村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

438.絵を描いて褒められた老人の私

2017-07-26 17:19:01 | 趣味
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お元気ですか?今年はひどく蒸し暑いですね,熱中症になりそうです
安曇川田中の家でも例年になく
 ・クーラー入れる
 ・除湿機入れる
 ・扇風機廻す
 ・一時間おきに水飲む
 ・外にはあまり出ずサイクリングも自粛
 ・家の中でストレッチや体操しています
 ※でも野菜は鈴なりだ

すでに何回かお話しましたように
1年半断り続けて来た絵画教室に今年通い始めて4回が終わりました

約60年続いた最悪のレベルから、短期間で脱出できた
家で自画像を描いてみたら、予想外に、すんなり描けたりしたのだ
何でだろ?あれだけ嫌がっていたのが嘘のような状況になっている

自画像を描いたこともあるが、ひどく全く似もしなかった苦い経験を思出す
人間特に顔は難しいが、
74歳の吾輩に”自画像をきちんと描く”という身近な目標を与えてくれた
絵描きを苦しむのでなく、じっくり樂しめばよい、他人の評価などどうでもよい

早速居間の模様替えをし、机の端に絵を描くための台を設置した
そうしたら「何と言うことでしょう」片隅アトリエが出現したではありませんか
ときどき、絵に向かうというしごく洒落たことが出来る部屋になったのだ
丁寧に鉛筆で描いた線を一つづつ見直し修正していく、のんびりした時間が流れる

さて話し変わって、キュウリが大豊作、あげてもあげても減らず困っている
採ると、ぞろぞろと出てきます、「もう出てくるな」と怒っていまいそう
ゴーヤも大豊作の予兆、小さいのが幾つも細い蔓に懸垂している
まあ、たまたま植た家の前の空き地が風水的に良かったせいもある

豊作貧乏でやつですかな、出来過ぎて困ってしまうという話(嬉しき悲鳴かな)
家の庭の屋根付きのトマトは出来よく、真っ赤な完熟が食べられ最高に美味い
「何をやってもお上手ですね」なんて言う人まで出てくる、正直嬉しい
生まれて以来始めてです、やっと褒められることが私にも出来たらしい?
でも、実は、空地の力・自然の力・肥料や太陽の力なんですがね

さて、話の方向を少し変えて、”褒められるというのは、良いことだ”という話
私も、人様のやっていることに、いちいち関心し褒めることが多い
正直、心の底から関心しているので、褒めているというより関心しているのだが

ここ当面、私の絵も予想外に褒められっぱなしだが
私が描いた絵を友達にみせて、「絵をやらないか?」と誘うほど
しかし答えは誰も同じように
「絶対にやらない」「村上さんは絵心があるが私にはない」と逃げ腰・へっぴり腰
困った人達だ、私が一年半横山さんに断り続けた同じフレーズを口にする
「あーこの人間どもめ」「体よく絵を描かない理由を述べたておるわい」
私のように、騙されたと思って、一回でも絵を描いてみれば、何のことはない

俳句くらいなら、どうやら、やらないこともないが、絵となると敷居が高いようだ
そんなことはない、こんな楽しいことはないのだ、「愚か者め」と言いたい
山暮しもさんざ勧めるが、山暮しのほうはもっと悲惨だ、誰もやろうとはしない
それにつけても、日本の義務教育は絵嫌いや○○嫌いを沢山量産してしまったようだ
そして褒められた、ごく一部の幸運な人が絵描きになったようだ

人は、最もしたいことをやろうとチャレンジしなくなり、やれそうな事だけをする
やれそうもないと思い込んだり、他人から言われるだけで、絶対にやらなくなる
やれそうなことだけする人生なんて、そんな人生はつまらん人生に違いないのだ
やれそうもないことを、勇気を持ってやってみると人間が一皮剥ける・一段上がるのだが

子供や生徒や部下に対して
「褒めて育てよ」と言うが、
「黙って育てろ、見て盗み」
「叱って育てろ」
まあ、いろいろですが、どうされていますか?

私も74歳、すでに褒められて有頂天になる年齢ではないが、
やはり、けなされるより褒められるほうが、人間は気分は良いので
会話上手の条件の大事な一つは、うまく褒めることだ
効果的に若者を褒めるには、それなりに経験と高等な技術が必要だ
矢鱈に褒めれば良いということではない
お中元やお歳暮みたいなもので、単なるお仕着せでは効果がない
安物や要らないものを貰っても嬉しくはないどころか迷惑なものだ
真心が篭っていないと伝わらない
見え見えの歯の浮くようなお世辞はいけないし、いい加減な褒め方も逆効果だ

もっとも上目線から言うのも逆効果だ
あくまで相手と同じ目線で優しく言ってあげ、手伝って支えてあげることだ

褒めるには、褒める人自身がまず、尊敬されるようでないといけないのは当然だ
”誰から褒められるか”褒められる人によってその効果はまるで違う
父親やそこらのおっさんから褒められても子供は大して嬉しくないかもしれない
褒められて嬉しい、感動を与えるほどの器量の人間でないと効果は少ない
何でもいいのだが、そういう意味で身近に子供を感動させる大人が減った

現代において、尊敬される人が身近にいるだろうか?いや、いない
身近に尊敬出来る人なんか99%いない、少なくとも私の感じでは、いない
尊敬されるということは人間の全部がそうでないと受け手は納得しない
立派なことを言うわりに、だらしない・いい加減・軽蔑に値する人では駄目だ・・・
全幅の信頼や尊敬がおける人がいない以上、限られた専門領域ならともかく
褒められても、感動し、おいそれと手放しで喜べない

私が絵描き教室に通っても、先輩の生徒さんからは、どちらかというとお世辞
先生は褒めてはくれるが、駄目出しも厳しい、でも嬉しい・楽しい・深い・ためになる
「良いは良い」「悪いは悪い」「なぜ」「こうしたらもっと良い」・・・を言ってくれる
もし、良いものがないのであれば、無理して褒めない
それが親切であり、真心というものだ、尊敬されていれば恨まれることなどない

くれぐれも、頭ごなしにけなすとか安易に叱り飛ばすのは厳禁
私にも京都の一流電子部品企業にいた頃経験したが、ひどい叱りや罵声や嫌がらせを受けたが
   死ね・首吊れ・辞表持って来い・そして数々の嫌がらせでしたね
一流企業の最高幹部クラスでも、そんな間違ったことを平気でするものである
また幼児虐待なども困ったことだが、尊敬できない自分勝手な親が増えているのだ
自分がどんだけ立派な人間と勘違いしているのだろうか?人には立派な人なんかいないのだ

人々の生き方を観ていると、私も含めて逆のことを願ったり、やったりしている

 ・厳しくされないと成長しないのに、厳しさを避けたり、嫌う
 ・苦しいことがないと成長しないのに、楽なほうを選ぼうとする
 ・失敗を多く経験しないと成長しないのに、ほうをとする
 ・貧乏を経験しないと脆くなるのに、金持ちのほうを選ぶ
 ・結婚し子供を作らないと成長しないのに、未婚・一人暮らしを選ぶ
 ・嫌なことを自ら進んでやらないと成長しないのに、他の人にやらせてしまう
 ・損しないと成長しないのに、得するほうを選ぶ
 ・叱られないと成長しないのに、叱られるのを避ける

褒めることも大事だが、的確かつ上手く叱ることも究めて大事なのだ
親も子供を叱らなくなった、その分会社では陰湿な部下苛めが増えているらしい
今74歳になってみると、こういうやり方は大間違いと分かってくる

良き師を持ち、褒められたり、厳しくされたり、そんな環境が最高だろう
自分は子供や生徒や後輩にとってそうなんだろうか?と反省する

ところで褒められると言っても、次のようなことは褒めないほうがよい
 ・金持ち羨ましい
 ・美人ねー
 ・格好いいね
 ・がんばるわねー
 ・ラッキーだったね
 ・頭いいね、成績いいね

こんな褒め言葉は本当の褒め言葉ではない、気休め、気まぐれだ
自分の努力の結果でないものを誇ってはならないし、褒められても価値がない

私は55歳以降「褒められよう」として何かをやることを戒めるようになった
というより
「他人のためにやってやる」「社会のために役立つ」と考えず、口に出しても言わない
大人は褒められることを期待しないが、子供や若者の成長を褒めることは大事だ
私の若い頃「下手・駄目」は致命傷だった、やる気を失った、くよくよ悩み続けた
一言、そしてそれが続くとやる気は完全になくなり、一生コンプレックスになってしまう

子供若者にとって、しかるべき大人からの褒め言葉は人生さえも大きく変えるもの
子供若者にとって、褒めらLことは栄養源・活力源だが
「最近褒められていますか?」老人も褒められることを諦めないで欲しいですね

しかし大人になってから、褒めらて有頂天になることはマイナスになる
褒められないようなことはすべきではないが、鼻つまみの老人は案外多い
老人になると、むしろ我が強く頑固になる人も案外多い

 ・自慢もしなければ、しょげることもない
 ・喜びもしなければ、悲しみもしない
 ・賞賛を求めないし、賞賛もしない
 ・期待もしなければ、落胆もしない
 ・威張りもしなければ、卑屈にもならない
 ・欲張りもしなければ、何でもやってみる
 ・わざわざ他人のためにやらなければ、淡々と何でもやる
 ・過度な楽しみや贅沢も求めないし、質素倹約も厭わない
 ・頑固に自己を主張しなければ、他人の主張は受入れる
 ・楽を求めなければ、苦も厭わない
普通・中庸・自然・合理・平然・温和・謙虚・

ところで
写真の画像を送って戴ければ、自画像にします
まだ絵は下手ですが、それなりに似せて描くくらいはできる
写真は左から光を当て、影がきれいになるように撮影下さい
あの世にも持っていけるかもしれませんよ
本音は、皆さん、ご自分で描くのが一番ということだ

たった絵を描くということから人間は大きく変わるもんです
たった山で暮すということから人間は大きく変わるもんです
たった一歩踏み出すことで人生は大きく変わるものです
もう歳だから、絵は苦手だから、恥かきたくないから、
これらは老いですよ、ある意味すでに死ですよ

自分は金持ちだから、美人だから、頭がいいから、強いから
絵なんか描かなくてもいい、山なんかに暮さなくていいと思ってはいないか?
描けるが描かないのなら許されるが、描くのが億劫なんてのは駄目
山暮し出来るのなら許されるが、山暮しが億劫なんてのは駄目

「出来ない」は人生の禁句なり、人生の負けなり、人生の恥なり
しかし、先輩や大人や先生が、くれぐれも、わざわざ
若い人に絵嫌いやあれこれコンプレックスを植え付けたりはしないように

部屋も整理整頓し、ストレッチ場とアトリエを設置しました


近所のお子さんが私の家の大きな手づくり郵便箱が欲しいというので
設計図に基づき、板材を切り出し、ネジで組み上げた
そして再度ネジを外してばらし、材料とネジや蝶番をセットにして
「組み立てて下さいと」部材一式を渡してあげました
お子さんが大工に親しむ良い方法だと思いませんか

ちなみに費用は材料だけで1300円程度です、郵便受けが小さくて困ってませんか?
近くの人でご希望ならば材料実費で作ってさしあげますので、どうぞ3日もあれば
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