「どうしたの?寝坊した?」
「・・・ちがうよ」
「具合悪かったのかな」
「そうじゃない」
「じゃあ、家でゆっくりしてたんだ」
「ちがう」
「さてはどこかに遊びに行ってたんでしょ~」
「ちーがうって」
「じゃあBくんはいったいどこにいたの???」
「・・・・・・探しにいってた」
結局、何を探していたのかは教えてくれませんでした。
彼は、一体何を探していたのでしょう?
それはみつかったのかな???
あや
今日はアメリカで起きた同時多発テロから5年です。
私は先週中等部・高等部の英語の時間に、ローラ・ホートンという方の If I knew it would be the last time という詩を生徒の皆さんと一緒によみました。
ローラ・ホートンは、あの2001年9月11日のテロで、旅客機が突っ込んだビルに、救助に向かった29歳の消防隊員(男性)です。彼は救助に向かったのを最後に行方不明となりました。その彼が、生前に書いていた詩です。インターネット上でも多く紹介されていますので、見たことがある人も多いかもしれません。
人はよく空想します。「もし、宝くじで1億円当たったら何に使う?」「もし、あなたが芸能人だったらどうする?」「もし、余命が1ケ月だと言われたら何をして過ごす?」などなど・・・。(今の状態では)有り得ないような大きな事や、実現不可能なことを、「もし・・・だったら?」とあえて問いかけ、考えを聞いてみたりします。聞かれたほうも、自分が考えられる範囲で「もし・・・だったら○○するかな~」なんて言ってみたりします。
ローラ・ホートンは切実です
①もし、あなたが眠りにつくのを見るのが最後だと分かっていたなら・・・
②もし、あなたがドアを出て行く姿を見るのが最後だと分かっていたなら・・・
③もし、あなたが喜びにあふれた声をあげるのを聞くことが最後だと分かっていたなら・・・
この場合の「あなた」は、誰のことを指すのかは分かりませんが、おそらく奥さんまたは恋人、それか子どもだと思います。「あなた」が、「眠りにつくこと」や「ドアを出て行く姿」や「喜びにあふれた声をあげる」なんて、日常のありふれた光景の一つにすぎないはず。日々、目の前にあって当たり前だと思う風景の最後なんて、あまり人は想像しないでしょう。当たり前の存在を失うことを想像するなんてなかなかできないはず。まぁ、しかし当たり前の存在を失うことをいちいち想像していたら、当たり前の存在じゃないんでしょうけど
友人のAが、先週の金曜日に特大の夫婦喧嘩をしたそうです。いや、実際は夫婦喧嘩ではなく、ささいなことがきっかけで、奥さんのBが猛烈にキレたらしいのです。普段の彼女は大人しく、ニコニコと微笑む可愛らしい女性です
しかしそのBがキレたのです。まぁ、理由は夫婦の問題なのでここには書きませんが、それはそれはすさまじかったらしく、その勢いにAはひどく驚いたらしいです。
Bはとにかく溜め込んでいた不満や鬱憤をその時に一気に吐き出したらしく、Aはただただ黙ってその不満や鬱憤を聞き、なだめたそうです。
そこで自分も爆発してしまえば収集がつかなくなると思い、彼はじっと彼女が言うことを聞き、謝ったそうです
「なぜAは、その時黙っていたんだよ?」と友人が聞くと
「いや、あそこまでキレた彼女を見たことがなかったし、もし、あそこで俺もキレて大喧嘩になったら、夫婦として終わったかもしれないと思ったから。大げさかもしれないけど、離婚が見えた気がするから・・・」と言いました。
私は、その時Aは偉い奴だなと思いました
もし、AとBがそのまま大喧嘩をしてしまっていたとする。翌日消防隊員のAが災害の現場に救助に行き、命を落とすなんていうことが起きたら、AもBもその前の晩の大喧嘩をひどく後悔することでしょう。
ローラ・ホートンは、最後に締めくくります。
「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とうそうすれば
もし 明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
・・・そのとおりですよね。
ガク
今日から、私の担当する新生活コースが始まりました。 今週、来週は体験コースなので誰が来てくれるのか、何人来てくれるのか分かりませんでした。私は新学期がスタートする時や、人前で話す時に自分でもびっくりするほど緊張してしまいます。
今日もお昼休みからドキドキ・・・ソワソワ・・・・ そしていざ授業 なんと・・・予想していた以上に今日の体験生活コースに来てくれていました。 本当に嬉しかったです しかし、今日のコースで最初の時間は、私にとって思いがけない生徒の人数だったので、緊張のあまり私の動きが変だったり、笑いすぎていたり、独り言が多かったり・・・・・していたと思います。 そんな私の性格を知っている前からいた生活コースの生徒のみなさん!!生徒の皆さんは、いつも以上に私の質問にも積極的に答えてくれて、笑ってくれていました。私はその笑顔に癒され、緊張もいつの間にか、ほぐれていました。そして、後片付けも何も言わずに、自然に手伝ってくれていました。 本当に本当に嬉しかったです。
今日の私の緊張は生徒のみなさんの笑顔で弛み、生徒の皆さんの優しさによって一緒に温かい時間を過ごせたと思います。 いつも笑顔の大切さを教えているわたしですが、今日は生徒のみなさんに笑顔の大切さ(笑顔によって空気が優しくなること)をあらためて教えられました。 ありごとうございます 来週も頑張らなきゃ
ようこ
朝、晩と涼しくなってきました。
熱帯夜に窓を網戸にして寝ていた癖が抜けず、昨晩も網戸にしたまま眠ってしまいました。朝方になって寒くて目が覚めてしまい、「もう秋なんだな~」とつぶやきながら窓を閉め、再び布団に入りました。
初対面の人と出会い、話す機会がある時に「趣味は何?」「好きな食べ物は何?」というような質問をすることはよくあると思います。私はそれに加えて「好きな季節は?」と尋ねることがよくあります。
春・夏・秋・冬それぞれに違った表情、趣がありますが、その人は一体どの季節が一番好きなのかが聞きたくなってしまうのです。もちろん好きな季節によって優劣があるわけでありません。好きな季節を聞いて、その上に更に何故その季節が好きなのかという理由までも聞きます。
その理由一つ一つに、その人がたどってきた人生の一部、性格、考えを知れる部分がある気がして嬉しいのです。
「冬が一番好き」と答えたAは、「彼氏のバイクの後ろに乗って山まで行って、そこで見た冬の澄んだ星空があまりにもきれいで、忘れられないんだよね。もうその人とは付き合っていないんだけどね・・・」と、教えてくれた。初対面にも関わらず「好きな季節」を聞いただけで、Aの人生の背景の一部をうかがえた気がして、Aをとても身近に感じ、友達になりたいと思った瞬間でした。
人によって好きな季節は様々、その季節を好きな理由も様々…。思い出や何かの経験の記憶と、季節はなぜか密接に関わっている気がします。楽しい思い出と夏の暑さ、悲しい思い出と冬の夜に輝くクリスマスのイルミネーション、幸せな思い出と桜の花など、組み合わせも色々ですが、移り行く季節の中で、人はたしかに生きているのですね。
ガク
8月28日・29日に松実テニス部初となる合宿を那須で行いました
平栗先生の紹介でもあり、下見もせずに安心して行くことが出来ました
実際に着いてみると、広っっっっ ってくらい広かったです
空気も美味しく、暑さを感じさせない心地よさがありました
テニスでは、初日4時間、2日目3時間、集中して練習に励みました
最後の練習試合はかなり燃えましたよ
あと、差し入れを頂いた保護者の方、ありがとうございました
後は、なんてったって温泉かなり有名な温泉らしく、疲れも一気に吹っ飛
んでしまうほど気持ちよかったです
技術の向上はもちろんですが、一番は中学生から高校生まで全員が
より一層仲良くなったということで今回の合宿はokでしょう
平栗先生、ありがとうございました ☆ひろし☆