そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

フランスで火山と遊ぶ〜 2019.08

2021-10-21 | 旅行

パリからさらに南下して410kmほど、中央部のオーヴェルニュ地方にやってきました。

世界遺産のシェヌ・デ・ピュイ火山群があり、起伏に富んだ緑の山々が印象的です。山だ〜。フランスにも火山があったんだ〜!
シェヌ・デ・ピュイ火山群には1000m級の火山が80ほど、32kmもの長さに渡り連なっていて、しかも、噴き出したマグマの粘度や力の違いで火山の形も半円形、台形などさまざま。でもゴツゴツした岩肌の山ではなくて、緑豊かな高原が広がっています。火山によって出来た湖も沢山あるとは、自然美に富んだ地域ですね。
 
最後の爆発は紀元前6000年?ともいわれるほど古いシェヌ・デ・ピュイ火山群、高地の年間降水量は1000mmを超えるため、地下水が大量に湧いてきます。ミネラルウォーター、ボルビックのボトルに描かれているのがシェヌ・デ・ピュイ火山群。え!意外と身近な山だった。
 
ちょうどお昼頃の到着〜。向かう先はビュルカニア、火山について学べるテーマパークです。ホテルがあって泊まれるのですね。

ビュルカニアの看板を通り過ぎました。もう間もなく。

高原の中に、点々と駐車場。かなりたくさんの車が停まっています。公園も兼ねている広大な敷地。ピクニックをしたり、思い思いに過ごすご家族もいるのでしょうね。入口目指して歩いていると、世界遺産、シェヌ・デ・ピュイ火山群についての説明書きがありました。

駐車場から入り口まで延々と歩いて、ようやく到着。地形を活かしたテーマパークは、ここから地下に降りていくスタイルです。
2002年オープン当時は、学術的な色が濃く、「学習」がドーンと前に出たパークだったそうですが、その後、方向転換に成功し、「遊ぶ」を追求したアトラクションをどんどん増やしてハードルを下げた結果、来場者数もアップ。良かったですね。
まずはレストランでランチをしてからですが、学食タイプのレストランは満員御礼。どのテーブルも家族連れで賑わっていました。

クラスト夫妻を偲ぶ大きなボードがありました。世界的にも著名な火山撮影家だったフランスのご夫婦は、1991年6月3日、日本で、雲仙・普賢岳噴火の火砕流に巻き込まれて亡くなりました。フランス人のご夫婦が亡くなったこと、ニュースでみたのを覚えています。御冥福をお祈りいたします。


入り口のホールには、火山と、溶岩流の様子を演出で実現。何だか熱そう、火傷しそう。リアルですね!

「わ〜熱そう!」とか言っているそばで、座っちゃってる人とかもいますがね。
パークの中は階層がいくつかあって、体験型アトラクションの数もかなりあります。それぞれ、上演時間を確かめて、うまく次々乗れるように自分で組み合わせてまわります。アトラクションは結構並んでいて、ディズニー並み。待つ時間も考えないといけません。待っている間は、壁を使って、火山や地震、津波関連の話や、世界中の火山について学べるようになっています。富士山の写真もありましたよ🗻
 
アトラクションはシアター型のものも多く、かなり良く出来ていて、楽しみながら学べるスタイルになっています。フランス語が分からなくても、とっても楽しめました!今度は、空いている時に来たいなあ。
 
こちらに立ち寄ったのは、アトラクションの演出と工事で携わっているパートナー氏に打ち合わせがあったため。その間を利用して、ソリマチと子供2人がパークを楽しんだのでした。
 
さて、ビュルカニアの次は、最高峰のピュイ・ド・ドームに向かいました。11000年前の噴火で出来た溶岩ドームです。1465mのこの山に、なんと、電車が走っていて、電車で頂上まで向かいます。

パノラミック・デ・ドーム鉄道!山肌をぐるぐるして山頂を目指します。

乗ってすぐ、なんだかのどか〜。


頂上の展望台は風強し!でも絶景が楽しめます。
遊歩道のはじまり。ぐるりと歩いて回ることが出来ます。空にみえるは無数のパラグライダー。スカイスポーツが盛んなところです。気持ち良さそう!

風は強いけど、最高の天気でした。
たくさん遊んでから、ホテルにチェックインです。
 
さて、本日の夕飯は、お仕事関係の知人のおうちでご馳走になりました。
ホテルからはタクシーで向かいます。
 
本屋さんの入った2階建てのビル。その2階部分が住まいになっている知人のおうちは広いバルコニーもあって、まずはそのバルコニーでアペリティフ。夏だけどからっとしているので屋外が気持ちいいです。後ろにはとても大きな植木鉢にたくさんの種類のハーブが植えられていて、奥さんがおしゃべりしながらハサミでちょん、と切っては料理に使う様子をみて、とても憧れた〜〜✨
うちには、そんな大きな植木鉢を置くスペースも、おしゃれなバルコニーもないのだが。

日本に憧れていていつかは行きたい、と話してくれた奥様は、アフリカ生まれの方。
エキゾチックなお料理、美味しかったです。

このデザートも真似してみたい!パイナップルのお皿にマンゴーが沢山詰まっていました。ハーブはもちろん、バルコニーから直送です。

ワンフロアだけど、とても広いおうちで、2階なのに中庭も。
うちの中をくまなく案内してもらったけれど、息子ちゃんたちの部屋にもそれぞれシャワールームがついていたのには驚いた。日本とは違うなあ。
おうちを見せていただくと、とても参考になりますね。
 
食後、男性陣は仕事の話、母と子どもはフランス版「人生ゲーム」で盛り上がり、なんと夜中まで盛り上がってしまいました〜😄
 
コメント
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