村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第2号 村上和隆の人生塾「一言」   人間は「自分が問題だらけな駄目な人間だと強く認識」できない

2008-03-18 11:17:13 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

2.人間は「自分が問題だらけな駄目な人間だと強く認識」できない
私自身を含めて、人間というのは困ったもので「自分が問題だらけな駄目な人間だと強く認識」することが全くできていないのです。
もし、問題認識があったとしても、自分が悪いのではない、国が社会が親が会社が悪いと他のせいにしてしまうのです。
しかし、こういうのは逃げであってこういう人間は、いつ迄たっても人間の本質に近づくことができないのです。
僧侶でないですから、一般人は、本格的な修行が出来ないのですが、せめても普段の暮らしにおいて、常に「自分は、堕落・傲慢・慢心・強欲・愚か・汚れ…手のつけようもない小ぽけな人間だ」と思っておかないと、ますます駄目な人間へと堕落していきます。

そもそも問題点の改善というのは、「問題を認識すること」から始まるのであって、問題が沢山あるのに、それらの問題を認識しない人は、永遠に改善など出来っこありません。
会社でもそうですが、まず大事なことは問題意識をいかに植え付けるかなんです。ところが問題意識というのは、実を言うと、そう簡単には身につかない、かなり厄介なもんなんです。

例えば元気な人間がある日、予期せぬ大病をして死ぬかというような状況になると、やっと人間は、健康の大切さを認識し大きな問題意識を持つのです。
人間は、自分自身がかなり困らなければ問題意識を持ちません。ということは、人間は、まず大きな困難を沢山体験させることが大切ということになるのです。
昔から言うでしょ「可愛い子には(困難な)旅をさせよ」「獅子は子を先陣の谷底に突き落とす」子供や社員は困難な仕事を与えることですね。そこが人間が真っ当になる出発点なのであります。

できれば自分みずから「我に、艱難辛苦を与え賜え」(山中鹿之介)という態度が理想的ですがね。艱難辛苦を味わったことのない人間に、人生の大切さを語っても無意味ですからね。

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