And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

コルチャック先生、あなたは自由だ

2014-05-31 15:54:54 | 日記
紀伊國屋書店からDVDでワイダのボックスが出て、有名な「灰とダイヤモンド」より「世代」「地下水道」のほうが面白く
それからワイダのDVDが出ると必ず買っている。やはり政治に絡む話に興味があって、「カティンの森」とか好きだが
今回はやっと「コルチャック先生」。観たことなかったが、ストーリー読むだけで泣いてしまいそうになる。
前に死んだ人間を出すのは反則だと書いたが、自分の中では子どもを出すのも反則だ。さあ号泣しなさいと観る前から指示されているようで。
典型は「禁じられた遊び」何十回観ても泣く。若いときも泣いたが、自分に子どもができたらもっと泣く。
両親が目の前で亡くなっても涙を流さず、最後の最後にミッシェルという呼びかけがママ、ママと変わって
泣きながら群衆に紛れていくと書くだけで泣けてしまう。デシーカの「自転車泥棒」「靴みがき」ジェルミの「鉄道員」
ルイ・マルの「さよなら子供たち」古くはチャップリンの「キッド」「ソフィーの選択」のような作りすぎだろうというのはごめんだが。
でも「コルチャック先生」のような史実にそった話は切実。
さてドアを閉めて泣く準備をして観るか。


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