台風の影響か、妙に涼しげで過ごしやすい雰囲気を醸し出しているのですが、節電猶予を頂いているのですかな、と天に問いただしたくなる今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
この涼しさをよそ目に朝のワイドショーなどは熱い「なでしこジャパン」一色でありますが、勢いに乗りすぎて素顔どころか私生活に近い所まで迫っておりました、やりすぎでしょ。
私を含めてでありますが、これまであまり女子サッカーに興味のなかった人が注目するのは良い事なんでしょうが、妙な所をクローズアップするような違う方向へ行かない事を祈るばかりであります。
サッカー繋がりで言いますと、我が県が誇るJ1サッカーチーム「モンテディオ山形」、今年は厳しいですな、なかなか勝てない。
正式なホームスタジアムを建設しないからヤル気がなくなったのではないか、と囁かれているようでありますが(私のごく身内で)、何とか失地回復を目指し頑張っていただきたいものです。
さて、話は変わりますが、やっとの事で契約している農家の方から野菜が継続的に届くようになりました。
今年は天候不良などで大変だったようですが、箱一杯に野菜を詰めて持って来てくれる姿が今年も見れて嬉しく思います。
今のところ「ズッキーニ」「黄トマト」「プチトマト」「豆トマト」「加茂茄子(*)」「万願寺しし唐(*)」「胡瓜」「人参」でありますが、不意に「コールラビ(和名カブキャベツ。ホワイトベンナとパープルベンナといって緑色っぽいのと赤のやつがある、当店に来るのはホワイトベンナ。瑞々しい球根のような野菜)」や「フヌイユ(フェンネル、ウイキョウとも言う。ハーブですな)」なども来ますが、「空心菜」「冬瓜」といった中華系も来ますから気が抜けません。お願いしますよ、うち、フレンチなんですから。((*)の付いている野菜は土壌の問題などで京都のそれとは違うかも知れませんが、種は京都から取り寄せて作っているそうです)
「コールラビ」「フヌイユ」「空心菜」はご家庭で使う機会はあまりないでしょうが、他の野菜は何となく使えるレベルではないか、と思われます。
その中でも「ズッキーニ」は結構深く浸透しているものと思われますが、時として「ズッキーニってどうやって料理すればいいんですか?」というご質問を頂く事があります。
「ズッキーニ」。フランス語では「クルジェット」と言い、その見た目から「胡瓜」の仲間だと思われているようですが、実は「かぼちゃ」の仲間です。
正式に言うならば「胡瓜」「かぼちゃ」どちらも「ウリ科」に属していおりますから親戚みたいなものですな、うちとクボタとクボタとうちは親戚みたいなお付き合い、山形クボタ、という農機具メーカーのCMが昔ありましたが、まぁ、そんな感じですよ。
ズッキーニ、生で食べるには抵抗があるが加熱して食べるにはどうしたらいいのか、といった疑問が「どうやって食べたらいいのか?」の質問に繋がるのでしょうが、ズッキーニを使う料理で知名度の高いのは「ラタトゥイユ」でしょう。
しかし、「ラタトゥイユ」を作るのには「ズッキーニ」の他、「茄子」「トマト」「玉葱」「ニンニク」「パプリカ」といった仲間が必要で、日本の家庭で作るには現実的ではありません。
家庭で作る「ズッキーニ」だけの料理、となるとある程度絞られてきます、というか、ハッキリ言ってしまえば「天ぷら」がいいですな。
「フライ」にしても美味しいので油と相性が良い、という事になりますが、エキセントリックに1本そのまま揚げる、のは人間性を疑われますので止めとおいた方がよろしいかと思います。
生のままカットして衣を付けて揚げるだけ、というシンプルな工程からも家庭向きだと言う事がお判りになられると思いますが、カットの仕方、というのが今度は問題になるわけです。
普通であれば「輪切り」にしたいところでしょうが、「輪切り」にしてしまうと断面の表面積の大きさから水分が抜けてしまいベチャベチャな仕上がりになる事、間違いありません。しかも、「輪切り」する人に限って薄めに切ろうとする習性があるようです。
意地になって「輪切り」をしようとする人は「厚くすればいいんでしょ!」と言いながら思いっきり厚く切り、円柱状態のズッキーニを無理やり揚げようとします、オー・マイガッ・・・食べ手の事も考えましょうぜ、そんな意地よりも。
「じゃあ、どうすればいいの!」ブチ切れる方もいらっしゃるかも知れませんが、まぁまぁ、落ち着いてください、棒状に切ればいいだけの話ではないですか。
スーパーで売っているのは約20センチほどのものです。それを横に3等分、縦に4等分すれば簡単に棒状になるではないですか。
少し太いズッキーニならば縦に6~8等分すれば適正な大きさに切り揃えられます。これならば食べる時に食べやすい、しかも、断面の表面積の大きさは抑えられ、適度の太さがありますから歯応えも残るというものです。
ワインのつまみにしたい方は「天ツユ」ではなく「カレー塩」なんか添えれば白ワインが止まらなくなるかもしれません、いや、止まりません。
これからどんどん出てくる「ズッキーニ」。ご自宅の庭で作ってらっしゃる方もいるようですが、料理の仕方が判らない、では作った野菜が浮かばれません、最後まで面倒見ましょうね。
ソテーしただけでも美味しいんですが、味が単調なので口飽きするところが難点ですな。
おっ、ゴーヤーチャンプルーの「ゴーヤー」の代わりに「ズッキーニ」というのも良いかもしれませんよ、その場合、「ズッキーチャンプルー」にでもなるんですかね。
色々考えると楽しいかもしれませんな、夏野菜は。
この涼しさをよそ目に朝のワイドショーなどは熱い「なでしこジャパン」一色でありますが、勢いに乗りすぎて素顔どころか私生活に近い所まで迫っておりました、やりすぎでしょ。
私を含めてでありますが、これまであまり女子サッカーに興味のなかった人が注目するのは良い事なんでしょうが、妙な所をクローズアップするような違う方向へ行かない事を祈るばかりであります。
サッカー繋がりで言いますと、我が県が誇るJ1サッカーチーム「モンテディオ山形」、今年は厳しいですな、なかなか勝てない。
正式なホームスタジアムを建設しないからヤル気がなくなったのではないか、と囁かれているようでありますが(私のごく身内で)、何とか失地回復を目指し頑張っていただきたいものです。
さて、話は変わりますが、やっとの事で契約している農家の方から野菜が継続的に届くようになりました。
今年は天候不良などで大変だったようですが、箱一杯に野菜を詰めて持って来てくれる姿が今年も見れて嬉しく思います。
今のところ「ズッキーニ」「黄トマト」「プチトマト」「豆トマト」「加茂茄子(*)」「万願寺しし唐(*)」「胡瓜」「人参」でありますが、不意に「コールラビ(和名カブキャベツ。ホワイトベンナとパープルベンナといって緑色っぽいのと赤のやつがある、当店に来るのはホワイトベンナ。瑞々しい球根のような野菜)」や「フヌイユ(フェンネル、ウイキョウとも言う。ハーブですな)」なども来ますが、「空心菜」「冬瓜」といった中華系も来ますから気が抜けません。お願いしますよ、うち、フレンチなんですから。((*)の付いている野菜は土壌の問題などで京都のそれとは違うかも知れませんが、種は京都から取り寄せて作っているそうです)
「コールラビ」「フヌイユ」「空心菜」はご家庭で使う機会はあまりないでしょうが、他の野菜は何となく使えるレベルではないか、と思われます。
その中でも「ズッキーニ」は結構深く浸透しているものと思われますが、時として「ズッキーニってどうやって料理すればいいんですか?」というご質問を頂く事があります。
「ズッキーニ」。フランス語では「クルジェット」と言い、その見た目から「胡瓜」の仲間だと思われているようですが、実は「かぼちゃ」の仲間です。
正式に言うならば「胡瓜」「かぼちゃ」どちらも「ウリ科」に属していおりますから親戚みたいなものですな、うちとクボタとクボタとうちは親戚みたいなお付き合い、山形クボタ、という農機具メーカーのCMが昔ありましたが、まぁ、そんな感じですよ。
ズッキーニ、生で食べるには抵抗があるが加熱して食べるにはどうしたらいいのか、といった疑問が「どうやって食べたらいいのか?」の質問に繋がるのでしょうが、ズッキーニを使う料理で知名度の高いのは「ラタトゥイユ」でしょう。
しかし、「ラタトゥイユ」を作るのには「ズッキーニ」の他、「茄子」「トマト」「玉葱」「ニンニク」「パプリカ」といった仲間が必要で、日本の家庭で作るには現実的ではありません。
家庭で作る「ズッキーニ」だけの料理、となるとある程度絞られてきます、というか、ハッキリ言ってしまえば「天ぷら」がいいですな。
「フライ」にしても美味しいので油と相性が良い、という事になりますが、エキセントリックに1本そのまま揚げる、のは人間性を疑われますので止めとおいた方がよろしいかと思います。
生のままカットして衣を付けて揚げるだけ、というシンプルな工程からも家庭向きだと言う事がお判りになられると思いますが、カットの仕方、というのが今度は問題になるわけです。
普通であれば「輪切り」にしたいところでしょうが、「輪切り」にしてしまうと断面の表面積の大きさから水分が抜けてしまいベチャベチャな仕上がりになる事、間違いありません。しかも、「輪切り」する人に限って薄めに切ろうとする習性があるようです。
意地になって「輪切り」をしようとする人は「厚くすればいいんでしょ!」と言いながら思いっきり厚く切り、円柱状態のズッキーニを無理やり揚げようとします、オー・マイガッ・・・食べ手の事も考えましょうぜ、そんな意地よりも。
「じゃあ、どうすればいいの!」ブチ切れる方もいらっしゃるかも知れませんが、まぁまぁ、落ち着いてください、棒状に切ればいいだけの話ではないですか。
スーパーで売っているのは約20センチほどのものです。それを横に3等分、縦に4等分すれば簡単に棒状になるではないですか。
少し太いズッキーニならば縦に6~8等分すれば適正な大きさに切り揃えられます。これならば食べる時に食べやすい、しかも、断面の表面積の大きさは抑えられ、適度の太さがありますから歯応えも残るというものです。
ワインのつまみにしたい方は「天ツユ」ではなく「カレー塩」なんか添えれば白ワインが止まらなくなるかもしれません、いや、止まりません。
これからどんどん出てくる「ズッキーニ」。ご自宅の庭で作ってらっしゃる方もいるようですが、料理の仕方が判らない、では作った野菜が浮かばれません、最後まで面倒見ましょうね。
ソテーしただけでも美味しいんですが、味が単調なので口飽きするところが難点ですな。
おっ、ゴーヤーチャンプルーの「ゴーヤー」の代わりに「ズッキーニ」というのも良いかもしれませんよ、その場合、「ズッキーチャンプルー」にでもなるんですかね。
色々考えると楽しいかもしれませんな、夏野菜は。