おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

あしたはあしたのかぜがふく

2009-01-30 23:10:34 | Weblog
人生を照らす言葉   文学博士  鈴木 秀子

あすのことを
思い煩ってはならない。

あすのことは、
あす思い煩えばよい。

その日の苦労は、
その日だけで十分である。

「新約聖書」マタイによる福音書第六章
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おやじの弁当

2009-01-30 22:37:26 | Weblog
朝から雨、ええおしめりじゃなあ!

阿波市の方から手紙が届いた。

ある人から「致知」の本を送っていただいた。

「論語」について、みんな関心をもっとんじゃなあ。

「致知」に巻頭の言葉として、
アサヒビール名誉顧問の中條高徳氏の「おやじの弁当」が寄稿されていた。

貧乏に耐えて勉学にひたむきに努める少年がいた。
彼はある日、母の作る父の弁当を間違えて持って行ってしまった。

彼曰く
「おやじの弁当は軽く、俺の弁当は重かった。
おやじの弁当箱はご飯が半分で、自分のにはいっぱい入っており、

おやじのおかずは、味噌がご飯のうえに載せてあっただけなのに
自分のにはメザシが入っていたことを、間違えて初めて知った。

両親は黙して語らず、肉体労働をしている親が
子どもの分量の半分でおかずのない弁当を持ってゆく

之を知った瞬間、子を思う親の真の愛情がわかり、
胸がつまり、涙があふれ、その弁当が食べられなかった。

その感動の涙が勉学の決意になり、両親の期待を裏切るまいと
こころに誓った」

という。

このおやじの弁当の心こそ、仏道で説く「陰徳」の妙法であり
「慎独」の実践である と結ばれていた。






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怠らず務めよ

2009-01-28 23:28:41 | Weblog
「致知」ちしと読む。
人間学を学ぶ月刊誌とある。

すごい内容でました。
しょっぱなから「論語」がでてくる。

「力足らざる者は中道にして廃す。今女<なんじ>は画<かぎ>れり」
今年92歳になる伊与田覚氏はこの一節によって

感奮興起<かんぷんこうき>したそうである。
そのとき 67歳であったという。

一流の人はいくつになっても変化成長する。

四十、五十で人生が分かったように言う人は、

すでに心がマンネリになっているのである。

「すべてのものは移りゆく。怠らず務めよ」
釈迦の最後の言葉である。

命ある限り変化成長してゆくことこそ、すべての人の課題であることを

孔子も釈迦も教えている。
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えとのおはなし

2009-01-28 22:56:39 | Weblog
娘たちが、ソフトバレーーの練習があって居ないので
水曜日の夜は孫のお守り。

炬燵で私の横に「はく」が来て、しきりと乳をさぐる。

三段腹をさわって「これ、乳なん?」

お風呂に秀朗と虎白の3人で入る。
「し、のたまわく」と大きな声。

寝る前はいつも絵本の読み聞かせ。

今夜は、「し、のたまわく」やろう という注文。

布団の上にまず正座をして素読。

其れが済むと「はく」は12の干支のお話の絵本。



「うーってなに」「みーってなに」「いーってなに」

「おれなあ、てんとうむしなんよ」

「なんで、わにやゴリラが おらんのん」

△■○×+▲□○×

こどもは、他愛もないことを、考えるものだ。







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美しい村とは?

2009-01-27 22:52:39 | Weblog
26日、木沢の防災センターで、講演会あり。

山田泰司さんの「美しい村づくり」は外観の美しさだけではなく、
そこに住む人が元気でいい笑顔があることも、

大切だといわれた。

「論語」についての投稿が、おもわむ反響で~~~す。

うちの孫にも大好評!

「し、のたまわく」とか

「こうげんれいしょく、すくなしじん」と
おまじないのようにいっている。

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湖のみずどり

2009-01-23 22:05:50 | Weblog
冬の歌として
白菜が赤帯しめて店先に
   うっふんうっふん肩を並べる  俵 万智

なんと楽しい短歌だろうか。
「サラダ記念日」が世に出たとき、与謝野晶子以来の短歌の革命だといわれた。

わたしは、どうも苦手なんじゃけんど。

浪の秀<ほ>に
裾洗はせて大き月
ゆらりゆらりと遊ぶがごとし

水鳥の
背に残りゐる夕明かり
湖<うみ>暮れゆけば
ただ仄かなる      大岡 博
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いのちのあはれ

2009-01-22 22:03:34 | Weblog
今日も朝から冷たい雨。

帰ってくる孫たちも寒かろうと夕食は「そばごめ汁」「ポテトサラダ」「さけの塩焼き」「こんにゃくとしいたけなどの煮物」。

おもったとおり一番チビの虎白が「おなかすいたーー」と
駆け込んでくる。

総勢7人の夕食が始まる。
一番騒々しくて、一番わたしの好きな時。

いのちある
木草のあはれ季<とき>来れば
追はるるごとくつぎて花もつ

いそぎゆく
水鳥みづに影曳きて
山はひそかに夕映えのなか   大岡 博
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雪の妖精

2009-01-21 22:56:14 | Weblog
大寒から立春までが一番寒いという。

今日は、世界中が記念の日となるアメリカ初の黒人オバマ大統領が就任。
世界が変わる「変革の日」だ。

演説では、「新たな責任の時代」の到来を宣言す。

子曰く、君子は諸<こ>れを己に求む。
小人は諸れを人に求む。 と論語にもある。


妖精は
かく生まれむか
木々ふかく雪の微粒の
光りはじめぬ     小暮 政次


風たえし
木立は冬の寂<しづ>かなる
いろをたもてり
天<あま>づたふ日に  山口 茂吉    
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なづななづな

2009-01-20 22:50:42 | Weblog
今日は大寒。

よくみると
ゲートボール場のさくらに固いつぼみが付いている。

畑のなずなも白い花を咲かせている。

陽が高くなり、寒い寒いといいながらも、
季節は確実に春に向かっている。


なづななづな
切り抜き模様を地に敷きて
まだき春ありここのところに   木下利玄



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ばあ、孫にまいった!

2009-01-19 22:33:07 | Weblog
ほんま、こどもってすごいもんですね。

夕方、保育所からもんてきた<秀朗>と<虎白>に
ばあちゃんが ゆうとうり、ゆうてみいよ とゆうて

し のたまわく まなびて ときに これをならう
また よろこばし からずや と

素読を試してみると、これがなかなかのもんで、びっくり

いやはや まったくまいった まいった

こどもは脳みそが瑞瑞しいためか、吸収力集中力は大人の比でない。

ばあちゃんは、降参じゃなあ


午後、拝宮の紙漉き職人の中村さんちへ、
東京での6月の物産展の相談に立ち寄る。

ちょうど、楮の皮が干してあり、大きなかまどで煮ていて、いい香り。
これから、一枚一枚干してある皮むきにとりかかるということだ。

紙漉きは寒の仕事だけに、大変だ。




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