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ロンドンから徒然に

マイナス10度の天気予報

2009-01-06 | 日常
 朝起きたら外は雪でした。幸いここらは大丈夫でしたが、積もったところもあるみたいです。そんな寒空の中、仕事から帰ってくると地下鉄の売店横の新聞の広告に“LONDON FREEZES : -10°C FORECAST”と書いてあります。
 えっ!マイナス10度 !? いったいロンドンのどこが?

 その真偽はともかく、この凍てつくような寒さからすると零下は間違いないようです。途中でぶつかった工事現場では水道管から水が溢れ、見ているだけで震えてしまいました。
 昔ニューヨークに行った時にたまたま大寒波に当たってしまい、破裂した水道管の水が吹き上げた形のまま凍り付いてしまったのを見たことがありますが、まさかそこまではならないでしょうね。



 下がる一方と言えばポンドもそうで、パリで年末を過ごしたイギリス人の友人が、家族旅行でかかった金額の多さを嘆いていました。かつては倍ほどもあったユーロとの差が殆どなくなっているので、確かにヨーロッパ旅行は高く感じるでしょう。

 でもまぁ、寒さにしろ、不景気にしろ、嘆けば嘆くほど気持ちも暗くなるので、気持ちだけは明るく持ちたいと思います。

 ちょっとだけ明るい話。このところアナリスト達の分析に、チラホラと楽観的な見通しをするものが増えてきています。
 全体としては最悪だった昨年の株式市場が、最後の日に大きく値を上げたのは、一昨年が全体としては良い年だったにもかかわらず、最後の日に値を大きく下げてしまったのと好対照で、経済全体を占う上でこれは幸先の良い話だというのです。

 こうなったら信じてみましょう。ウェッジウッドの経営破綻なんて暗いニュースがまた舞い込んで来た日ですが。