おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

多忙な 一日でした。

2008-10-30 22:12:31 | Weblog
昨日、今日と二日続けて徳島往復。
やっぱり体に<こたえる>なあ

昨日は、県立総合教育センターで「ふるさと水と土のシンポジウム」に
パネリストとして出席。

「日本の農村はどこへ向かうのか」と題して森林ジャーナリストの
田中敦夫氏が基調講演。

事業成功の条件として 3点のことをあげていた。

1、リーダーがいることーメリハリがつく
2、補助金をあてにしないことー自力で自腹のほうが継続する
3、楽しく取り組むー次へのステップにつながる

パネルディスカッションは
「まちとむらの協働を考える!」

コーディネーターに澤田俊明氏
パネリストに私と田中先生を含む5人、

「緊張しました」

夜は7時から、
相生福祉センターで後藤田先生の後援会の役員会。

息つく暇もない一日だった。<やれやれ>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生涯 現役でーす。

2008-10-28 22:38:00 | Weblog
まっさに!秋晴れの上天気ダー<イッエーイ> 

きょうは、ふるさと交流館で、飯泉知事の円卓会議があった。
80人~90人の参加者あり。

「テーマ」
進めよう”地産地消”広めよう ”食の安全・安心”in
那賀町  という長ったらしいものだった。

地下足袋王子もパネリストとして、参加。

はんごろしを作っている、<ビーンズあい>の
シニアのバイタリティには、”ハッハー おそれいりました”

高齢化率82%のシニアの方が、
頑張っている!

長い長い、経験と技、知恵をいかしての、
生涯現役です。とおしゃった言葉に感激

わたしも、負っけるもんかーーーーわ。

明日の朝、早いので、
今夜はこれで、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書週間

2008-10-27 22:16:22 | Weblog
今日から11月9日まで、週間。
今年の標語は、「おもわぬ出逢いがありました」。

3割の人は、本をまったく読まず、月に1,2冊読む人が4割という、
高校生のアンケート結果だそうです。

中学、高校のときは、一番本を読む年頃なのに、
なんちゅうこっちゃ

こんな60才のおばはんでも、本屋へ行って、本をあれやこれや
選ぶ楽しみも、あるし、買ったら買ったで、

はよう、読みとうて、1時、2時までかかって、一晩で読んでしまう
時もあるのに、エエ若いもんが、なんたるこっちゃ~~

本は<心の滋養>やなんてことをおっしゃる
やからも、いるようですけんど。

人が人と出会うそれよりも、本との出会いには、さまざま出会いが
あり、わたしは、それが楽しみのひとつです。

宮ヶ谷を歩いて、帰ってくると、草のみがついていた。

ふり切った恋  草の実がつきまとい   時実新子

ふるさとや葛の風さへ荒荒し     鈴木真砂女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪~うさぎお~~いし♪~~

2008-10-26 23:47:48 | Weblog
さむ!さむい!なんとまあ寒いこと!
剣山の槍戸トンネルの広場で、源流コンサートが、あった。

平成18年10月に第一回が開催されて、今度で2回目。
上流域と下流域の交流イベント。

木沢の山は、今、もみじの盛り
雨の紅葉の山々に、ピアノの音階が、流れてゆく

美しいソプラノが、連弾のピアノの音が。
童謡のコーラスがとともに。

最後は参加者全員で「ふるさと」を大合唱。

うさぎ追い~し かの山~
こぶなつ~りし かの川~
ゆ~~めは、い~~まもめ~~ぐ~り~て
わすれが~~たき ふ~~る~さ~と~~



霧がかかったり、晴れたり。唄っている人々を霧が包んでいたり。
寒い寒いコンサートだったが、まあ、こんな日もあろう。

こころざ~~しをはたし~て
い~つのひ~にかかえら~ん
やまは~あ~おき ふ~る~さと~
み~ず~は あ~~おきふ~る~さ~~と~~

相生森林美術館の童謡を歌う会
阿南第九の会
パウンドケーキ
上流の小さなピアニストたち
ピアノ連弾(井下洋子、井下べに母娘さん)

関係者のみなさん、ほんとうに、ほんとうに
おごくろはんでした!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢のなぎさ

2008-10-24 22:04:36 | Weblog
石蕗の黄色の花が、咲いている。

なんと、柚が色づきはじめた。
例年より、早いような気がする。

あまりにも温かいので、実が落ちはじめた。

今日は、パソコンにかじりついている。
10月29日、パネルデイスカッション「まちとむらの協働を考える」
ということで、

協働において困っていること
協働においての提案

の課題があって、頭が痛いところ。

乳母車
さびしき舟を押しながら
夢の渚に子を連れてゆく   大辻隆弘



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬上少年過ぐ

2008-10-23 23:32:46 | Weblog
「わしなあ、雨の音が好きなんじょ」 と
6年生の孫が、年っしょりみたいなことを、言う。

背丈は私を追い越しているのに、わたしの横で寝ている。
寝顔がかわいいて、つい頭を撫でてやる。

ほなけんど、ときどき、少年特有の、においがする。

馬上少年過ぐ
世平らかにして白髪多し
残躯<ざんく>天の赦すところ
楽しまざるをこれ如何<いかん>せん

高名な伊達政宗の詩である。

幼名は「梵天丸」とよばれ、乳母の喜多の薫陶を受けた。
「若様、朝のひをのみなされ。できたてのひはおいしゅうございますでな」

というふうにである。

孫の未来は、これからだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<女郎蜘蛛>

2008-10-23 22:52:10 | Weblog
電線の間の、無数の蜘蛛の巣が、朝露を浴びて、光っている。

ふと、水上勉の「太市」という小説を思い出した。

昭和の初め、人の心がまだ豊かだった頃、子どもたちの遊びは、
限られていた。

女郎蜘蛛を丹精に育てて、友達の蜘蛛と闘争させるという楽しみがあった。

「太市」という少年は、道から川に転落したとき、背中を強く打ったことから
学校へもゆけず、寝たっきりのままだった。

その太市は、蚊帳のなかで、十二、三匹の蜘蛛を飼っており、
それがまた、大きくて、立派な女郎蜘蛛だった。

というようなことを、平易な言葉でありながら、女郎蜘蛛の生態と
太市の凄惨な日常の生活を、絡み合わせた

読者の心を捉えて離さない水上文学特有の
繊細なタッチで、書かれていた。


藻のごとき
齢<よわい>と思ふ秋立ちて
銀河の星のこぼれ咲くなり   辺見じゅん

藻のごとき齢というのは、どんな年齢なのかなあ と
思う。

星が、こぼれて咲くなんて、やはり、秋の高く高く澄む、
冴え冴えとした、夜空なればこそだろう。

今朝みれば
さながら霜をいただきて
翁さびゆく白菊の花    藤原其俊「千載和歌集」

今日は、二十四節気のひとつ「霜降<そうこう>」
霜が降り始め、冬の到来が感じられるころとされる。

しかし、地球温暖化の影響で、平年より、6度ほど高めという。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月の照る海

2008-10-22 22:45:12 | Weblog
ああ~~やれやれ
パソコンが、直った。

ほれに、20、21日と東京で研修会。
東京って、階段を登ったり降りたり。もう~~クタクタじゃあ~~。

海なりし
八重洲とう街昏れはてて
青き月光浸しはじめぬ    佐波洋子

夕べは、徳島市内のホテルで、一泊。
今日は、レジ袋をいかに削減するかという講演会に出席。

やっと、ただいま、帰ってきました。

久しぶりのでーす。


ひやびやと
月の照る夜半わたなかの
魚たちはみな楽器とならむ  栗木京子

月の光が、海の底深くまで照らすとき、さばもさんまもたこ、いかも
しづかに、しづかに、うつくしい音色を奏でているんだろう な

という歌です。
「楽器」という表現が、類型でない、新鮮で豊かな感性が、感じられます。


亡き人の
たれとも知れず夢に来て
菊人形のごとく立ちゐき  大西民子

魚のごと
水をへだてて人あらば
悲しきこともすき透りなむ  佐竹弥生







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落葉松

2008-10-17 22:53:30 | Weblog
パソコンから、変な音する?のかも。

本庁からの帰り、お猿が、国道で遊んでいた。

こーんなこと、日常茶飯事じゃによって、ことでも、ないが。

落葉松<からまつ>  北原白秋

からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川<やまがわ>に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。

文語体の文字には、日本のこころが、やどっている。

口語体で、読み慣れた若いひとたちは、なじみがうすいかも
しれないが、たとえば、もののあわれ と書くよりは、

もののあはれのほうが、こころに、ちかい。

てふてふと書いて、ちょうちょうと読むが、てふてふのほうが
より、蝶々の舞っている姿が想像できる。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘曲

2008-10-16 21:55:21 | Weblog


茶の花が、咲いている。
陽に干した布団が、あったかーい。
きょうも、

チューリップの球根、今日も50球植えた。
これで、100球植えたよ。
来春が、楽しみ。

隣の、おじさんが、急に倒れて入院。
たとえば、わたしが、急に、いなくなっても、
チューリップは、必ず、春には咲く。

平岩弓枝の「ちっちゃなかみさん」一気に読んでしまった。

なかでも、「猩々乱」<しょうじょうみだれ>は、能楽師の宮増小左衛門の
一徹な性格が招いた災難を、秘曲に絡めての構成の巧みさは、
私たち読み手に息する暇も与えないほどの、緊張感と迫力がある。

解説によると、ここに収められているのは、昭和35年から46年にかけての、初期の作品であるということだ。

はじめて小説を発表してから、4作目の「鏨師<たがねし>」で直木賞を受賞。
作家としては、幸運に恵まれていた。

先日読んだ「平安妖異伝」とは、まったく趣きの変わった作品で、久しぶりに
ストレス解消という、ところである



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする