まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

関東ふれあいの道(千葉15)ひとりウォーク

2017年07月20日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク

関東ふれあいの道(千葉15)九十九里の砂をふみしめて歩くみちは、JR外房線東浪見(とらみ)駅を起点に、九十九里浜の終端東浪見海岸に出て砂浜の道を太東埼迄進み、太東海浜植物群落を経て、JR外房線長者町(ちょうじゃまち)駅に至る、11.8kmのコースである。
 
この周辺は、2015年03月に『房総駅間ひとりウォーク(JR上総一ノ宮~JR太東(たいとう)駅 営業キロ6.3Km)』で歩いたことがある。

今回は、この時期、国指定天然記念物の太東海浜植物群落のスカシユリが満開になるというので、近くにあるのに案外知らない景観を楽しみに計画した。
 
出発点のJR東浪見駅周辺は、安全に車を停めておける場所がない。

しいて言えば、千葉14の軍荼利山下の空き地であればトラブルの問題はないかもしれないけれど、駅までは少し歩く。
 
今回も、最寄り駅の安い時間貸しの駐車場に車を停めて、JRで東浪見駅に降り立った。
 

駅前の道標に沿って国道128号の交差点まで進んだが、???。
道標なし。
 
以前車で東浪見海岸に行ったとき、入り口にふれあいのみちの道標があったような記憶があるので、東浪見小学校から海岸におりる農道まで戻って海岸に出た。
 
ふれあいのみち道標発見!
 
が、東浪見海岸入り口は封鎖状態。

千葉県のマップにも「通行不可」となっているので、海岸と並行しいる車道の歩道をてくてく歩く。
 
サーファーたちが浜に降りて行っていたので、サーファーみちを通って浜に出見ると、たくさんの人が普通に海に入っていた。
 
工事もしていないし、なんで、通行不可なんだい?

久々に見た東浪見の浜は、浸食対策のテトラの間に砂浜がある、かなり痛々しい風景だった。

 

2020年東京オリンピックのサーフィンの会場に決まった東浪見釣海岸は、きれいに整備されていた。
 

ここは、上総一宮玉前神社の御神体、玉依姫命がこの地から海から上がったという伝説の地。

太古の昔から、そして今でも、秋には近隣の上総十二社の神輿が集まって盛大に汐ふみは行われている。
ほんと、諸行無常だなぁ。

長い時間のスパンでみれば、開発は一瞬だけれど、自然の力で綿々と刻んできた景観はそれにより永久に失われてしまう。後に続く開発を計画して欲しいと思った。

ここまで書いてきてお分かりのように、このコース、今現在は”砂をふみしめて歩く”ことはできない。
 
太東漁港先から雀島へ行くコースも、少し国道を歩く迂回コースになっている。
適切な道標もみあたらず、ここもわかりずらい。
 

国道を進み、ピンクのマンションが見えたので、”当たらずと言えど遠からず”海沿いの道に出られるだろうと、当てずっぽうで歩いたら、ふれあいのみちのコースに戻ることができた。


今回のチェックポイントに到着。

 
チェックポイント前の景観は最高で、しばし感激。
 
この辺りまでくると道標はよく整備され、太東埼を目指しながら、”みなさんのお庭の草花、花木”を楽しみながらウォーキングを楽しめた。
 
灯台は今回はパス。
海浜植物群を目指した。


灯台下の湖畔に自生していたカンナは、黄、赤が混色していて、最高に綺麗だった。

さて、次はスカシユリ!

 
猛暑の舗装路を歩いた先あったものは、立ち入り禁止!
がぁ~~ん。

ここも東浪見海岸同様、工事をしているふうはない。
諦めきれず、ちょろっと中に2~30m入ったら、「おお、咲いてる!」
 

ここ、歩きたかったなぁ、とは思うものの、まあ、仕方がない。
 
私の知っているここは、もっと浜があった。
 
もう、40年近く前になるけれど、バイトで買ったおんぼろの軽四で、この時期だったと思うけれど、ここに来た。

浜にはオレンジの花が咲き、おんぼろの軽四を十分入れられるスペースがあり、その先に遊歩道のようなものがあったように思う。
 

今は海浜植物群落のすぐ近くまで浜はかなり削られていた。
 
あと半世紀もすれば、海浜植物群落の浜もなくなっているかも。
まあ、それも仕方がないが、その前に、自分が終わってるか(笑)!
 
道標に沿って、夷隅川にかかる江東橋を渡り、ゴールのJR長者町駅に着いた。
 

コース名:千葉15 九十九里の砂をふみしめて歩くみち
スタート JR外房線 東浪見駅
ゴール  JR外房線 長者町駅  11.8km
 
実際に歩いた日 2017年7月19日(水)
本日の歩数 21,770歩
 
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1969(昭和44)年の今日、アポロ11号は、月面に軟着陸しました。
 
生きるって、ほんと、夢幻のごとしですね。
 
 
 
 
コメント
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