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ロンドンから徒然に

時差

2009-01-23 | 旅・イベント
 それほど違いのない経度にありながら、イギリスとヨーロッパ各国とは時差が1時間あります。したがってフランスからイギリスに戻ってくると1時間元に戻って得したような気分になります。もっとも、行きの時に逆に時間を失っているのですから差し引きすれば同じようなものなんですが。
 ただ、これが日本から旅行に来たとなると、短い旅行期間中の移動時間というのはけっこう大切なので、どちらを先に回るかでは気分的に大分違うでしょう。

 たった1時間の時差の影響がこの時期一番大きく感じられるのは夕方です。南仏でまだ夕日が綺麗に感じられた時刻には、ロンドンはとっくに真っ暗です。



 時差と言えばいつも話題になるのがクリスマス島。地図を見たらお分かりのように日付変更線は国境等を考慮して、ジグザグになっています。このマジックのせいで、ハワイと殆ど同じ経度にあるこの島は、ハワイよりも1日早く日付が変わります。
 距離にしてもハワイから飛行機で3時間程度のところなので、クリスマス島で新年を迎えてハワイに行けばまだ年末。もう一度新しい年を数えることができるというわけです(あまり何回も歳を取りたい人はいないでしょうが)

 実は疲れも取れないうちに明日からNY出張なんです。
 時差ボケも心配だけれど、一番の不安は寒さ。今丁度寒波が襲っているらしく、数日間の天気予報によれば、最高気温マイナス2度、最低気温マイナス8度なんて日も。
 ロンドンも先々週までは相当寒かったですが、この2週間はゆるんでいたので、またあの寒さに突入かと思うと......