植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

野球も最後まで観ないとわからない

2024年06月16日 | スポーツ
ワタシは、諸事情により一日でせいぜいテレビは1時間ほどしか観ません。それもプロ野球巨人戦か、サッカーの国際試合くらいしか興味が無いのです。家人がテレビをつけている時は、ニュース番組もバラエティー番組も見て見ぬふり、寝たふり、ツムツムに熱中したふりです。

今現在は、仕方が無いのです、テレビを観ていると気持ちが悪くなるし、夢と現実のはざまに入り込んで、頭の中をぐるぐるかき回すような不安な気持ちになるのです。巨人戦は、過去60年間一途に応援してきたチームなので、5,6年位前は試合開始からゲームセットまで観ていることも多かったのですが。

ナイターだと6時に試合開始、それから30分ほど経ってテレビをつけ野球のChに合わせます。その時、既に2,3点もリードされていたらワタシにとっては試合は無かったことにして、他のChに回すかテレビを切ります。まぁ、今年の巨人はいい投手陣が揃っているので、そう簡単に失点しないので、序盤は競り合ったゲームになるのです。問題は点が取れないため接戦になって僅少差で負ける試合が増えているのです。

で、交流戦が始まりそこそこの好調な出だしであったのです。一時はセリーグ1位にもなっていました。ところが「やってしまった」んです。怒涛の6連敗を喫しました。オリックス3連戦でたった1点しか得点しておりません。テレビ観戦しても点が入る気がしない、なんとか1点でもとろうとか、一つでも先のベースへ進もうといった泥臭い執念みたいなものが感じられないのです。投球に体をぶつけても出塁するといったガッツもなく、なんとなくお上品でおとなしいプレーに見えました。

そうなると、もう続けてみる気がなくなり、一日30分くらい、テレビを観る時間が減っていったのです。そして楽天にも続けて全敗いたしました。最も大きな原因は主砲4番岡本の不振で点がとれないことでありました。一昨日は業を煮やして、もし7連敗したらこのブログでだらしない球団と選手たちを糾弾しようと考え試合開始直後から見始めました。すると難なく3点を先取し、1点返されたら、珍しい吉川のスリーランが飛び出しました。

こうなれば巨人の勝ちは動きません。7時半にはテレビを消しました。何しろワタシは、病気を主因にここ1年、夜は8時に就寝することにしているので、ナイターも途中で視聴終了となってしまうのです。巨人が日本ハムに勝ったので、ブログにも書かず昨日の原稿を終えました。

そして昨夜の交流戦日ハム2試合目であります。例によって、たまにテレビをつけナイターの点数をチェックしたりはするのですが、ずっと観戦しているわけではありません。前回ぼこぼこに打たれた外国人投手グリフィンが好投しているようで、0-0が動かないのです。
そして7回表、なんとヒット三本で作った無死満塁の大チャンスが巡ってきました。おっ、ここは最低2点とって後ろの投手に繋げば勝てるな、と勝手な先読みをして見ていたら、早打ち吉川が浅い外野フライ、ベテランの坂本も早打ちで3塁への内野ゴロ併殺!!せっかくの絶好機が、わずか3球でついえたのです。
もう、テレビは当然消しました。こんなチャンスで1点も取れないようなら勝ち目もない、と負けを意識し、寝る時間の8時が迫ってきましたから。

そして、今朝スマホのスポーツニュースでチェックしたら、なんと4番岡本のツーランで2-0で勝利!!。わからないものです。1試合10本のヒットを打ったのですからもっと点数が取れても良かったのです。(相手の日ハムは5本)
なのに点を取る局面を幾度も潰してきたので、負けてもおかしくない展開だったのです。それでも勝つときは勝つのです。これが勝負事の面白さであり不思議さでもあります。

今日の3戦目、どんな勝ち方でもいいから勝って3連勝して欲しいものです。たまには8時過ぎまで起きて応援するような熱戦をやってくれないかな?
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