最近、聞いているだけで覚える英会話教材「スピードラーニング」が人気のようですが、先日、車でラジオを聞いているとその「スピードラーニング」のラジオショッピングが流れておりました。
運転しながら何気なく聞いていたのですが、「スピードラーニング」の営業の方と思しき男性の話が自分の体験談に移行した時、物凄い疑問に駆られる事となったのです。
話はこんな感じでした。
「このスピードラーニングは、音楽のように聴いているだけで英語を覚えるという画期的な教材なんです。」
「えぇ!?聴いているだけでですか?」
「そうなんです。因みに、私もこのスピードラーニングを聴いていたので海外に行った時にとても役に立ちました。」
「エェ!?じゃあ、現地で英語を喋れた、っていうんですか?」
「そうなんです。新婚旅行で海外に行った時、とある綺麗な教会を見に行ったのですが、そこのすぐそばに素敵なレストランがあったんです。私は予約をしていなかったのですがそのレストランへ入ってみたのです。」
「大丈夫だったんですか?」
「すると、ウエイターの方がやって来て、『予約のお客様ですか?』と聞かれたのです。」
「もちろん、英語で、ですよね?」
「そうです。しかし、私はスピードラーニングを聴いていたお陰で彼が何を言っているかハッキリと聞き取れました。」
「そうですか・・・」
「そこで私は『予約はしていませんが席はありますか?』と口をついて英語で出たのです。すると、ウエイターさんが『只今、お席をご用意します。』と英語で返してきたのですが、私は全て理解できました。そこで私はすぐに英語でこう言ったんです、『お願いします。』と。」
「えぇ!?それはスゴイですね。」
「そうなんです。そうしてそのレストランで私たち夫婦は楽しい食事が出来たんです。それはスピードラーニングを聴いていたからだ、と実感しました。」
と、このような内容です。
教材が素晴しいのは判ります、ネイティブな英語を毎日聞いていれば英語の持つイントネーションに慣れますから聞き取れるようになるでしょう。聞き取れれば単語を繋げて話を返せば会話は成立します、それも理解できます。
しかし、この営業と思しき方の説明の中で全く英語、しかも単語すら出てこないのはかなり疑問です。
「口をついて英語が出たんです、『予約はしていませんが席はありますか?』とね。」のような話は全て日本語じゃないですか!
「アイ・ドント・メイク・リザベーション、ドゥ・ユウ・ハブ・テーブル・ナウ?『予約はしていませんが席はありますか?』とね。」という説明の方が説得力がある、というものです。
私はその会話を聞いていてこう思ったのです、この営業の人は、アニメ「ルパン三世」の「ルパン・ザ・サード!」も聞き取れるか疑問だな、とね。
さて、話は変わりますが、前回のランチの前菜にお出ししたのは「野菜のテリーヌ ズワイ蟹と菊ワタ添え」でありました。
通常、テリーヌ型に入れて冷やし固めるのですが、その前日、何か考えるところがあったのでしょうね、ケーキのような盛り付けで行きたいな、とフッと思ったのです。
つまり、断面を見せるような四角形ではなく、長方形で横長に立てれるようなテリーヌをイメージしたのです。何となくケーキのようではないですか、その形。
まずは流し缶を用意し、ラップを敷きます。キャベツをボイルして自然に冷まし、冷ましている間にブロッコリー、インゲンもボイルし色止めしておきます。(色止め、とはボイルした野菜を氷で冷やす事)
豚足のキュイッソン(豚足を煮た汁。ガッチリ天然のゼラチン質が出ていますから補強のゼラチンが要りません)を沸騰させてアクを取り、塩で味を決め、ノイリー・プラッド(フランスのベルモット酒)で香りをつけ冷まします。
ラップを敷いた流し缶にキャベツ、インゲン、ブロッコリー、豚足のキュイッソンを入れ、上からキャベツを被せて上から重石をしながら冷やし固めると出来上がります。
完成品はこちら。
「どの辺がケーキなんだ!」そうお怒りになる方がいらっしゃるかも知れませが、まぁ、まぁ、イメージ、イメージ、イメージですよ。
春らしくていいかな、と。まだ遠そうですがね。
スピードラーニングのように当ブログを読まれている方も自然と料理が作れるようになって欲しい、という思いも込めて説明の後に写真を持ってきたのですよ。
強引な〆ですがね。
運転しながら何気なく聞いていたのですが、「スピードラーニング」の営業の方と思しき男性の話が自分の体験談に移行した時、物凄い疑問に駆られる事となったのです。
話はこんな感じでした。
「このスピードラーニングは、音楽のように聴いているだけで英語を覚えるという画期的な教材なんです。」
「えぇ!?聴いているだけでですか?」
「そうなんです。因みに、私もこのスピードラーニングを聴いていたので海外に行った時にとても役に立ちました。」
「エェ!?じゃあ、現地で英語を喋れた、っていうんですか?」
「そうなんです。新婚旅行で海外に行った時、とある綺麗な教会を見に行ったのですが、そこのすぐそばに素敵なレストランがあったんです。私は予約をしていなかったのですがそのレストランへ入ってみたのです。」
「大丈夫だったんですか?」
「すると、ウエイターの方がやって来て、『予約のお客様ですか?』と聞かれたのです。」
「もちろん、英語で、ですよね?」
「そうです。しかし、私はスピードラーニングを聴いていたお陰で彼が何を言っているかハッキリと聞き取れました。」
「そうですか・・・」
「そこで私は『予約はしていませんが席はありますか?』と口をついて英語で出たのです。すると、ウエイターさんが『只今、お席をご用意します。』と英語で返してきたのですが、私は全て理解できました。そこで私はすぐに英語でこう言ったんです、『お願いします。』と。」
「えぇ!?それはスゴイですね。」
「そうなんです。そうしてそのレストランで私たち夫婦は楽しい食事が出来たんです。それはスピードラーニングを聴いていたからだ、と実感しました。」
と、このような内容です。
教材が素晴しいのは判ります、ネイティブな英語を毎日聞いていれば英語の持つイントネーションに慣れますから聞き取れるようになるでしょう。聞き取れれば単語を繋げて話を返せば会話は成立します、それも理解できます。
しかし、この営業と思しき方の説明の中で全く英語、しかも単語すら出てこないのはかなり疑問です。
「口をついて英語が出たんです、『予約はしていませんが席はありますか?』とね。」のような話は全て日本語じゃないですか!
「アイ・ドント・メイク・リザベーション、ドゥ・ユウ・ハブ・テーブル・ナウ?『予約はしていませんが席はありますか?』とね。」という説明の方が説得力がある、というものです。
私はその会話を聞いていてこう思ったのです、この営業の人は、アニメ「ルパン三世」の「ルパン・ザ・サード!」も聞き取れるか疑問だな、とね。
さて、話は変わりますが、前回のランチの前菜にお出ししたのは「野菜のテリーヌ ズワイ蟹と菊ワタ添え」でありました。
通常、テリーヌ型に入れて冷やし固めるのですが、その前日、何か考えるところがあったのでしょうね、ケーキのような盛り付けで行きたいな、とフッと思ったのです。
つまり、断面を見せるような四角形ではなく、長方形で横長に立てれるようなテリーヌをイメージしたのです。何となくケーキのようではないですか、その形。
まずは流し缶を用意し、ラップを敷きます。キャベツをボイルして自然に冷まし、冷ましている間にブロッコリー、インゲンもボイルし色止めしておきます。(色止め、とはボイルした野菜を氷で冷やす事)
豚足のキュイッソン(豚足を煮た汁。ガッチリ天然のゼラチン質が出ていますから補強のゼラチンが要りません)を沸騰させてアクを取り、塩で味を決め、ノイリー・プラッド(フランスのベルモット酒)で香りをつけ冷まします。
ラップを敷いた流し缶にキャベツ、インゲン、ブロッコリー、豚足のキュイッソンを入れ、上からキャベツを被せて上から重石をしながら冷やし固めると出来上がります。
完成品はこちら。
「どの辺がケーキなんだ!」そうお怒りになる方がいらっしゃるかも知れませが、まぁ、まぁ、イメージ、イメージ、イメージですよ。
春らしくていいかな、と。まだ遠そうですがね。
スピードラーニングのように当ブログを読まれている方も自然と料理が作れるようになって欲しい、という思いも込めて説明の後に写真を持ってきたのですよ。
強引な〆ですがね。