まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

段ボールコンポストと虫

2017年10月02日 | 段ボールコンポスト
お正月から投入を始めた段ボールコンポスト2017も終盤になってきた。
 
基材がだいぶ湿ってきたので、そろそろ終わりかな、と思いつつ毎日の生ごみを投入してかき混ぜている。
 
今年は七月にアメリカミズアブ(通称:便所バチ)の幼虫が入ってしまい、殺虫剤を使ったり、米糠を使い発酵熱を上がて(60℃くらいで死滅するらしい)みたり、ゴミの投入をいったん中止したりと試みてみたが、完全に駆除はできなかった。
 
そうこうしているうち、朝夕の気温がぐっと下がってきたら、自然と姿が減ってた。
 
アメリカミズアブの幼虫は、見た目グロイし、大量にうごめくので、勢い壊滅を図りたくなるのだが、今朝のNHKラジオ R1で、シンガポールでは大量に出る生ごみの有機肥料化を図る過程でこのアメリカミズアブの幼虫を使ってという話題が流れていた。
食欲旺盛で、有機肥料化にはかなり効果が期待できるような話だった。
 
アメリカミズアブは、基本、人間には無害で、ハエの仲間なので人を刺したりはしない。
幼虫は暗い所が好きなようで、段ボールの中にはたくさんいても外で這い出して来ることはなかった。(箱の蓋をあけると成虫が飛び立っていく姿はあったが)
 
段ボールコンポストの場合、発生してしまったらあまり毛嫌いはせず(嫌いな人は仕方がないが)、生ごみの投入をしばらくやめて放置しておけばいいし、虫を気にしなければそのまま使い続ければいいのではないかと感じた。
 
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<今日は何の日>
1855(安政2)年の今日、夜亥刻(22時ごろ)、安政の大地震(江戸直下型 M6.9)が発生しました。
死者4300人に上ったとのこと。
 
今の東京で起きたら、どれだけ大きな被害になるのでしょうか。
子供が二人都会に暮らしているので心配です。
 
ちなみに、この安政年間、元年にペリーがやってきて日本が開国、社会体制が大きく変わりはじめました。
国内事情では、全国で大きな地震が続き、巨大台風の関東直撃、インフルエンザの大流行、コレラの大流行(死者10万人とも2)、安政の大麻疹(はしか大流行)など、元号の字面とは逆に、大混乱であったようです。
社会が混迷しているとき天災も続くんですかね。
 
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今シーズン2回目の発酵促進

2017年06月07日 | 段ボールコンポスト
段ボールコンポストは順調だが、菜園の野菜が少しずつ収穫できるようになり、野菜くずなどの生ごみも増えて基材が少し湿りぎみなので、今シーズン2回目の米糠を投入して発酵を促進した。

今朝生ごみを入れながらかき混ぜた時は、棒温度計は60℃オーバーで、湯気がもうもう。
醸し力、自然の力はほんとすごい。

おおっと、ひとり感動!

段ボールも基材(ピートモスやもみ殻燻炭など)も自然素材だし、糠はお米の精米時に持ち帰れる。
薬剤も電気動力も使わず、生ごみは無駄なく土にかえり、新たな生の糧になる。

ときどきは”お休み”もあるけれど、毎日かき混ぜるという行為は、自然に働きかけ分け前を分けてもらう”お百姓さん”のようでなんだか楽しい。
自分も自然の一部なんだと思う。

当たり前にある空気も水も、糧をくれる今日様も土も、生きている間の借り物。

なにも返せないけれど、自然はありがたいなぁと思う。


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今朝の段ボールコンポスト

2017年05月31日 | 段ボールコンポスト
段ボールコンポスト2号機(2016年12月設置)を使いはじめ、約半年が経過した。

今朝もかき混ぜて生ごみを入れたが、気温が上がってきていることもあり順調に醸してくれている。
 
 
撹拌しているときに砕いているだけなのかもしれないが、卵の殻、魚骨、鶏肉の骨なども時間が経つと小さくなっている。

臭いも気にならないレベル。今回は大量の虫の発生もない。
順調に推移。
 
段ボールコンポストに興味を持った際、ミミズを使ったコンポストも検討したが、毎日ゴミを入れる際にかき混ぜるだけでいい段ボールコンポストが、”適当な性格”の私には正解だったようだ。
ミミズコンポストだったらきっと管理が悪くてミミズみな家出してしまっていたんだろうぁ(笑)。

毎朝生ゴミがどんどん減量化していく様子をみるのも楽しみだ。
美味しい漬け物ができるように糠味噌をかき混ぜる気持ちって、こんなんなのだろうか。

1号機は、ほぼ1年間使った。
さて今回はどこまでもつか?
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啓蟄

2017年03月04日 | 段ボールコンポスト
今朝段ボールコンポストに生ごみを入れに行ったら、コバエが数匹飛んできていました。
暦をみたら、明日は啓蟄。
寒い間どこかの隅で越冬したハエが動き出したようです。

日常使っている太陽暦は現代社会には合理的なのでしょうが、農作業などの家事を中心とした生活をおくるようになったら 、旧歴の二十四節気というものが、ずいぶんと生活の目安になり、役に立つと感じます。
 
啓蟄が過ぎれば、じきに春彼岸。寒さもそのあたりまで。趣味道楽の菜園も忙しくなります。
 
温かくなって段ボールコンポストにも、ハエなどがたくさん飛んでくるのももうすぐです。
 
そろそろ『ハエとりの翁2017計画』に向けて、大型のペットボトルの確保もしなくては。
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糠の力

2017年02月04日 | 段ボールコンポスト
12月に更新した段ボールコンポスト2号機に、ひとつき野菜くずなどの生ごみを投入してきましたが、気温が低いため分解が進みません。
 
毎朝かき混ぜるとき確認している基材の温度は、ほぼ外気温。寒い朝は、零度前後だったりします。
 
それでも、房総は温暖ですので、日中の気温は上がります。その温度で、基材表面にカビ状のものができている時があります。
おっ、醸されてる(^^)/。
 
精米をしたので、糠が手に入りました。
最近はコイン精米機で、糠の持ち帰り自由がという所が増えたので有り難いですね。
 
この糠たっぷりと庭先農園の土少しを2号機に投入。1号機の経験から発酵が進むことを期待してですが、効果てきめんです(^^)/。
 
投入して2日目、外気温は零度前後でしたが、段ボールの蓋を開けたら、湯気が立ってる(^^)/。基材の温度は、50℃くらいありました。
 
翌日は、外気温+20度くらいになりましたが、これで野菜くずなどの固形物はだいぶ小さくなりました。糠パワーは凄いですね。漬物の基材にもなるし、菜園にまけば土に力をくれます。
 
1号機の経過観察で、一年中高い温度で発酵しているわけではないということがわかりました。固形物が多いときや虫が発生した時、糠や油分を加えて温度を上げるとよいようです。
 
段ボールコンポスト2号機、まずまず好調です。
 
 
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