村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第64号 村上和隆の人生塾「一言」     人間は、一体何のためにこの世に生まれてきたのか?

2009-03-01 16:29:59 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:(台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後3~11月は滋賀県高島市の滋賀支所に常駐しています
滋賀支所

64、人間は、一体何のためにこの世に生まれてきたのか?
一体、何をしにこの世に生まれてきたのだろうか?
酒やご馳走や電気製品や自動車を手にするために生まれてきたのだろうか?
女や男を漁り、金儲けに血眼になり、旅行したり、買い物するために生まれてきたのだろうか?
自分は一体なぜ人間なんだろう、なぜ獣や昆虫や、魚でないのだろうか?

東京から大阪へ、会社にとってすごく大事な仕事で出張を命じられた社員A君がいたとしよう
A君が大阪に行くまでに社中で大酒を飲み、途中下車して物見遊山でもしたとしたら
大阪に着いてからも、出張の目的を忘れて、あちこちふらふらしていたとしたら
相手先に行っても、いい加減な仕事しかできずに、目的を果たさずに東京に帰ったとしたら
はたしてA君は、立派に出張の命令を果たしたと言えるのだろうか?
どう考えても、誰が考えても、A君は断じて許されるわけがない、普通の会社では、即刻、首なはずだ

人間も、前世で前世の上司に当たる神仏から大事な使命を持って出張を命じられたに違いないのだ
ところが人間はこの世に出張したら、使命を忘れてしまい、酒や女や男や金儲けなんかに血眼になる
そして30年・40年・50年と経って、やがて出張から帰るべき時期が迫って来る
いざ最後の日が目前に迫って来て、やっと「一体何のために出張してきたんだろうか?」なんて思いだすのだ
しかしそんな時期になったら”人生という出張”は、もうやり直しができない、取り返しができないのだ

そしてやがて、全員、あの世に帰っていき、
あの世で、この世の出張の精算と報告をしなければならない
どこかの地方の議員さんがお手盛りの欧米視察旅行に行ったようなもので、神仏に苦しい嘘の報告をするのだ
神仏には、そんなことは簡単にばれてしまう、そして地獄に落ちることになるのだ

そして地獄でこの世の快楽を消し去るまでつらい年月を苦しみぬいて過ごすのだ
そして地獄でつらい年季奉公が終わってまた生まれ変わるが、もう二度と人間に生まれ変わることはないのだ
この世に獣や昆虫や、魚になって、獣や人間に食われ、再度またあの世に帰って行くのだ
現代の人間は、この世という出張先で大事な仕事を忘れてしまい
”便利さと豊かさ”なんてとんでもないものにどっぷり浸かり、恐ろしいほどの堕落をしていることを猛反省しなければならない

いいですか、前世で命じられた大事な人間としての出張の目的を忘れてはいけませんよ
人間として真っ当な生き方をして、自分や周囲の人間と一緒になって磨き上げるのがこの世での出張の目的なんです
残念なことだが、この世には、そういうことをきちんと認識させる指導者が多く存在していないのだ
それどころか、政治家も指導層も、有識者も「贅沢せい・楽せい・ずぼらせい・無駄せい・放蕩せい…・」と間逆なことを押し付けるのだ
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東京都浅草出身/京都市伏見住人の京都雑感と会話ブログ
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