村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

115.子育て・会社・学校で「ほったらかし」はいかん

2007-10-21 08:18:48 | 人生
子供を持つ親、従業員を使う社長や部長、生徒を教える先生、妻を持つ夫・・・・・・・が勘違いしている大事なことがあります。
子供や従業員や子供などを大切にすることは、物を与えたり、塾に通わせたり、会社の福利厚生をよくるなど形式的な愛情をかけてやることだけではなく、常に関心を持ってやることなんです。
よく見てやることでなんです。そして話しかけてやることなんです。場合によっては、むしろ、タイムリーにきつく叱ることもあるのです。
野菜や草花や動物やあらゆる物に対しても大事なことは、関心を持って観察すること、常時目を向けることなんです。そうしないと人間も草花もしおれて枯れてしまう恐れがあるのです。
現代の病根の一つは、愛情はかけても、関心を持つことが抜け落ちていることなのです。
物や贅沢などは与えるが、関心を示していないのです。
女性の従業員に、「あれ髪型変えたの」「きれいな服だね」「がんばってるか」「どうや最近、元気でやっているか?」「うまくいっているか?」の一言、朝の「おはよう」の一言が大事なんです。
会社を訪問して、社員さんが「いらっしゃいませ」「おはようございます」の一言も言わない会社は、多分社長さんが”無関心の人”なのでしょう。
例えば、お金持ちの子供さんなんかに、典型的にみられる現象です。「うちの親は忙しくて家で一緒になることがない」
親は「何でも与えています、子供に愛情を注いでいます」なんて言うのです。完全なミスマッチなんですね。
親が子供に関心を持つ、そして子供が親に関心を持つ、双方向の関心の関係があるでしょうか?

「愛する人には関心を持つが、愛していない人には関心を示さない」のが普通であります。愛する=関心を持つことなのであります。

もしうちは無いと思われた場合には、即刻自ら子供に関心を示す行動を開始して下さい。小ぽけなこと目立たないことでもいいのです。
贅沢させてもらうことなんかより、無関心が子供や従業員や生徒や妻には一番つらいことなんです。
全てがそうなんです。大きな勘違いをしているんです。
まあ、「上の空」なんですね

一言で言えば、「ホッタラカシは駄目よ」
ということなんですね。そう言えば、家も会社も学校も「ホッタラカシだらけ」ではありませんか?

  1.愛の反対は憎しみでなく、無関心である
  2.幸せの反対は不幸でなく、幸せを実感しないことである
  3.攻めるの反対は守るでなく、無防備である
  4.豊かさの反対は貧しいでなく、豊かさを実感しないことである
  5.捨てるの反対は拾うでなく、捨てないことである
  6.足るの反対は不足でなく、足るを知らぬことである
  7.上昇の反対は下降でなく、停滞である
  8.掃除の反対は汚すでなく、掃除しないことである
  9.無駄の反対は有効でなく、無駄を排除しないことである
  10.活かすの反対は殺すでなく、活かそうとしないことである
  11.平和の反対は戦争でなく、平和の有難さを忘れることである
  12.善の反対は悪でなく、不善である
明るく生きよう明るく生きよう

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