植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

自宅でゴロゴロするってどうやるの?

2024年06月15日 | 雑感
2週間ほど前に買った鬱病の本を断片的に読んでおります。その本によれば、鬱病になって一通りの症状が出てから半年から1年で一応完治すると書かれております。(但し再発することも多い)のだそうです。
ワタシの場合、睡眠障害が出ていた昨年の春には「抑うつ状態」と診断され、9月頃からは本格的な投薬治療が始まりました。それまでは、あまり顕著な症状もなく、ガーデニングと、三つの書道展に出品するため、10本近い篆刻作品の制作にかかって大忙しだったのです。

なので、自分では「正式に軽い鬱病に罹患したのは8月から9月頃」と判断しております。それから約9か月経過しました。そろそろ寛解期(回復期)に入ってもおかしくないのです。この病気は、日替わりで良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行するようです。ワタシの場合も、日によって気持ちが悪く不安感や脱力感、そしてどうしようもないほどの「なにもやる気が起きない」時間帯が出てくるようになりました。

一方で薬剤が効いていて、天気や体調がいい時には気分は穏やかであり、鬱であることを忘れるほど正常な時間帯も出現します。(たった今の状態はそれに近いのです)。この手の神経性・精神科の病気は理屈や理論では解説できないような特殊なもののようです。

件の本によれば、回復期に入ったら「なにもしないでゴロゴロするのがいい」と書かれております。鬱病は心のエネルギーが枯渇し体力も一緒に失っているので、これを補うために、出来るだけ休養してエネルギーが戻ってくるのを待つのだそうです。
中途半端に体調がよくなって、無理に仕事に出ようとしたり、それまでにやり残していることを片づける、人と会う、などを慎み、室内で何もしないようにしろ、というのでしょうか。
重症のうつ病患者は入院させるようです。これなら半強制的に室内でゴロゴロするしかありませんね。

一方で運動不足はいけません、とか引きこもっては逆効果ですとかとの説明もあるのですよ。これでは矛盾だらけと言えませんか?
ワタシは、鬱病には「散策とか川岸を歩く」のがいいと聞かされていました。体を鍛え室内に籠らないように始めたのが3か月前からのウォーキングであります。

家の中でゴロゴロするって出来ますか?テレビを観続ける、朝から晩まで横になってうたた寝をする、雑誌や新聞・読書で時間を費やす、といったことでしょうか?
今現在テレビを観るのは苦痛でしかありません。テレビの映像に、現実の事と悪夢や妄想が混在して「ネガティブ 」な嫌なイメージしか残りません。唯一、プロ野球の巨人戦をつけて、スマホでツムツム(ゲーム)をプレーするくらいですが、それもせいぜい1時間しかもちません。

今朝は、5時半にウォーキングに出て約1時間歩きました。運動不足はこれで回避できます。引きこもりは良くないなら、今日もなるべく表に用事を作って出かけようと思います。
そのまま自宅から数百Mほどの仕事場に参りました。本来ならすぐにブログにかかるところなのですが、今日は試しに長椅子に座って「ゴロゴロ」いたしました。約1時間半の間の半分はうたた寝をしていたようです。

せっかく買ってきた鬱病の本なので、しばらくこれを信じてゴロゴロする練習をしてみよう、と思います。

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