まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

人はどうして自ら人らしさを失う方向へ進むのか

2015年07月29日 | 日記

ハウステンボスの『変なホテル』や大手銀行での人型ロボットの導入が話題になっています。

人工知能の技術革新も進み、ロボットが人を認識したり、会話をしたり、将棋の世界ではプロ棋士と対等に勝負したりするようになってきたのには驚かされます。

ロボットの技術も、子供の頃夢中になってみていた、リモコンで操る『鉄人28号』や人が乗りこんで操作する『ガンダム』のレベルから、人同様、自分で考え、自分で動く『鉄腕アトム』『ドラえもん』に近づきつつあるようです。

アトムやドラえもんは、人間と共存し、人を助ける理想的なロボットの姿ですが、人工知能を扱ったアニメや映画には、例えば『火の鳥 未来編』のように人間社会を支配してしまったり、『マトリックス』『ターミネーター』のように、人間を敵視してしまうようなものもあります。

それは、SFの世界、考え過ぎだよ、と言われそうですが、テレビ等でみる人型ロボットは、半世紀前の子供のころ、まったくのマンガの世界にあった映像です。そんなマンガの世界が今着々と現実になってきています。

あと半世紀したら、今、話題性として捉えられている人型ロボットが、受付けや介護・医療、清掃等の職場の主流となり、人の職場を奪っているかもしれません。

一部の尖鋭化した知的能力の高い人間と、人工知能がその他を支配している、そんな世界も絶対にないとは言えなくなってきたように思うんです。

iPS細胞から、人の精子・卵子を作りだせることが現実味を帯びてきたというニュースも流れています。無機質に人の命を作り出す実験をしているわけではないことは分かりますが、この技術が確立されたとき、使い方を間違えれば、人の命は、物と同じように、生産とか栽培できるものに変わってしまうかもしれません。これも、どこかでみたSFの世界ですね。

こういう最先端の技術は、明るい未来を感じさせる面もありますが、一面にものすごい暗黒面をもっていると感じます。

機械は、無限に近い過去、現在の事実を正確に記憶し情報処理はできますが、人が日常生きるのに、遠すぎる過去の事も、必要以上の日常データも必要ありません。

機械とちがい、人は、忘れること(なかったこと)にするができます。まあ、いっかという、曖昧な行動もとれます。過去・現在のことはきれいさっぱり水に流し、未来志向で生きて行く(行こうとする)こともできます。このあたりが人らしい術で、大切なのではないかと思います。

できないこと、どうにもならないことはたくさんあります。でも、それはそれとしてしっかり受けて止めて、泣いたり笑ったり、悲しんだり喜んだり、辛い辛い思いを乗り越えながら、それでも、自分なりの小さな幸せを感じて生きて行くのがいいんじゃないかなぁ。

行き過ぎた技術の実用化は、人間にとって、幸せなのか、不幸なのか・・・

以前『貧乏な人の定義』というタイトルでウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ氏の演説について書いたことがありましたが、ほどほど便利な所で止めておくのが人にとっては幸せなのではないかと思ったりします。

富士通が廃業した半導体工場で、半導体の管理技術を農業に活かし『富士通の野菜』をつくり始めたという話を聞きました。軌道に乗ったら、リストラした人たちにもどって来てもらって、また一緒に働生きたいと頑張っているようです。進んだ技術でも、こういう活かし方はいいんじゃないかと思いますね。

 

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清涼飲料水も尿酸値をあげるらしい

2015年07月28日 | 不健康な日々

発作の経過診断と1週間前に採血した検査結果を聞きにクリニックを訪ねました。

尿酸値は7.9、中性脂肪も高めとのことで、生活指導と来週から服用する薬をだしてもらいました。

発作が起きてから、降圧剤も尿酸を下げる薬も中止していたので、降圧剤も処方してもらい必要があるかもと考え、血圧測定をしてもらったところ、127-76。
血圧の方は、薬を飲まなくても大丈夫なようです。これからは、本格的に朝の体重測定、血圧測定を習慣化していこうと思います。

生活習慣についていろいろ話している内に、清涼飲料は飲む?という話になりました。水分をとらなくちゃと思い、スポーツ飲料を始め清涼飲料はかなり飲む方です。特に、春先から秋にかけては汗もかくので、イオンサプライ、体にいいと思って飲んでいました。

尿酸値を上がる原因は、アルコールとそれに付随した食事(つまみ)という認識が強かったのですが、清涼飲料に含まれる果糖も尿酸値をあげたり、中性脂肪を増やす原因になるという話をしてくれました。

もちろん、清涼飲料もアルコール同様少しだけ飲むのであれば、悪い飲みものではないですが、振り返ると結構飲んでいます。夏場は、仕事の休憩時間ごとにスポーツ飲料500ccをあけてしまうことが多いので、一日では2Lくらい飲んでいるときもあるかも(笑)

春から秋にかけて尿酸値が高くなる傾向があり、発作もほとんどこの時期に起こっています。果糖との因果関係ははっきりしませんが、たくさん飲んでいる時期とかさなるだけに、この夏からは薄い食塩水に切り替えて注意して行きたいと思っています。

発作の方は収束しつつあり、歩くのに支障はなくなりましたが、鈍痛が続いています。あと1週間様子をみて、来週から尿酸を下げる薬を再開です。

 これから、外でズッキーニ、キュウリなど夏野菜のツルなどを整理します。
さっそく、食塩水作りに挑戦です。食塩もあまりとりすぎると血圧が上がってしまう。なかなか難しいですね。

 

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最低賃金アップ、賛成! だけど・・・

2015年07月26日 | 日記

「首相、経済財政諮問会議で、最低賃金大幅アップを指示」
数日前、こんな記事を読みました。

いいじゃないですか!どんどんやってください!
最賃時給20円上げて、雇用者全体で700~900億円らしいです。国立競技場関連の某氏ではないですが、900億円くらいたいした額ではない(笑)

最低賃金付近の時給で働いている人は週3~4日くらいのパートが多いと思います。8時間雇用でも、このくらいだと扶養でいられます。月契約にすると100時間くらいですので、20円上がっても月2000円のアップ。個々にすれば、毎日休憩時間に我慢していた自販機の飲料を飲めるか、水で我慢するか(笑)(悲惨な話になってきました)、そんな世界の話です。

底辺で暮らす一人として、このところの現実は、物価高、社会保障への負担増、将来の年金の削減、金利安など厳しい話しばかりです。
この春闘は、トヨタさんはじめ、景気のいい話が多かったですが、あたしの時給は改定なし。常用の社員の人もいくらも上がっていないようです。
まあ、使ってくれるだけありがたいという程度のバイトなので、家計負担が大きかった頃のような切迫感はないのですが、お金を使おうという気にはぜんぜんなりませんね。

時給が安いのは、単に経営者が渋っているというところもあるんでしょうが、収益性が悪く、ほんとうに厳しいところも多いのだと思います。
最低賃金アップは、底辺の生活を少し潤してくれますが、底をあげるということは、その会社全体の賃金を見直すことになってくるわけで、収益性が厳しい会社での負担増は平均値でみる以上に大きな話だと思います。
地方で、下請け、孫請け、曾孫請けのような中でも地道にがんばっている小さな会社への弱いものいじめになってしまうかもしれません。会社が廃業してしまっては、最低賃金すらも得られません。

だから、どっかの党のように、弱い者いじめは止めろ!大企業は内部留保を吐き出せ!大企業の法人税をあげろ!ということになるんでしょうが、大企業にも頑張ってもらわなくちゃ日本丸撃沈。難しい世の中ですね。

 お金持ちの人たちは、自ら働かずして優良企業の株の配当や売買で経済活動の恩恵を得られるのでしょうが、大した欲もなく、必要以上のお金もなく、労働しか能ない人間には生きにくい世の中だと思います。
自分の分の中で汗を流して真面目に働くのがバカらしいと思う世の中じゃいかんですよね。

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育休、どんどんあげればいいのに

2015年07月25日 | 日記

新聞をながめていたら、「厚生労働省の研究会は、育児休暇の対象を里親にも広げる方向を打ち出した」(24日読売)なんてことが書いてあり、ちょっと違和感がありました。その記事にのっていた調査では、休暇の対象が「法律上の子のみ」という企業が約6割。孫まで認めるとした企業は、たったの0.7%しかない。

少子高齢化社会の到来ははっきりしているわけで、それを前に、子供を産みなさい、育てなさいといっている国の方針とかけ離れています。これじゃいかんですよね。

景気が良くなってきている、給料は上がってきているとはいわれていますが、社会の上部の話で、平均値のような気がします。
不安定な雇用の中で、共働きでなんとかという人たちは、子供ができたら育児時間がとられ、仕事を続けられず、子供に恵まれ幸せなはずの生活が、子育て貧乏です。そう考えたら、きっと子供をつくらないでしょう。
独身の人は、一人でいるのが一番身軽なわけで、結婚もしない。これが現実なんではないでしょうか。

法律上とか、難しい言葉の分類は、よく分かりませんが、どんな形であれ、生まれた子供たちは、自分の意志で生まれてきたわけではないのに、これからを生きていかなければならない。そして、その子たちが社会を背負ってくれることは間違いない。大人は、直接の育児や税金を通じた間接的な育児で、子供全体を育てなければいけないと思うんです。

その中でも、自分たちが直接子供を引き取って育んでいこうという里親は、制度的にはむしろ優遇されるべきで、実の親子関係より不利益なのはどう考えてもおかしい。

どんな形であれ、養育関係を客観的に証明できれば、子育ての時間、育休をどんどん取れるようにしてあげたらいいんじゃないでしょうかね。

戸籍上の形が整っているだけが親子じゃないし、血縁があるだけが親子じゃない。喜怒哀楽を共有した時間、お互いを思いやった時間が親子関係をつくるのではないかと最近思います。

お金をばらまいて、さあ、子供をたくさん産んでくださいというのもひとつの方法ではあると思いますが、経済的に苦しくても、小さい子にとっては、親、おじいちゃん、おばあちゃんと過ごした時間はかけがえがない豊かさだと思うんです。

経験から言って、子育ては、どんどん悪くなっていく老人介護と違い、特別なケースを除けば、ほんとうに手(時間)がかかる期間は、そう長くはありません。その他の時間は、まわりが直接手を貸さなくても、環境の中で子供たちは育っていきます。この時必要なのが必要最低限のお金ですね。
時間がかかるときは、たっぷり時間を、お金がかかるときは、補助をばらまくのもいいですが、親も子もしっかり働いて稼げような仕組みを作る。これがいいと思うんですが。

わが子世代のためにも、子育ては社会全体の仕事という意識が育って、子育てと仕事が両立できる社会がくるといいなぁと思います。
って、うちの子たち、いつ結婚するんだろう??
まあ、それぞれだからいいけど・・・

バイト先の責任者から昨夕連絡があって、暑いから明日もやすんじゃったら!?ということだったので、今日もバイトは休みにしました。
カミさんは、工事の立ち合いとかで出勤なので、熱さで弱っているワンコとジーで留守番です。
庭先の灌水や開墾した畑に除草剤をまいたりしながら、ちょっとずつ体の慣らしですね。
ホースでワンコに水かけたら喜ぶかな?

そろそろ梅の土用干しもしなくちゃなぁ。

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リバウンド王の再チャレンジ

2015年07月24日 | 不健康な日々

まだ歩くと痛みはあるものの、痛くて足がつけないという状態からはようやく脱し、つかまり立ちしなくても、移動できるようになってきました。

先月の発作は、昨秋早期退職して以降初めての発症でした。退職して自由人になった当初は、時間を持て余し、気持ちが萎えていた時期もあったのですが、その後は、歩くことも苦にならなくなり、体重は4~5Kg減り、血圧、LDL、中性脂肪も下がり、ときどき出ていた不整脈もなくなり、体調は良く、健康になったなぁ、と油断していたところがありました。

痛風との付き合いは長く、ドクターから指導されたり、自分で勉強した知識はたくさんもっているのですが、特に、早期退職前の10年間くらいは、つらい中にも、仕事が面白かったこともあり、薬にたより、痛くなければいいやで過ごしてきてしまいました。その結果、尿路結石の救急搬送を含め、痛い日々をたくさん経験しました。

高血圧と高尿酸血症を併発していると、心筋梗塞や脳血管障害の発症率が高くなる。血圧を下げる降圧薬の中には尿酸値を高くするものもあるようです。このあたりの薬の話になると、専門的でよく分かりませんが、要は、高血圧と高尿酸血症の併発はたいへんありがちだけれども、治療する上では、悪い方に相乗する組合せということのようです。

今の状態は、まさしくこの状態なわけですが、早期退職後の300日を振り返ると、どうも、高血圧の方は体重を下げれば医療のお世話にならなくてもコントロールできそうな手応えがあります。

今回の発作を機に、もう一度?(もうなんどやったかわかりませんが(-_-;))、『リバウンド王の再チャレンジ』をしてみることにしました。

長~い時間軸で体重を振り返ると、20歳頃は60Kg(活動盛ん期)前後、20歳半ば~30歳半ば、最高88Kg(パンパン、暴飲暴食期)。40歳代半ばまで70~75Kg(健康志向多少あり期)で、その後は80Kg(健康投げやり期)を往ったり来たり。この300日で約5Kg自然減で、現在は、75Kgくらいになっています。
40歳代半ばまでは、血圧の治療を受けていなかったので、そのころの体重に戻せれば、大丈夫かな?ということで、あと5Kg減を目標にすることにしました。

ダイエットを何度もしてはリバウンドしていますが、体重を減らすコツというかポイントは分かっています。今の自由人生活であれば、ストレスもすくないし、時間もたくさんあるので、カロリー制限し、しっかり運動すれば5Kgは1~2ヵ月で落とせます。
でも、こういう非日常的な方法では、たぶんまたすぐリバウンドしてしまいそうです。生活習慣をゆっくり変えて、固定化していかないとダメですよね。
この歳になって、『ダイエット、やせなきゃ』と力んで毎日過ごすのも暑苦しいし、できるだけ自然体がいい。

体重を定期的に計るということは、ダイエットの基本中の基本ですが、今はこの習慣すらありません。現在の体重も、実はさっき計ったものです。
いつもの行動パターンを大きく変えても、定番の『三日坊主』。自分が面倒に感じない程度の変化がよさそうです。
この300日、万歩計をつけ、毎日歩数を記録して楽しんだり、反省したりしてきたように、朝起きたら、毎日体重測定をしてみるところから気楽に始めてみることにしました。

記録方法は、昭和人らしく、手書きのグラフ用紙(マッシュルームソフトさん提供)に鉛筆で記入し、持ち歩いているスケジュール手帳に入れておくことに。
食べ過ぎ、飲み過ぎは、体重にすぐにでるので、体重を計る習慣が上手くつけば、飲食の方へ意識がいきます。運動の方は、この痛みが治まって、尿酸値の服薬コントロールが始まったら、またウォーキングを再開したいと思っています。
こんな生活で、半年から1年後には、5Kgくらいは落ちているのではないか、との皮算用です。

バスケットボールのリバウンド王ならかっこいいですが、ダイエットのリバウンド王では、自慢にならないし、体への負担が大きいです。今回で返上できればいいなぁと思っています。

明日はバイトのシフトが入っているので、なんとか出たいなぁ。
あまり休むとまたバイト探しもしなくちゃならなくなるし・・・
健康で、自分用が足せる。当たり前なことですが、とてもありがたいことですね。

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