And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

The United People Never Be Defeated!

2015-02-06 23:13:10 | 日記
映画「屋根の上のバイオリン弾き」でヴァイオリンを弾いていたのはアイザック・スターンだったが、有名ヴァイオリニストは例外なくユダヤ系。クライスラーはじめとして名前挙げるのもばかばかしいくらい。なぜユダヤ人がヴァイオリンにというより音楽に才能を持っているのか。ホロヴィッツがこの世には3種類のピアニストがいる。ユダヤとゲイと下手くそだと言ったとされるが、ピアニストではそれほどユダヤ系を知らない。指揮者ならバーンスタインくらいしかぱっと思いつかないがヴァイオリニストはヒット率が高いこと。カラヤンにヴァイオリン協奏曲で名盤がないのは、有名ヴァイオリニストがみなユダヤでカラヤンとは共演しないからではと思っている。元々ヴァイオリンのキンキンいう音が嫌いでヴァイオリン協奏曲はほとんど聴かず、定番のメンデルスゾーン、チャイコフスキーが裏表に入ったのしか持っていなかったが、CDになってレコードはスターンで持っていたのでCDはオイストラフにしようと探したらその組み合わせでなくチャイコフスキー、シベリウスだったがメンデルスゾーンなんてどうでもいいとそれにした。昔クラシックを聴くきっかけになったのがコマーシャルでチャイコフスキーのピアノ協奏曲が使われ、それを聴きたくてラフマニノフと裏表になったカラヤン、ワイセンベルクのレコードを買ったが、チャイコフスキーはすぐ飽きてラフマニノフばかり聴いたことがあった。オイストラフ買ったときも唯一チャイコフスキーの曲の中ではヴァイオリン協奏曲は聴く曲なのだが、初めて聴いたシベリウスに惹かれた。ハイフェッツとは対極にある演奏でハイフェッツもいいのだがオイストラフを選んだというのも正解だったかもしれない。と何人か名前出したヴァイオリニスト全員ユダヤ系。シェイクスピアの「ベニスの商人」でもわかるようにユダヤ人は嫌われの歴史。第二次大戦でも虐殺したのはナチだけでないソ連もというのもわかっている。ナチのポーランド侵攻のときソ連もポーランドに侵攻しているのだから。なぜそれほどまでにユダヤ人が嫌われ続けてきたか日本人にはわからない。ユダヤ人というと金持ち、高利貸しというイメージだが、それは頭がいいとも置き換えられる。昔「日本人とユダヤ人」というユダヤ人と偽った日本人の書いたエセ本が賞までもらってベストセラーになったことがあるが、日本人とユダヤ人は何か似てるような気がする。嘘を見抜けなくて賞までやった大宅壮一ノンフィクション賞は大恥もいいところだ。ノンフィクションでもなんでもなかったのだから。ユダヤはアラブと比べると日本人には親しみやすい。理由はないのだがユダヤを題材にした映画も差別、虐殺も含めて多いからなお身近に感じるのかもしれない。