戦後昭和18年生まれの私の子供時代は、今では想像できないぐらい日本は非常に貧しい時代でした。私の家などましなほうでしたが、それでも子供心にも家の生活の苦しさがいつも気にかかっていました。そういう中で両親特に母親は、身を削って、沢山の子供を食べさし、学校に行かせ、衣服も着せていたのですね。電気製品は全くありませんから、掃除・洗濯・炊事・繕いは皆手仕事、買い物は遠くまで歩いて、・・・・想像を絶する大変さだったのです。母親は朝は4時起き、ご飯は最後の残り物で、ご飯がない時は自分は食べない、朝から晩まで仕事仕事、夫や姑からはどなられ、夜も夜なべというのが当時の母親の姿でした。
そういう当時の親や先生や先輩の言うことはやはり重みがありましたね。
しかし現代は全く正反対で、楽にどっぷり浸かり、苦るしいことや面倒なことは全て避け、だらしない母親がいつも文句ばかり言う、父親は会社で働き蜂、たまの休みは家でごろごろ、こんな親を誰が尊敬しますか?現代の親の言うことの重みなんて全然ありません。
親に限らず先生も政治家も経営者も皆重みがなくなりました。何だかんだ言っても効き目はゼロかむしろマイナスや反発に作用してしまうのです。世も末ですね。
世の中が豊かで便利になると、生み出された膨大な暇を無駄使いすることになるのです。人間は、暇ができると、酒や肉や贅沢な菓子を喰らい、ブクブクと太り、見かけもだらしなくなります。そんな現代の人の言うことに重みがあるはずがありませんね。むしろ親や先生や政治家や経営者に説教しなくてはならないそういう時代なんです。
「暇ができても、暇を有効に使うなんてことはなく、その暇をつぶす」なんて無駄なことをやり始める、一体全体なんのために、必死になって暇を追い求めてきたのか?暇が人間を堕落させてきたのですね。その堕落が子供や孫に伝承されていく。「親やご先祖様が有難い」なんて時代は、過去のものになりつつあるのです。
親が自らなすべきこと/子供に教えるべきことは、【強く・清く・貧しく・美しく・真剣に・真面目に】生きることですよ。
そうしないと親であって親ではなくなってしまう運命です。先生も政治家も社長も同様ですね。
昔、親からよく言われたことは、
①きちんとお座りなさい
②ご飯つぶ残したら目がつぶれますよ
③人様に恥ずかしいことしたらいけませんよ
④人様の迷惑になるようなことしたらいけませんよ
⑤弱い者苛めしたらいけませんよ
⑥無駄使いをしたらいけませんよ
⑦食べてすぐ寝たら牛になりますよ
⑧遊びに行く前に宿題やっておくんですよ
⑨悪いことしたら罰が当たりますよ
⑩嘘は泥棒の始まりですよよ
⑪汚い言葉使ったらいけませんよ
⑫上向いたらきりがない、世の中、下には下がいるんですよ
⑬負けるが勝ちですよ
⑭お小遣い貯金しなさいよ
⑮夜は早く寝なさいよ
⑯人が嫌がることをしてはいけませんよ
⑰ご先祖様に申し訳できないことしたらいけませんよ
⑱先生のいうことよく聴くんですよ
⑲悪いことしたら、きちんと謝るんですよ
⑳誰が見ていなくても、お天道(てんとう)様がみていますよ
21悪いことばかりしていると、地獄の閻魔様に舌切られますよ
22油断大敵、火がぼうぼう
23もったいないことしてはいけませんよ
24きちんとご挨拶するんですよ
25兄弟喧嘩するんじゃありませんよ
26我がまま言ってはいけませんよ
27よく噛んで食べるんですよ
28ご飯は最後お茶で洗いながら飲むんですよ
29お父さんが座るまで食べてはいけませんよ
30寝る時、服は枕元にきちんとたたむんですよ
このような昔の親の言葉は今でも有意義なことばかりですが、このような親の言葉は、主に貧しい不便な時代のものであって、現代は豊で便利な時代になったために、逆に大事なものが欠けていったようですね。
現代でも大切なことは「足るを知る」「欲張ってはいけない」「楽してはいけない」等ですかね。それらも含めて現代の親が自らも心がけ、子供にも言うべき言葉は、次のようなことになりますかね。昔は、こんなこと言う必要が全くなかったですからね。しかし現代は豊かで便利すぎますから、親自身が心がけ、親が子に言う言葉も少し変える必要がありそうです。
①欲ばってはいけませんよ
②足るを知るのですよ
③楽してはいけませんよ
④豊かさや便利さを遠ざけなさいよ
⑤わが道を行きなさいよ
⑥汗流しなさいよ
⑦自分でやるんですよ
⑧皆仲良くするんですよ
⑨ごみ減らしなさいよ
⑩物を節約しなさいよ
⑪食べ物大事にするんですよ
⑫贅沢するんじゃありませんよ
大事なことは、こういうことを言う親がまずこういうことをきちんとできて、模範的であることですね。躾とは自らしつけることが先です。
貧しい・不便な時代の親のあるべき姿がある一方、豊かで便利な時代の親のあるべき姿があるのです。
「豊かで便利だからだらしない親でよい」は大間違い大いに反省して下さい。親の役目は
1)子供を作ること
2)正しい親の生き様を子供に伝えること
ところがどうですか?現代はこの重要な2つが全くできていません。
村上和隆の人生
そういう当時の親や先生や先輩の言うことはやはり重みがありましたね。
しかし現代は全く正反対で、楽にどっぷり浸かり、苦るしいことや面倒なことは全て避け、だらしない母親がいつも文句ばかり言う、父親は会社で働き蜂、たまの休みは家でごろごろ、こんな親を誰が尊敬しますか?現代の親の言うことの重みなんて全然ありません。
親に限らず先生も政治家も経営者も皆重みがなくなりました。何だかんだ言っても効き目はゼロかむしろマイナスや反発に作用してしまうのです。世も末ですね。
世の中が豊かで便利になると、生み出された膨大な暇を無駄使いすることになるのです。人間は、暇ができると、酒や肉や贅沢な菓子を喰らい、ブクブクと太り、見かけもだらしなくなります。そんな現代の人の言うことに重みがあるはずがありませんね。むしろ親や先生や政治家や経営者に説教しなくてはならないそういう時代なんです。
「暇ができても、暇を有効に使うなんてことはなく、その暇をつぶす」なんて無駄なことをやり始める、一体全体なんのために、必死になって暇を追い求めてきたのか?暇が人間を堕落させてきたのですね。その堕落が子供や孫に伝承されていく。「親やご先祖様が有難い」なんて時代は、過去のものになりつつあるのです。
親が自らなすべきこと/子供に教えるべきことは、【強く・清く・貧しく・美しく・真剣に・真面目に】生きることですよ。
そうしないと親であって親ではなくなってしまう運命です。先生も政治家も社長も同様ですね。
昔、親からよく言われたことは、
①きちんとお座りなさい
②ご飯つぶ残したら目がつぶれますよ
③人様に恥ずかしいことしたらいけませんよ
④人様の迷惑になるようなことしたらいけませんよ
⑤弱い者苛めしたらいけませんよ
⑥無駄使いをしたらいけませんよ
⑦食べてすぐ寝たら牛になりますよ
⑧遊びに行く前に宿題やっておくんですよ
⑨悪いことしたら罰が当たりますよ
⑩嘘は泥棒の始まりですよよ
⑪汚い言葉使ったらいけませんよ
⑫上向いたらきりがない、世の中、下には下がいるんですよ
⑬負けるが勝ちですよ
⑭お小遣い貯金しなさいよ
⑮夜は早く寝なさいよ
⑯人が嫌がることをしてはいけませんよ
⑰ご先祖様に申し訳できないことしたらいけませんよ
⑱先生のいうことよく聴くんですよ
⑲悪いことしたら、きちんと謝るんですよ
⑳誰が見ていなくても、お天道(てんとう)様がみていますよ
21悪いことばかりしていると、地獄の閻魔様に舌切られますよ
22油断大敵、火がぼうぼう
23もったいないことしてはいけませんよ
24きちんとご挨拶するんですよ
25兄弟喧嘩するんじゃありませんよ
26我がまま言ってはいけませんよ
27よく噛んで食べるんですよ
28ご飯は最後お茶で洗いながら飲むんですよ
29お父さんが座るまで食べてはいけませんよ
30寝る時、服は枕元にきちんとたたむんですよ
このような昔の親の言葉は今でも有意義なことばかりですが、このような親の言葉は、主に貧しい不便な時代のものであって、現代は豊で便利な時代になったために、逆に大事なものが欠けていったようですね。
現代でも大切なことは「足るを知る」「欲張ってはいけない」「楽してはいけない」等ですかね。それらも含めて現代の親が自らも心がけ、子供にも言うべき言葉は、次のようなことになりますかね。昔は、こんなこと言う必要が全くなかったですからね。しかし現代は豊かで便利すぎますから、親自身が心がけ、親が子に言う言葉も少し変える必要がありそうです。
①欲ばってはいけませんよ
②足るを知るのですよ
③楽してはいけませんよ
④豊かさや便利さを遠ざけなさいよ
⑤わが道を行きなさいよ
⑥汗流しなさいよ
⑦自分でやるんですよ
⑧皆仲良くするんですよ
⑨ごみ減らしなさいよ
⑩物を節約しなさいよ
⑪食べ物大事にするんですよ
⑫贅沢するんじゃありませんよ
大事なことは、こういうことを言う親がまずこういうことをきちんとできて、模範的であることですね。躾とは自らしつけることが先です。
貧しい・不便な時代の親のあるべき姿がある一方、豊かで便利な時代の親のあるべき姿があるのです。
「豊かで便利だからだらしない親でよい」は大間違い大いに反省して下さい。親の役目は
1)子供を作ること
2)正しい親の生き様を子供に伝えること
ところがどうですか?現代はこの重要な2つが全くできていません。
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この秋から、85歳の母と同居します。
40年ぶりのふるさとへのUターンです。