を巻いた

2018年07月20日 | ラジオな日々
昨日の午後は、昼寝にも暑く、エアコンをかけて眠るほど寝不足でも疲れてもいなく、午前中の続きでラジオ関連のごちゃ箱を弄っていたら、未使用のエナメル線が20mほど出てきた。
 
お昼にちょうどラップを使いきり芯もでたので、思い立ってゲルマラジオのコイル巻きをして時を過ごした。
 
とにかく暑い、蝉もジィジィとうっさい。
 
「そんなに、ジィジィ言わなくても、わしゃ、もう、無敵のジイサンマンに進化しとるわい」
 
汗をかきかき、ラップ芯の直径とAM受信周波数に応じたインダクタンス330μHから、必要なエナメル線の長さを計算。
ラップの芯だと15mくらい必要。
 
まず、エナメル線をおおよその長さにして別の芯になるものに巻き取る。
「いぃーと巻き巻き、いぃーと巻き巻き、引いて引いて、巻き巻き」

これをやらずに、直接巻き始めると、ほほ100%途中でこごってしまい挫折することになる。(何度かした!)
 
何回巻きという押さえ方もあるけれど、中波放送の場合、100回以上も巻くことになるので、巻き数で押さえるのは、普通の人だったときでも無理だし、無敵のジイサンマンになった今は、老眼が進み0.4mの線の本数を数えるのはもっと無理である。
最初に、長さで押さえて、後で調整というのが現実的だ。
 
ラップ芯の始点に2つ穴をあけ、くくって止めて、コイル巻き開始。
部分的に、両面テープを使って止めていくと巻きやすい。
途中から集中してきて、暑さも蝉の声も気にならなくなり、そしてできた。
 
 
出来上がりは、いかにも「らしい」雑な仕上がりである(笑)。

最近、カミさんとの共通点を見つけた。共にガサツなところである。
カミさんのガサツさは、すこぶる付きだが、私も、適当、雑さではいい勝負のようだ。
だから、三十年以上も喧嘩もなく着かず離れずでちょうどいいのかな?
 
さっそく、既存のゲルマラジオに繋いでテストしてみたら、リードインダクタ使用より受信状態がいい(/・ω・)/。
このコイル、何かにつかいたなぁ。
 
****** 参考になるデータは次のとおり ******
化石ラジオのようなものに興味を感じる方は少ないと思いますが、参考でに
 
〇コイル巻き数の計算
『ゲルマラジオ設計支援プログラム GRDS Version2.0』というフリーソフトがあります。(ベクターからDLできる)
理屈は分からなくても、なんとなく必要な数字を計算できます。私も文系ジイサンマンなので、電池もないのにラジオ放送がきける原理は、いまだ摩訶不思議です(笑)。
 
ゲルマラジオの試作工房さんの作品で、とてもよくできていると思います。
 
〇分かりやすい解説
AMラジオ(中波放送)を良好に受信するには。。。
Amazonさんなどでもお馴染みのシャンテック電子さんのサイト。

細かい部品も数百円で送ってくれるので、字田舎人の救世主。
お世話になっています。

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<今日は何の日>
1971(昭和46)年の今日、東京・銀座の三越内に日本マクドナルドの1号店が開店しました。
今日は、ハンバーガーの日です。
 
この日、あたらしもん好きの日本人1万人以上がつめかけ、1日で100万円以上の売り上げを記録したとか。
 
マックもいろいろあったけれど、おもてなしの視線をもった外国人、サラ L.カサノバさんの思いが、今に生きていますね。
 
もう歳なんで毎日は無理ですが、ときどきは、マックのバーガーが食べたくなり、古い軽四で街まででかけます。
コメント
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