おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

みんなで、本を読もう。

2008-08-30 22:46:24 | Weblog
今日の天気、のち

4,5日前から、大雨が降ったり止んだり。
おかげで、長安口ダムも満水だ。

わたしも、雨に降り込められて、読書三昧。

池波正太郎、山本周五郎、司馬遼太郎など、昔、読んだものを、
引っ張りだしてきて、

若いときと、一応、それなりに年を重ねてきた今と、同じ本なのに
よみ応えが、違う。

周五郎の「大炊介始末」正太郎の「真田騒動」遼太郎の「酔って候」など、
思わず、目頭が熱くなる。

<世界は一冊の本>

本を読もう。
もっと本を読もう。
もっともっと本を読もう。

書かれた文字だけが本ではない。
日の光、星の瞬き、鳥の声、
川の音だって、本なのだ。

本でないものはない。
世界というのは開かれた本で、
その本は見えない言葉で書かれている。

人生という本を、人は胸に抱いている。
一個の人間は、一冊の本なのだ。
記憶をなくした老人の表情も、本なのだ。

200億光年のなかの小さな星。
どんなことでもない、生きるとは、
考えるということができることだ。   長田 弘




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恋や恋、ああ 恋や来い!

2008-08-24 22:26:58 | Weblog
ほんまに、涼しくなって、秋が一気にきたみたい。

13時、阿南のロイヤルガーデンホテルで、きらめき出会いセンターと
縁むすびの会協賛による、きらめき出逢い講座に、参加。

男性講座19名、女性講座15名の参加。来週31日の二日間の開催で
講座終了後、出逢いパーテイーが、開かれる。

講師の先生 曰く 「今の、男って、ほんまに へたれなんです。」
大阪弁で、へたれ というのは、消極的ということらしい。

「ほなけん、女性がリードして、頑張らないと駄目ですよ。」

まず、服装ー自分の魅力を最大限に生かす色彩を知り、男性が話しかけやすい、
雰囲気をつくる。

第2、笑顔ー常に笑顔を心がけ、男性の勇気を支えてあげる。

第3に応対ー緊張している男性に、つねに気を配ってあげる。

あ~~~~あ なんということだ

ここまでしてやらなくては、おとこは、奮い立たないのか

おとこの本懐というものは、どこへいったしまったのか。

どうしても好きで
涙が膝に落ち

手が好きで
やがてすべてが 好きになる    時実  新子

女一人 こんな気持ちに、させてみろ  
ってんだー







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いつまでも、しんまい!!

2008-08-21 23:39:34 | Weblog
今夜は、ぐんと、涼しい。
近所でも、稲刈りも始まり、ガードレールに、稲を干している、
おじさんと立ち話。

「今年は、台風もこなんだけん、ええ新米が食べれるなあ!」
「ハハハハ、ほなけんど、米づくりは、いつまでたっても、しんまいでのお」

ジョークのうまいおじさんに、おもわず(^^)

二日前、一人暮らしのお年寄りから、電話あり。

「柿の木の石垣に、スズメバチが、おるけん、役場に
駆除たのんで、くれへんで!」

「役場では、もうしよらんのじゃけんど、防護服の貸し出ししよるけん、
送ります。」

月面に降り立った、宇宙飛行士のような、防護服を、
慶二さんに、着せて、

わたしは、10メートルも離れたところで、待機。

親蜂は、巣にいなくて、大きな蜂の子を、
バーナーで焼き、無事、終了。

なんともいえん、香ばしい匂いがした。

<わらい>

それはきれいなばらいろで、
けしつぶよりかちいさくて、

こぼれて土に落ちたとき、
ぱっと花火がはじけるように、
おおきな花がひらくのよ。

もしもなみだがこぼれるように、
こんなわらいがこぼれたら、

どんなに、どんなに、きれいでしょう。
                     みすヾ


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はあ~ まつにな~りいた~や~~

2008-08-18 23:39:37 | Weblog
日中は、まだまだ、暑いけど。
今夜は、が美しい。
虫の音が、聞こえる。野はもう秋の気配!

お盆も終わり、三番目の娘も、仕事場に帰り
孫たちは、保育園に、わたしは、いつもの忙しい日に。

こうして、またもとの、一日一日が、過ぎてゆく。

昨日の、日経新聞の「美と美」
またまた、うれしかった。

前週に引き続き、土田麦僊だった。

はあ~ 
松になりたや 有馬の松に
藤に巻かれて寝とござる 巻かれて藤に
藤に巻かれて 寝と 寝とござる
情け有馬の花のゑん

この唄をもとにして、描いたのが「湯女」という作品で
描かれてから、90年経つという。

美しいものは、何百年経とうと、人の心を照らす。


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彼の世とこの世のはざまにて!

2008-08-16 22:34:03 | Weblog
昨日は、63回目の終戦記念日。
亡くなった、実家の父も、つい先だって、亡くなったじいちゃんも、
戦争体験者だ。

お国のためにという、一途な思いで死んでいった人たちが
今の日本の現状を、きっと悲しい思いで、みていることだろう

彼の<かの>世より
呼びたつるにや
この世にて
引き留むるにや
熊蝉の声     吉野 秀雄

お盆の間、忙しくって、暑くって、ブログはお休みした。

14日は、平谷での上那賀納涼祭の阿波踊り
今日は、小浜と、上那賀病院駐車場、桜谷の町を、流した。

納涼祭に来れなかった人や、病院の入院患者さんたちが、
喜んでくれた。

やはり、夏には<阿波踊り>だね。
エライヤチャ、エライヤチャ、ヨイヨイヨイ。
ア、ヤトッサー

北京オリンピックでは、北島が2冠の金メダル
金メダルを獲るまで、人の何倍もの苦労と努力をしてきたのだろうね

冬長く、
束縛されし
球根の
花啓くとき、われも匂えリ  かよ子









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路、たづたづし!

2008-08-14 00:28:15 | Weblog
夕闇は
路たづたづし
月待ちて
行かせわが背子
その間にも見む
       万葉集709
いま、読み終わった、「たづたづし」という松本清張の短編小説の冒頭に、この歌がある。
たづたづし というのは、たどたどしくて、路が分からないということ。

日本語のなんと、やわらかくて、うつくしいことか。

わたしたちは、母国語を、もっと大切にしなければ、いかんのと
ちがうやろか。

今日は、ご先祖様が、無事かえってこられるよう
迎え火を焚く日。

じいちゃんの初盆だ。

少年は
少年とねむる
うす青き
水仙の葉の
ごとくならびて
        葛原 妙子

小学6年生の、孫がわたしの背を、越したいまでも、
わたしの、横で寝ている。

水仙の葉の、清らかさと、生命力が、少年の姿と
ダブルマッチングしていて、さわやかな歌となっている。

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おとこの涙は、うつくしい!

2008-08-12 23:07:24 | Weblog
今日から、徳島は、阿波踊り一色に染まる。
阿波っ子だったら、太鼓や笛、〆の音を聞くと、
体が、浮かれてくる。

平成12年に、上那賀で立ち上げた、阿波踊りの連も、
若い人たちが、<天賦連>として、継続中である。

わたしが、種を蒔いたうちの、ひとつ。
下手な、鉄砲も数打ちゃ、当たる、の譬えのとうり、
種を蒔かなきゃ、芽も出ない。

やってみんことには、やれないとは、いわれない。
やってみて、できんこともある。

わたしの、敵は、私自身と、思っている。
なまけ心も、わたし、頑張るのも、わたし。

だれのせいでもない。
結果のすべての責任は、わたし。

わたしは、わたし。

金メダルに輝いた、北島選手。男泣きしていたなあ。
美しい、涙だった!

<金メダル>とってとれないことはない。

さあ、これまでも、これからも、負けてなるもんか
ぞーーー

わたくしは、詩人になろうとして、
詩を作りだしたのでは
なく、人生をどう
生きるか、
それを解決しようと、
この道を選び、
ただ一筋に生きて
きたのだった     坂村 真民




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こののち、さらに、この暮らし!

2008-08-10 23:43:19 | Weblog
今日も猛暑。
この暑さで、ゴーヤの葉も、へったている。

昨日は、長崎の63回目の「原爆の日」
毎年毎年、怒りと悲しみの日は、巡ってくる。

北京オリンピックでは、やわらちゃんが、おしくも、銅メダル。
でも、よう、頑張ったけん、金メダルあげてもええなあ。

今日の、日経新聞
「美の美」で、土田 麦僊<ばくせん>が、
紹介されていた。

明治20年佐渡生まれ。49歳で死す。

竹内栖鳳の門下生となり、
先輩に、上村松園、橋本関雪、西村五雲、同輩に小野竹喬などが、いた。

東京や京都、大阪の国立美術館へ行かなければ、
麦僊の名画に会うことが出来ない。

まことに、新聞というものは、ありがたい。
こうして、居ながらにして、解説付きで、名画の鑑賞ができる。

「舞妓林泉図」「罰」「散華」の素晴らしい作品だ。


や おまへんけんど。

衣更へて
こののちとても
このくらし

死にし人
別れし人や
遠花火
       鈴木 真砂女








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にんげんの<根っこ>

2008-08-08 22:58:43 | Weblog
今日も真夏日
だが、暦の上では、昨日が、<立秋>
まだまだ、秋にはほど遠い。

では、北京オリンピックの開会式が、放映。
4年毎の世界の大イベント。
<鳥の巣>バンザイ!

いよいよ、日本が、登場。
旗手は、福原愛選手。
みんな、うれしそう。楽しそう。

夕刊の<今日の言葉>より

世の中に、どっしりした根っこがなくなって
いるんだよ「犬目の兵助」 北原 亞以子

時の経過とともに、人間の考え方や価値観が変わってゆく。
江戸時代と、昭和、平成元年と現代とでは同じ一年でもスピードが違う。

スピードが速いほど、社会や人間が拠り所としている
座標軸も、日々変化する。

今日の価値観もあって、ないのも同然であり、根無し草のような
ものである。

今後、ますます、<根>のない時代になってゆくであろう。
という、秋葉道博さんの解説である。

同じようなことを、司馬遼太郎が、危惧していたが、

日本は本当に、自分勝手な、あじもそっけもない、
時代になってしまうのだろうか。


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水ヲ、ノマシテ下サイ。

2008-08-07 20:00:52 | Weblog
ひさしぶりの

これで、一息つけるかな。

夕べの続きです。

水ヲ下サイ 
アア 水ヲ下サイ
ノマシテ下サイ

死ンダハウガ マシデ
死ンダハウガ
アア タスケテ タスケテ

水ヲ
水ヲ
ドウカ

ドナタカ
オーオーオーオー
オーオーオーオー

天ガ裂ケ
街ガ無クナリ
川ガ

ナガレテゐル
オーオーオーオー
オーオーオーオー

夜ガクル
夜がクル
ヒカラビタ眼二

タダレタ唇二
ヒリヒリ灼ケテ
フラフラノ

コノ メチャクチャノ
顔ノ
ニンゲンノウメキ

ニンゲンノ

        原 民喜詩集より
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