総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『狼男アメリカン』

2009-03-12 | ホラー映画を熱く語る
フフフ...
「ゾンビ」のネタで私がどう言うキャラなのか、大分理解して頂けたでしょうか?
ココの「匣」(ブログ)は、なるべくホラーネタは遠慮していたのですが、
やっぱり本性が出て来ちゃいました~?(笑)
はい、今夜紹介したい映画は、私が小3で「ゾンビ」で目覚めた後、中2で更にズッポリこの世界に
引きずり込まれた映画であります。


『狼男アメリカン』

【ストーリー】
アメリカ人の“デヴィッド”と“ジャック”は、3ヶ月間の休みを利用してヨーロッパ旅行を楽しんでいた。
しかし、最初に立ち寄ったイギリスの郊外の荒地で凶暴な“獣”に襲われる。
生き残った“デヴィッド”は狼男へと変身する。

この作品は地上波(アナログ)、DVD、HD DVDで観賞しました。

イギリスの郊外で“デヴィッド”と“ジャック”は凶暴な“獣”に襲われる。

九死に一生で村人に救われた“デヴィッド”...

街の病院で入院をしている“デヴィッド”のもとに、死んだ筈の“ジャック”が現れる。
「俺は噛まれた呪いで死ねない...デヴィッド、お前は狼男になる。」
なんと2人を襲った“獣”は、狼に変身した狼男だったのです。

↑狼男に噛まれた呪いでさ迷えるゾンビ(幽霊)になった“ジャック”は、“デヴィッド”に
狼男になることを告げる。
狼男の噛まれた血筋を断たないと呪いは解けない、狼に変身して人を殺す前に自殺しろと警告する。

は~い、
普通、映画の世界へと魅せられた作品って、名作だの感動作だの素晴しい映画なんでしょうが、
私の場合、やっぱりホラーなんです。(笑)
でもでも、私にとってはホラー映画でも素晴しい作品には違いありません。
私が好きだと言うだけあって、この「狼男アメリカン」は後のホラー映画に多大なる影響を与えた
伝説のカルト的作品であります。

私がこの映画で度肝を抜いたのが、やっぱり狼男への変身シーン。
その変身シーンを見てみましょう。

↑満月の夜がやって来た。体の異変に驚きのあまりに悲鳴を上げる“デヴィッド”。

↑メキメキと音を立て体の骨格が変形していく。
あまりにもの苦痛に顔を歪める。「助けてくれ~~~!!」

↑その姿は恐るべき狼の姿に変貌する...
「うぉおおお~~~~~」

はい、どうです?今観ても凄い変身シーンでしょう?
この後にも数々の狼男の映画を観て来ましたが、これに勝る変身シーンは
未だにお目に掛かっていません。
最新のCGのVFXを持っても、これを観てしまうと何か物足りないです。
(「アンダーワールド」「ヴァンヘルシング」等でも出て来ますが、点数低いです)
それもその筈、この変身シーンは特殊メーキャップの師匠リック・ベイカーの作品で、
この作品で特殊メーキャップ・アカデミー賞を受賞しています。


もちろん、面白いのは、この変身シーンだけではありません。
ブラックジョーク的なノリの笑えるシーンも多々あり、目覚めたら動物園の狼の折の中だった...とか、
気さくに語りかけてくる、現れる度に徐々に腐っていくゾンビの親友・“ジャック”。
狼になった“デヴィッド”に殺されたゾンビ達がポルノ映画館で“デヴィッド”の自殺の仕方の討論会など...
かなり苦笑いできる爆笑シーンもあります。

↑2回目の変身でロンドンの街の真ん中で大暴れする“デヴィッド”。
熊みたいな狼です~(笑)
がるる~~

「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ランディス監督なので音楽も拘りがあり、全編に流れる編曲された
「ブルームーン」の曲も良い味を出しています。

↑彼女の声は、愛する“デヴィッド”に届くのでしょうか?


どうです?
この作品が、ただの狼男ではないのがお分かりになられたでしょうか?
話はダークなのに、かなり笑える明るいノリになっています。
映画の特殊メーキャップが一番レベルの高いピーク時の作品でありましょう。
その素晴しい映像はCGのVFXを見慣れた人でも、心惹き付けられるモノがるでしょう。
私の心に残る素晴しい...ホラー映画で御座います。


PS.ちなみに、この作品の続編も製作されています。
1作目ほどの素晴しい出来ではありませんが、私はそっちも結構好きだったりして~(笑)
コメント
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