まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

そうそう、これこれ

2024年03月10日 | 日記

Tverという動画サイトで、新作ドラマのつなぎとして、『名作ドラマ特集』が組まれている。

『黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-』という、2010年に制作、放送されたものをたまたま見ていて、ドラマの冒頭にでた、「税金とは、国民が国家に信託した国民の財産である」という言葉に、はたと膝を打つ。

「そうそう、これこれ」である。

年金が主の生活になり、シルバーバイトをしても、物価高の中、税金等の負担感ばかりが強い。
中途半端に、やればやるほどとられていって、辛さばかりがつのる。

それでも、なんとか自立した生活はしていけるし、少しだけれど、税金を収められる生活ができている。
これが、今のプライド。

こんな毎日の中での、お上や政治家先生の動きには、どうももやもやばかりだった。

「税金とは、国民が国家に信託した国民の財産である」
まさしく、この言葉のとおりである。

お上は、きちっと、有効な使い方をしてほしい。

みんなの財産で、権力をもったものがズルはしちゃいかんし、ズルをしているのなら、それを見つけ、しょっぴいて、黄金の豚にお金をかえしてもらわにゃいかん。

と、思う。

10年以上前にも、このドラマがヒットしたということは、今も昔もズルばかりってことにもなるけれど。

 

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手紙110円に思う

2024年03月08日 | 日記

この秋から、郵便料金も値上げになって、手紙が110円、はがきが85円になることが決まったよう。

実際には、郵便はほとんど使っていないのだから、食料品、電気やガソリンなどの値上げに比べれば、その痛みはほとんどないのだけれど、『値上げ』と聞くと、「また、一段苦しくなるなぁ」感がわく。

『値上げ&収入あがらず』の毎日の中で、ジイサン、『パブロフの犬』状態である。(笑)

全国津々浦々、一律で、税込み110円の運賃で、手紙を送れる。

年始やきちんとした挨拶状を85円で送れる。

そう考えると、今どきこれはむしろ安いと思う。

だから、郵便の値上げは、むしろ遅すぎだったのではとさえ思う。

が、である。

公式の発表をみると、「消費税率の引き上げを除き、1994年以来30年ぶり」などという言葉が踊り、さも、この間、『郵政は、世界一経営努力をしてきたんだぞ。どうだ!』感が感じられて、カチンとくる。

2007年の郵政民営化時から、郵便、とりわけ信書(手紙)はなくならないものの、経営は厳しくなると予想され、郵便事業は、将来の不採算会社として分割されたと聞いているが、実際には三事業一体経営を売りにしてきた、もとの郵便局に戻してしまい、現在は、「郵便は赤字で、金融事業からそれを補填しています」などと堂々といっている。

貯金や保険の利益は、その利用者に利益還元するのが本筋では?

最近のかんぽの約款をよく読んだことはないけれど、「貯金や保険で得た利益を、郵便の赤字に使います」と、うたってあるんだろうか。

勝手に、郵便の赤字に使っちゃっていいの?

これじゃ、儲かったからって、どんどんかんぽの保養所を建てて、挙句の果に、タダに近いようなお金で売却した、前の体質と変わっていない。

利権のためにつかったようなお金は、利用者に還元してほしかった。

郵便局は、字田舎にもあるし、ゆうびん貯金や保険なら、安心、と思って使っている貧乏人のジイサンは、がっかりである。

ぜんぜん、安心じゃない。
知らないうちに、どんどん自分のお金を使われてしまう。

2015年には、オーストラリアの物流大手トール・ホールディングスを6200億円で買収。

で、みごとに失敗。

懲りたかとおもったら、その後、2021年には、楽天に1500億円の出資。
で、これも上手くいっていない様子。

最近では、ようやく、クロネコさんと業務提携するという話が出てきた。

仕事がないのなら、楽天と組むより、はじめから、信書を除く物流はクロネコさんと手を組めば良かったのに、と素人なりに思う。

ゆうちょやかんぽの助けで、ようやく生きていくより、最大手のクロネコさんの下に入り、ノウハウを共有しあって、日本国内を始めとして、世界に誇れるような集配システムを作れたとしたら、その方が、ずっと国のためになるし、利用者のためになる。
だいいち、かっこいいじゃないか。

大きなものだけでも、これだけあるのに、「30年も値上げせずに、経営で頑張った」的なことは、聞くだけでトホホ。

過ぎてしまったことに、経営責任を取れなんていっても仕方がないけれど、民間企業のように、経営責任をとって役員が目に見えてかわったという話も記憶に薄い。

今問題となっている、自民党の裏金問題と同じ。

政治改革などと耳触りの良いことをいっても、ぜんぜん、変わっていない。
むしろ、地下に潜って、悪質化した感じさえする。

ゆうびやさんは、郵便配達が仕事なのだから、この本業を大事にしてほしい。

赤字なら、まず、適正なコストを示して利用者に投げかけ、値上げをすべきだし、利用者負担が大きすぎるというのならば、社会インフラの一つなのだから、政治判断で、公的な資金補助をしてもいいのではないかと思う。

うまく経営して、郵便局、とりわけ、ゆうびやさんたち、頑張って欲しいなぁ。
と思いつつ・・・。

この値上げで、なくなりはしないだろうけれど、明治32年から始まったという、元日に配達する年賀状文化も終わりかな?

時代は、すこしずつ動いている。

 

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こいつぁ、春から縁起がいいかも

2024年03月01日 | 日記

今週も月→金で、シルバーバイトをしてしまった。

今日は、午前中は、北風ピューピューで、さむっ!

防寒着をガッツリ着込み、使い捨てカイロをペタペタ貼って、OK!
のはずが、

午後からお天道様顔を出すと、今度は、ポカポカ陽気。

おいおい。

防寒着の下は、私服のトレーナで、こりゃ、困った。(笑)

17時まで、しっかり拘束される現場なので、いぁ、辛かった。

ようやく開放されて、自宅まで、約1時間あまりの山間道を、古い軽四で、八代亜紀を聞きながら帰宅。

で、途中である。

峠道を下り始めたところで、眼の前を1〜1.5mはありそうな黒い物体が、道路を横切った。

ギョって急ブレーキを踏んだら、すんでのところで車にぶつからずに横切っていった。

「やっちまった!」
20代の頃に、人身事故を起こした、その瞬間がフラッシュバックした。

これぞ、猪突猛進。
ほんと、びっくりした!

こんな体験は始めてだったし、ぶつからなかったというのは、まだまだジイサンマンも強運があるってことである。

まともにひいてしまったら、猪さんもミンチだし、車は大破。
自身も多少は怪我をしていたかもしれない。

そんな状況では、救急・警察やレッカーなど、たくさんのみなさん、猪さんの家族にも負担をかけただろう。

人、というか、いろんな生き物が生きていくって、ほんと、パラパラマンガなんだよなぁ。

1秒、2秒。
いや、もっと短い間でも、かさならなければ、出会いも、事故も、諍いも・・・起きない。

逆に、今、この瞬間起こっていることは、運命ってこと。

ほんと、不思議。

シルバーバイト帰宅時の今日の出来事は、「こいつは春から縁起がいいぞ!」

まあ、このジイサンマンが、猪突猛進することはないけれど、まだもう少し頑張んなってことだと思いたい。

 

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今日は、オオユレ

2024年02月29日 | 日記

令和6年のお正月から、日本海側でオオユレの災害があったが、今日は房総が揺れた。

記憶にある限りでの大災害、『房総東方沖地震』『東日本大震災』当時の揺れではないものの、「数時間おきにかなり強い、老人性めまいか!」ってくらいの揺れが起きている。(笑)

地震、やばい!

昔から、怖いものの例えは、『地震、雷、火事、親父』

よくいったもんだである。

地震=地球の息吹。

昭和の子供ころのSFアニメの世界を振り返ると、『ドラエモンのどこでもドア』時代以前のものは、今、ジジイになってほんとになったと思う。

「流星号と呼べばくる乗り物」

今は、スマホで言語入力でタクシーも呼べる。
これって、それに近い。

空飛ぶ車、これも現実になってきていて、それを目指す動きが強い。

そんなことを考えていると、小説『日本沈没』も、現実になるかもしれないと思ったりする。

人の思い(小説)を支持してくれる圧倒的多数の読者がいれば、それはいずれはその方向にゆく。

それが『人』の社会なのかも、と思う。

『日本沈没』が現実となった時、房総はいっと先に水没する。
これは、小説の世界ではなく、たぶん、科学的にもそうなんだろう。

で、今の自分の覚悟はっていうと、子たち、今後の可能性のある人たちには残せすものは残して、この地球というか、宇宙というか、そんなご先祖様たちから与えられた『今』が『自分の舞台』

あと、長くても20数年、最短次の瞬間という現実を自覚するようになった今、生まれ育った、今までの時間、原風景を離れることはできない。
一緒に沈みたい。

沈没ってなっても、たぶん、避難はしない迷惑ジイサンになるんだろうなぁ。

僕らの地球号

おらが房州

大事にしなくちゃ。

僕らの地球号乗員の、一人ひとりの、日々の積み重ねだと思う。

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「なるほどなぁ」と、家計の負担感を実感

2024年02月08日 | 日記

日本経済新聞のWebニュースで、『23年の実質賃金2.5%減、2年連続減 90年以降で最低水準』という記事を読んで、Google先生にもう少し詳しく聞いてみた。

すると、内閣府の『第2-1-5図 一人当たり名目賃金・実質賃金の推移』(https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je22/h06_hz020105.html)というデータを発見。

1991年を100とした指数で、「この20年間、みごとな横ばい」(TOT)

に加え、2年連続減ということらしい。

ここ数年、じわじわと物価高が進み、収入はいっこうに増えないから、わが家の家計簿も、じわじわ右肩上がりで、「おらの、明るい老後はどこにあるんだろう」と不安感。

預貯金を切り崩して、とまではいかないけれど、月半分ほど働いているシルバーバイトの収入は、まさに焼け石に水!

「じゅっ!」て感じで無くなっていく。

この切実な生活感は、内閣府のグラフなど眺めると、「なるほどなぁ」という、家計の実感に変わった。

お上(内閣府)は、こういうことをきちんと把握しているのに、制度、仕組みを変えようとする気はないようで、国会では、政治家が「賃上げ」の議論を盛んにしている。

「最賃」は、国の施策の中で変わるけれど、自由主義経済の日本では、社会全体の「賃上げ」は、各経営者が判断し、行うもの。

国会での政治家先生のお話を聞いていると、日本はいつから『赤い旗の国』のように、統制経済とか、計画経済になったんだろうと不思議に思う。

国の施策としてできるのは、『異次元の賃上げ』ではなく、減税であったり、社会保険料の引き下げによって、企業を含む国民生活を下支えする、仕組みの見直しでは?
お上が召し上げていた分は、経営者や個人の手元に残り、これが賃上げになっていくのでは?

と思ったりするのだけれど、お上は、まだまだ庶民から召しあげようと考えているよう。(笑)

これでは、零細、個人企業でのシルバーバイトのお給料が上がることはまずないし、少し上がったところで、大企業などの賃上げを転嫁する物価高の進みの方が早くて、追いつかない。

今のお上、なんだかやっている方向性が逆のよう。

物流問題にしても、時間規制をして働けないようにしてどうするんだろう。

人手不足なのならば、もっと一人がたくさん働けるような環境にして、給料を稼げる仕組みを作る。

タクシーなども、変な制度を入れるより、もっと台数を減らして、ネット技術なども活用して、ひとりが稼げる金額を多くする。

その方が、働きたいという人が増えるのでは、と思ったりする。

たくさんお金を稼げるところには、人が集まる。

難しい問題もたくさんあるんだろうけれど、そういうのが理屈だと思う。

今のお上、なんだかやっている方向性が逆のよう、と感じるのは私だけ?

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