キミミズフクロホコリとナバホネホコリ

昨日の橙色の変形体がいた所を見てきたら２ヶ所とも子実体が出来ていました。これはキミミズフクロホコリのようで、まだ成熟しきっていないのかくすんだ色が多いです。また、近くでナバホネホコリを見つけましたが、こちらも初めてです。


キミミズフクロホコリ















ナバホネホコリ

落ち葉にいた変形体

たぶん落ち葉にいた変形体を初めて見た気がしますが、やはり雨の後で動きが出たようです。半透明の変形体はよく見るカタホコリの仲間だと思います。１枚目の橙色の変形体はサカズキホコリあたりだと嬉しいですが、めくったのを戻してもどこかへ移動するでしょう。

ヨダンハエトリ♂

変形菌探しをしているとよく見るヨダンハエトリですが、撮ろうとするとすぐ隠れてしまいます。まだ柵のほうがマシですが少ないです。そんなヨダンのオスは派手な色彩や立派な触肢が特徴で、これは絶対にメスへのアピールになっていると思います。でも求愛行動はまだ見てないです。

羽化直後のミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミを見つけたのですが、翅がちぢんでいたので羽化不全だと思いカメラを躊躇していました。ところがどんどん伸びてきて、アングルなどでもたもたしている間に伸びきってしまいました。ああ、羽化中だったのにと反省しきりです。

羽化直後のミズイロオナガシジミ



前脚の跗節が退化しているので♂のようです



３０分後



ウラナミアカシジミ



アカシジミ

生草を這い上がったシロエノカタホコリ

歩道脇の草の茎にシロエノカタホコリが這い上がっていました。下の落ち葉にも出ていましたが大部分が草に出ており、こんな能力があるなんてほんとに凄いですね。

ガマグチフクロホコリ

側溝の落ち葉溜まりを覗いたら結構ありました。

続・キンルリホコリ

またキンルリホコリがありましたが、少し古いものには金色に見えるものが数個残っていました。また、せっかく出てきたのに乾燥でしぼみ気味の若い子と一緒にあった古株は若干紫がかっていました。















ナバカタホコリ

キンルリホコリ

キンルリホコリをもっともっと探せばあるかもしれないと今日も行ってみたらやはりありました。でもせっかく見つけたのに輝きがいまいちだったので、ぐるぐる回したり、位置を変えたりして、やっとそれらしく輝いてくれました

アオオビハエトリの求愛・交接

いつもの柵で別のハエトリグモを撮っていた時にアオオビハエトリが脚を上げていたのが見え、その先に相手がいたのでカメラを向けたら、なんとメスが合意して交接まで進展しました。その後にすぐ離れましたが、あっという間の出来事でした。

キンルリホコリ？

足の踏み場もないほど落ち葉にカタホコリの仲間が出ていた所で、たまたまカメラの焦点がずれていたところに見えたのがひょっとするとキンルリホコリかもしれません。明らかにツヤエリホコリとは出る環境が違うようです。

キンルリホコリ？



シロジクキモジホコリ






シロエノカタホコリ






コカタホコリ

カタホコリ

湿度が上がってきたら、待ってたように変形菌がわんさか出てきました。

カタホコリ


















エダナシツノホコリ（未熟）



ツノホコリ

マツモトハエトリ♂

メスよりも早く見つかったマツモトハエトリのオスですが、この長い脚での求愛ポーズを見てみたいですね

ネコハエトリ♂のバルーニング姿勢

バルーニングで空中移動したマダラスジハエトリ（こちら）同様にネコハエトリもバルーニング姿勢をしていましたが中断しました。そのあとでバルーニング用に放出した糸を回収していましたが、葉っぱに絡んでしまったようです。

バルーニング姿勢



糸回収

苔にとまったアカシジミ

今日は暑くて下草にアカシジミが多くいたので撮り放題でしたが、さすがに苔にとまったアカシジミは不釣合いでしょう

ドロホコリ（未熟）のその後とマメホコリ

未熟だったドロホコリが雨でどうなったか確認してきたら、やはり雨に打たれたような痕があるもののしっかり残っていました。また、マメホコリも少し出ていました。

ドロホコリ



マメホコリ