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ロンドンから徒然に

寒さとスマイル

2009-01-26 | 旅・イベント


 NYの街を歩いていて出会う子供たちがとても可愛く見えます。その理由のひとつは多分丸々と着膨れしている姿。それもそのはず、寒気が降りてきていて今めちゃくちゃに寒いのです。明日の天気予報によると、最高気温がマイナス1度、最低気温がマイナス7度!となっています。



 寒さ対策に下に着込む服を余分に持ってきましたが、今度は室内に入った時の暖房が暑すぎて困ってしまいます。
 今日は朝から丸一日ずっと展示会場にいる予定だったので、地下鉄駅との間の数ブロックの徒歩を我慢することにして、普段ロンドンにいる時くらいの服装計画に切り替えました。

 そのまま会場で過ごし、夕方6時前に外に出ると、ハドソン川の一角が薄暗く光っています。よく見ると一部が凍っているのです。先日の飛行機の不時着がつい頭に浮かんで、身体が震えてしまいました。



 ホテルに戻って色々と明日の準備などを済ませていたら、もう9時前。現在の気温というのを調べてみたらマイナス4度。これにまたカッコ書きで“体感温度マイナス9度”とあります。この差はおそらく高層ビルの間を吹き抜ける風のせいじゃないかと思います。この寒さの中を食事に出ると、もう顔がぴりぴりと痛みます。



 そうだ、最後に言っておかなければならないこと。今回の旅ではどこに行っても愛想のよい接客ばかりで感心しています。こんな寒さの中であの暖かさは救いです。
 なんてことを考えながら、支払いの時になって気がついたこと。現在ではイギリス始めヨーロッパの各国ではチップの風習がすっかりなくなりましたが(その代わり勘定書にちゃんとserviceという形で項目が入っています)アメリカでは依然として残っています。あの笑顔もちゃんとチップに結びつくんですよね。そりゃ憮然としていられないわけだ(笑)