村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

346.人間:この不完全な者、この不健全な者、子供のような大人、大人のような子供

2013-10-23 17:12:15 | 人生
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
いつでも気軽に人生相談や人生談義にお越し下さい滋賀人生勉強会
村上原基今日の一言

人生勉強会開始を契機に他人様の事よりむしろ自分自身を振り返り
人生に関する言葉の意味などを改めて自分なりに考え直したり
まあこの歳で、やっと自己流の哲学に芽生えたという事でしょうか
山暮らしでの経験を通じても改めて考え直す事も沢山見つかった
麻薬患者を牢屋に押しこめて麻薬を断つようなものだったのかもしれない

人生ホームページやブログを書くにつれ自分自身が一番問題だと認識し出した
手当たり次第、直して行くと、過去の自分とのギャップを感じ出した
自分が直って行く実感、現代的生き方からの脱出、それでも依然中途半端な感じ

自分がこれほど潜在的に病んでいたことを認識していなかったということだ
気付いたら部屋中ごみや無用な物で一杯だったというような事と似ている
長年染み付いた愚かさ・いい加減さ・出鱈目さは驚くべきものだった
人一倍自分はしっかりした人間であるくらいの軽い自覚だった
そんなお粗末な自分が何故人生勉強会なんて立ち上げたのか???

戦中に生まれ、東京から大阪へ、そして京都へ、大企業から零細企業
ベンチャー企業へ、会社が日本一に、そして今滋賀の山にひっそり暮らしている
「お前ほどのいい加減な者こそやれ」という神様の啓示だったのだろうか?

ブログ記事を書き続けるにつれ、少しづつ人生感は深まって行く
平成22年に人生勉強会を立ち上げてホームページを掲載して以来
その成果か?最近は、ネットを見て戴く人も確実に増えてきた
最近数年は春~秋は山に暮らしているので、山を訪れる人も少ない

人との会話も少なくなっているのに、逆に人との縁が少なくなるほど
かえって冷静にきちんと自分や人間が観察できるようになってきた
妙なものである、物事は絶つほど捨てるほどに正しく見えてくる
私が東京を離れて東京を理解し、大企業を離れて大企業を理解し、
都会を離れて都会を理解したように、捨てるほどわかるようだ
金持には、金の大事さや金の本質は永遠に理解できない

”捨てる=物事がわかる””捨てる=明(諦)らめる”なんです
よくこういうことを言われる「私はお金も美貌も勉強も捨てられません」
やれるに越したことはないが、まあ当然なこと無理です
そのものを捨てるのが無理ならば、執着を無くす努力をしましょう
でも、執着だけを捨てるほうが簡単なようで、むしろ難しいのですが

捨てる、離れる、捕らわれない、執着しない、・・・・・・
ひっそり山で一人暮らし続けた効果の一つと言って良いと思う

物事は失って初めて気づき、深く正確にわかってくる
失う、捨てる、無、空とかいうことが、意外にきっかけになる
自分だけを見つめる、他人の思惑を気にせず、ひたすら自分に集中する
完璧とは言わないが、他人のことも冷静かつきちんと見えるようになってきた
対処法や対策も冷静に探し出し、見定められるようになってきた
やたらに多くの人に接し過ぎために見えなかったものが見えて来た

友達が多い、人脈が多いと、喜んだり自慢する人がいるが
かつての私は、人付き合いの多い人を見て羨ましいと思ったものだ
どうも、そうばかりではないようだ、現代は人や情報に埋没している
人口・情報過密で、過剰に他人や情報を意識し、大きな影響を受け続ける
私は、過剰な人や情報の影響を『精神的被爆・汚染』と称している

金持ちも美人も秀才もある意味、邪魔、壁、霧に苛まれている
そんなもの思い切って捨ててしまうことこそ本質を極める道だ
でも人間は一生、その邪魔、壁、霧を決して振り払おうとしない
むしろ楽しんでしまう、まみれてしまう、一生付き合ってしまう

良い影響を受けていると思うと、案外そうでもない、とんでもない誤解
現実に自分の場合を振り返ると、良い影響を受けた人はほんの一握り
悪い影響を受ける多くの人を敢えて見えないようにすればよいのだが、
現実は、そうもいかない、何らかの被爆・損傷を受けてしまう

株取引で証券会社や専門家の話を信じて買って大損するようなものだ
私の経験でも、自分自身で考え、評価し、決定し買うべきなんです
自分の自分による自分のための人生でなくて一体何なのだ?と言いたい
やはり面倒でも、苦しくても、自分で考える、自分を信じるべきなんだ

悪い影響を受ける人も反面教師として役だっているのかもしれないが
世の中は反面教師ばかり、良い手本の人に接することがない
他人を診断・診察し診ているとまあ、ひどい現実が見えて来ます
身体の病気は一部分だが、それに反し、心の病気は全体的である
「私のどこに問題が?問題は何んですか?」ではない

問題だらけ、お世辞にも良いところなんて何もない、言う気もしない
褒めろと言うが、褒め殺しで、褒められないものを無理やり褒める
そんな褒め方では例え良くなっても、本質的に大した役には立たない
たんなる誤魔化し、甘やかしに過ぎない、百害あって一利なし
叱って、叱咤激励で育てるのが正しい躾なり、教育で本人の血や肉になる

有識者や先生、経営者など世間的に大層立派な人でも、問題だらけ
”羊の皮を被った狼”というのが真相、まさかと疑うが、真相だ
むしろそういう大層立派な人ほど問題が大きく深いから困ったものだ
頭の良い人ほど何だかんだと小細工や屁理屈をつけ自己擁護したがる

「自分は羊の皮を被った狼ではないか?」なんて殊更悩む必要はない
世間的に相当立派に見える人でさえ狼、ましてや普通の人はひどい
立派な人とは、自分が羊の皮を被った狼であることに謙虚に気付く人
困る人は、「私の問題はどこにあるのか」と矢鱈に尋ねる人です

大きな勘違い、その勘違いが更に悩まし問題解決を遅らす元となる
自分を丸ごと徹底して洗濯すべきで「どこが汚れているか?」ではない
全体がひどく汚れている、だから丸ごと洗い直したほうが早いし確実
「自分は案外きちんとしている」「他人よりまし」という思いが邪魔する
そして「どこだ、どこだ、何だ」とあら捜し、犯人捜しを止めない

改善・手直しというより改革・革新・出直し・一度捨て去るのだ
物が一杯になって押入れに入りきらずに部屋に物が散かっている状態
そんな場合、一つや二つの物を捨てたくらいでは、きれいにはならない
多くの人が無用な物の多くを捨てるのを躊躇し狭苦しい部屋で我慢する
一度大半を捨て去る覚悟・根本から物の整理整頓を考え直すことが大事
そういう問題だらけの最悪最低の自分を叩き直す決断をすることだ

人間の一番いけないことは、
 ①中途半端
 ②面倒がる
 ③甘さ
 ④傲慢
 ⑤欲張り
 ⑥利己
 ⑦逃避
 ⑧先送り
 ⑨怠惰
 ⑩固定観念
人間はこういう基本的な弱さ・愚かさを日々まき散らし続ける
指摘できることは、どこが悪いではなく、一つづつ全面的に直すこと
私との対話の中でもしも「自分の全てが悪い」と気付いてくれたら成功
でも「どこ、何、どうしたらいいか?」という疑問ばかりが返ってくる
こういう人は、何年経っても、良くはならない、むしろより悪化して行く

人間、この不完全な者
人間、この不健全な者
子供のような大人
大人のような子供
人間、この不真面目な者

こつこつ真面目に自分を叩き直し続けても一生でその一割でも改革できたら
それはすごい成功である、それほど人間の罪・悪徳・悪性は深い
でも、それだから今のまま何もしないでなく、例え少づつでもよいから
日々焦らず、一歩一歩、真面目に取り組んでいかなくてはならない

私も駄目人間の例外ではない、違うとすれば直そうと努力していること

山暮らしの私が手入れした林は多い
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345.70歳私の食事メニュー

2013-10-16 16:05:35 | 健康作り
村上和隆 
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村上原基今日の一言

私は年齢のせいもありますが、規則正しく自分で良しと思う一日を送ってます。
若い人もできるだけ禅僧のように一日をきちんと計画し実行することが大事です

・朝飯前(朝4:00からラジオ聴き5:30~6:00起床)
  コップ一杯の水
  散歩、軽作業30分
  ⇒食前、食間、食後に10分づつ一日計6回以上散歩する

・朝食

  野菜サラダ大どんぶり一杯(人参・ごぼう・レタス・トマト・ピーマン・オクラ・
       じゃがいも・モズク・わかめ・酢・オリーブオイル)
  コーヒー(牛乳・豆乳・黒砂糖入り)⇒一日3杯
  ヨーグルト(バナナ・リンゴ・季節の果物・きなこ・びわの種の粉)、
  エビオス、マルチミネラル

・昼食
  ラーメン又はお好み焼き、
  ベリックス・ネオ(ビタミン:塩野義製薬)、亜鉛

・夕食
  玄米ご飯一杯、野菜肉炒め、魚、その他、にんにく醤油づけ
  日本酒コップ1/3かビール350ml
  サンテアージュOX(ニナファームジャポン)、メバロチン(悪玉コレステロール)、びわの種の粉
 (夜11時に就寝)
※サプリメント及び薬及び補助食品・酒など


・その他
  がごめ昆布・にんにく醤油づけ・アーモンド・煮干し・梅干し・ゴマ・梅酒・海苔・キムチ
  皆で飲み会の場合は無制限で喰い飲む

・間食
  一切しない
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344.長話は必死に直さないと友達が離れて行く

2013-10-05 11:12:41 | 会話
村上和隆 
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村上原基今日の一言

会話に関しては、改めて見直すと、様々な問題が出てくる
あまり話せない人にも問題はあるが、
他方、一人だけ長話をする人も大きな問題である
会話で悩む人は多いが、これなどは本人ではなく会話の相手が非常に困る問題です

「あーまた始まった」「また長話になるぞ」「何を喋っているのかわからない」
「つまらん訳のわからない話しが始まった」「一体何を言いたいんだ」
「話す前に話しをきちんとまとめて欲しい」「結論は一体なんなの」「話がくどい」
「同じ話を何度も繰り返す」「話が纏まってない」・「相手の話を聞かないつもりか」
「自分の考えが浅い、狭い」「他人の受け売り」「自己満足、自己陶酔」・・・

話しを聴く人のしらけた感じが本人以外の同席者に漂う
「まー少し待つか」「台風、台風」「やがて台風は過ぎ去る、待つしかない」
そういう諦めの心境である
訊いている同席者が困ってるのも知らん顔
つくづく、まじまじ軽蔑の目で、その人の顔を見てしまう

本人は、本人の長話の会話について
①自己観察ができていない
②会話について基礎的な勉強が出来てない
③自己主張が元々強い、自己中心
④考えや話しを手短に纏めるのが苦手
  (支離滅裂になることもしばしば)
⑤会話に参加する全員に目や気が行き届かない
⑥要点をついていないので、くどくなる
⑦話しを手短に纏め、話す訓練ができてない
⑧相手の話しをよく聞いていない、独りよがりに走る
⑨間を持つことができない性分
⑩自分自身もうまく話せていないことがわかっているので遮二無二必死になる
  (要するにどちらかと言うと、自信がないタイプの人)
⑪相手が話し出しても、すぐにヅカヅカ割り込んで来る
⑫場の雰囲気・状況を読まない、相手の理解度合などは完全無視

頑張れば頑張るほど長く、くどくなる
忠告しても、絶対に治らない
基本的なこと、深いところの原因であるので、おいそれとは治らない

本人に悪気はないどころか、親切心から長くなってしまうから質が悪い
出来るかどうかは別にして、対象療法としては

『40秒以内で自分の話しを切って、20秒以上黙って相手の話しをよく聞くこと』
でも相当強く意識しないと、ついつい悪い癖が出てしまう
自分が話しをしていないとなんとなく落ち着かない
禁煙したばかりの人みたいにイライラしてすぐにタバコを吸ってしまうようなもの
ついつい、いつの間にか、自分ばかりが話しを取ってしまう

ひどい人は5人くらいの会話で、自分だけで50%も取ってしまう
そういう会合は最悪の雰囲気だ

そう言えば2人で話していてほとんど自分だけ話しているなんて人いませんか?
いますよね、結構沢山、特に上司、先生、年上、先輩
経営コンサルタントにもこういうタイプの先生が多く、困りました
治らない、治そうとしない、自己観察できない、反省しない

経営コンサルタントが幾ら立派なことを言っても、やはり限度がある
相手の話しは訊かないどころか、きれいすっぱり否定する始末
まあ反省を繰り返し3年くらいかけてゆっくり直すことですね
禁煙と全く同じだ

・もっと話しを纏める努力
・要点をきちんと伝える努力
・間をとりゆっくり会話をする努力
・本を読む
・講演会などを聴く
・自分で深く考える
・文章を毎日書く

など・・・いろいろ基礎訓練や努力を重ねることも大事です
少し高等な話、例えば人生論みたいなことや専門的なこと、政治経済などの話しは
会話以前に情報収集・勉強・自分で考える・実地・体験の積み重ねが大事
日頃の蓄積のない人の話は新鮮味も驚きも面白みもない

例えば
・本をあまり読まない人の話しは、薄ぺらくなります
・また本なかりで自分で深く考えない人の会話は、浅くなります
・自分自身で深く考えても、実地・体験の少ない人の会話は迫力・真実味がありません

長話されて、特に困る内容は次のようなものだ
①身内の話し
②以前話したこと
③哲学的な話
④自分の趣味
⑤持論の思想

問題なのは、訊く側の人にとって何の関心も興味もない話しを長々とすること
こういう話でも短く切る人は、何の問題もない
又は
そういう話をする場合も時々間合いを入れるべきなのだ

間合いを入れずにひどい場合は1分も2分も4~5分も続ける
「いい加減にしてくれ」叫びたくなる
会話とは互いにキャッチボールのように、投げたり投げ返したりが大事

短時間でキャッチボール会話の上手い芸能人は
明石家さんま・円 広志10~30秒でキャッチボールがされていますから参考にして欲しい
 明石家さんまの番組はさんまと参加者のスピーデイーな受け答えです
逆に話しが長くても、上手い芸能人は
 上沼 恵美子

まあ貴方の周囲にもつまらん+長話の人がいるだろうが、
我慢して聞いてやるしかない、疲労感だけが残る
そしてあまり頻繁に会わないようにすることだ
そうしないとイライラ・ストレスばかりが貯まる
会話本来のすごい楽しみや価値はほとんどないのだから

私はそれでも、誰とも努めて会話の付き合いをするようにしている
そういう人も少しづつだが私と会話をするにつれ治って行くように思うからだ
こういう人の場合の特徴として会話が長いだけでなく会話全体に問題があることが多いですね
ですからこういう人と付き合う場合、よほどの覚悟と辛抱と愛情が必要です
でも、辛抱して3年くらいかけると確実に良くなって行きますよ

写真は山暮らしのわが家の土間ですが、入口部分を応接に使っています
時には飲み会や来客時の朝食などにも使用しています
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