おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

おてんとうさんのめぐみ

2008-07-26 00:25:27 | Weblog
今日の天気

9時半から、相生福祉センターで、那賀町ボランチア連絡協議会役員会。

いろいろな話を聞くことが、わたしの、こころの滋養になる。

阿南夏祭り、二日目
マンダラドームでの阿波踊り、素晴らしい。

上流の特産品は、まな板が、人気。
ここでも、いろんな人との出逢いがある。

くたびれもうけの、ほねおり損でも
ええでないで。

「何も持たぬという人でも、
天地のめぐみを、いただいている」  小倉 遊亀

百歳を超えてなお、画家としての情熱に
いのちを、燃やし続けたひとの言葉です。

昔の人は、太陽のことを、おてんとうさんとよんで、
親しみ、畏れ敬ってきました。

<人間に与える歌>

そこに太い根がある
これをわすれているからいけないのだ

腕のような枝を引き裂き
葉っぱをふきちらし

がんじょうな幹をへし曲げるような
大風のときですら

真っ暗な地べたのしたで
ぐっと踏ん張っている

根があると思えばなんでもないのだ
それでいいのだ

そこにこの壮麗がある
樹木をみろ
大木をみろ
このどっしりとしたところはどうだ
                  山村 慕鳥

さて、明日から、一週間ブログは、お休みします。
どちらさんも、ごきげんよう





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ゴーヤー、初収穫

2008-07-24 23:39:32 | Weblog
今日の天気
  
入道雲がでて、まったくの夏盛り。 ダムの水位も下がりはじめた。
一雨、ほしいところ。

今日は、土用の丑の日なんじゃけんど。
今年は。うなぎはパス。

今日、ゴーヤーの初収穫、初試食
<お味は?><おもったよりは、いける>

今日のニュースから。

モンゴル、ゴビ砂漠で、
肉食恐竜、「タルボサウルス」の子どもの全身骨格の化石発掘。
白亜紀後期の、約7000年前の地層から。

またまた、岩手で震度6強の地震発生。
自然の災害は、まったなし。

夕方、大聖と阿南の夏祭りに。
商店街の一角に、源流祭りの、幟あり。

毎年、上流の特産品の販売。

待っていてくださる人あり。
まな板三枚、お買い上げ。

<ひのきは、ええ、においがするなあ>

ホラホラこれが僕の骨だ、
生きてゐていた時の苦労にみちた
あのけがわらしい肉を破って、
しらじらと雨に洗われ
ヌックと出た 骨の尖<さき>

故郷の小川のへりに
半ば枯れた草に立って
見ているのはーー僕?
恰度立て札ほどの高さに、
骨はしらじらととんがってゐる。
                    中原 中也


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透きとおる かなしみ

2008-07-23 22:51:14 | Weblog
今日の天気

朝、10時、しらさぎ台で「絵本太閤記」のお稽古
13時30分、もみじ川温泉で、特産物出店の会議
15時30分、日の谷公民館で、縁むすびの会役員会

昼食抜きで、息つく間もない。
<ヒイ、ヒイ、ハア、ハア、ゼイ、ゼイ、>

まだまだ、修行が、足らんなあ。

昨日の夕刊、「きょうの言葉」 秋葉 道博 より。
<石中に火あり、打たざれば出でず、人中に仏性あり、
修せずんば顕<あら>われず。>

つまり、火打ち石を、打たなければ、火をおこせないように、
仏になる、素質があっても修行しないことには、
ものにすることが出来ない。ということ。

天分とか天才という言葉があるが、これとても、
その人、その人の努力や精進によるところが、大きい。

凡才なら、なおさらのこと、人の二倍三倍の
たゆまぬ努力と、精進を心がけなければ、ならない。


かなしみは しづかに たまってくる
しみじみと そして なみなみと

たまりたまってくる わたしの かなしみは
ひそかに だが つよく 透きとほって ゆく

こうして わたしは 痴人のごとく
さいげんもなく かなしみを たべてゐる

いづくへとても ゆくところもないゆえ
のこりなく かなしみは はらへたまってゆく

                    八木 重吉







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魚に似た<お、ん、な>

2008-07-22 22:49:15 | Weblog
今日の天気

今日は、大暑、一年中で一番暑い日、
しかし、こんなもんじゃあないぞ、
もう、うなぎのぼりに水銀は、上がっている。

今日は、孫5人のお守り。
小学生の二人は、いいとして、あの、やんちゃっくれの、
秀朗、聖奈、虎白の三人には、もう、くたびれはてたわ。

<ヒイ、ヒイ、ゼイゼイ>

いまは、ようやく、とる。

新聞に、幻の源氏物語写本「大沢家本」70年ぶりに発見。

源氏物語の成立や、伝来を研究するうえの、貴重な資料とある。

<大発見ダー>

源氏物語とは、十一世紀初頭に成立した世界最古の長編小説で、
五十四帖から、なっている。


このごろ、月の出が午後十時近くとなり、
障子を開けはなして、いるので、ちょうど
私を、月が照らす。

<魚に似た、女が月を浴びている>  新子

深海魚のような、そんな気分<ルン、ルン>

<エーー なんて?>
<魚じゃのうて、とど じゃってってー!>





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はなをこえ、くもをこえ!!

2008-07-21 23:28:21 | Weblog
今日の天気

昨日は、猛暑だったとか。
土用じゃもん、あついはずじゃあなあ!!

ほんでも、今日は、土用の風が吹いて、宮が谷川には、ノコギリソウが、
黄色い花を、つけていた。

とりこぼされた、鮎が数匹岩陰に、みえる。

日々、刻々と移ろう自然に、向き合っていると、
なんと、ちっぽけな、自分の姿が、見えてくることか。

「人はどこからきて、どこへゆくのか。この世界に生きることの
不思議さ」

谷川俊太郎の詩は、私たちの、心の深くに、光を照らす。

<はる>

はなをこえて
しろいくもが
くもをこえて
ふかいそらが

はなをこえ
くもをこえ
そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける

はるのひととき
わたしはかみさまと
しずかなはなしをした
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カッパえびせんと、おんなの長話。

2008-07-21 00:16:43 | Weblog
今日の天気、

なんと、まあ。
昨日は、徳島で34,8度 今期最高の暑さ。

ゴーヤーも、ひなえるはずじゃなあ。
けいじさんは、朝と、晩方、せっせと水やり。

ゴーヤの、みいも、だいぶおおきゅうなったでよ。
真田先生が、好きゆうてた。もうすこししたら、
したげるけんな。

11時、十郎兵衛屋敷で、浄瑠璃本番。
今日は、ちょっと、お師匠はんに褒められた。ヤッターー。
浄瑠璃は、底が、ふこうて、ほなけん、おもしょいんじゃなあ。

末ちゃん、おぼえとるで。
王子のお森で、西山のおっちゃんが、太夫で語いよったん。

うちは、あのころの、浄瑠璃が、耳にまだ、のこっとるでよ。
あの時、三味線ひいとったんが、今の、うちの、お師匠はんです。

ほんで、牟岐の、みさかはんと、同級生だったんには、びいっくり。

12時半、市内の<御座船>で、お見合い、会長と4人で食事。
うまくいったら、ええけんどなあ。

久しぶりに、本屋へ、
松本清張の<死の枝><憎悪の依頼>森村誠一の<魂の切影>購読。

夜10時、島根のかずちゃんに
元気で、なにより。ガンのほうが、にげてゆく。

時計をみると、ありゃりゃ。一時間ちかくにも、なっとる。

カッパえびせんと、おんなの長話は、止められまへん。

愛そうと したのよ
  ずっと ずっと ずっと
             時実 新子





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騰々 天真に任す!!

2008-07-18 22:43:22 | Weblog
今日の天気。うだりそうな、暑さ。

しかし、はうまい。

夏は、あつうて、あたっりめえじゃ。
というて、うちには、台所に一台冷房機が、<あるにはある>が、
めったに、つかうことはない。

扇風機もこわれたまんま。ひたすら一本。

我が家の地球温暖化対策。ただいま、実践中。

朝、10時、神山へ、お稽古に。
12時半、川内公民館で、素義会の監査。

1時半、ひろちゃんと、ちよちゃんと、松茂のとくとくターミナルで落ち合う。
3人で、きよちゃんの家へお悔やみに。

二つ年下のだんなさんと、むすめさんの話から、
清ちゃんの、しあわせな、一生に触れることが出来、
うれしかった。

遺影の、きよちゃんが、やさしく微笑んでいた。


「良寛、心のうた」 中野孝次著より

生涯 身を立つるにものうく
騰々<とうとう> 天真に任す

嚢中<のうちゅう> 三升の米
炉辺 一束の薪

誰か問わん 迷悟の跡
何ぞ知らん 名利<みょうり>の塵

夜雨 草庵の裡
双脚 等間に伸ばす
           良寛
「草の庵<いほ>に足さしのべて
        小山田の山田のかはづ
             聞くがたのしさ」













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土と草

2008-07-16 23:59:11 | Weblog
今日の天気

産直市で、ひおうぎの花を買う。

昔の味噌甕に。おばはん流で投げ入れ。

ゴーヤーのカーテンも、ほぼ完成。
夜風が、なんとなく、ツヤっぽい。

昨日、おとといと秀朗(ヒーローと読む。5歳)が40度の高熱。
またまた、今日の夕方から、虎白(コハク 3歳)も、ダウン。

こはくの出生届けを出しに、役場へ行った。
<とらじろちゃん>って読むんで。っていう

<ん  んん>
けしからん、のらねこじゃあるまいに。
うちの、かわい~~~い孫じゃのに。

家では、<トラ>とは、よびまへん。
<はく>とよんどります。

かわいい、かわいい<はく>やで。

  土と草

かあさん知らぬ
草の子を、
なん千万の
草の子を、
土はひとりで
育てます。

草があおあお
しげったら、
土はかくれて
しまうのに。

       みすゞ



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しょぼくれた夢!

2008-07-15 22:41:32 | Weblog
今日の天気

夕方、宮が谷へ、
ヒグラシの、鳴き声が、すさまじい。
谷を、挟んで、鳴き交わす。
蝉しぐれのなかの散歩も<おつな>ものだ。

今日は、全国の20万隻、一斉に休漁!!
油が高い。 魚は安い。
まったくもって、異常事態。

夕刊の「おじさん図鑑」より、
芥川龍之介の<芋粥>は、しょぼくれた中年男、五位の夢は
芋粥を腹いっぱい、食べてみたいことだったが、

願いが叶ってみると、見ただけで胸が一杯になって、
夢は実現したものの、がっかりしてしまう話。

そのおちは、
戦後、日本人は、米の飯を喰いたさに、一生懸命働いてきた。
しかしそれが実現した今、手にしたものは、砂上の楼閣だった。

夢が夢でなくなった、現代、セコイ夢でも、
見ることができるのだろうかと、おじさんは、しょぼくれている。

というものだ。

まことに、セコイ世の中になってしもうたなあ。

      三不忘

貧しかったときのことを
忘れるな

苦しかったときのことを
忘れるな

嬉しかったときのことを
忘れるな
            坂村 真民





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こころにしたがふべし。

2008-07-14 23:17:15 | Weblog
今日の天気

じいちゃんの、いとこのおばあちゃんが、お悔やみに
来てくれた。

一人息子さんは、大阪に住んでいる。
軽い脳梗塞で倒れたため、いまは、施設に入所。

住所変更のため、上那賀支所へ、わたしも付き添う。

施設の部屋で、いろいろと、話す。
おもわず、もらいなき。

年がいって、一人で生きて行くのって、大変なことだ。

こうした、お年寄りが、年々増加。

マザー、テレサが、いってったけ。
孤独ということが、お年寄りには、一番の毒だ。 と


<ひヾのをしへ>

だい一

てんとうさまをおそれ、これをうやまい、そのこヽろにしたがふべし。

たヾしこヽにいふてんとうさまとは、にちりんのことにはあらず、

西洋のことばにてごつど<神>といひ、にほんのことばにほんやくすれば、

ざうぶつしや<造物者>といふものなり。

だい二

ちヽはヽをうやまい、これをしたしみ、そのこヽろにしたがふべし。

                   福沢 諭吉




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