今日は11月最後の日でありますが、今年最後の月、12月の扉を開こうとする日でもある今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
そろそろ写真が尽きてきそうになっておりますが、この写真は「山形牛ランプ肉のロティ ソース・ボルドレーズ」であります。
「ソース・ボルドレーズ」とはボルドーのワインを使用して作ったクラシックなソースの事を指しますが、クラシックなソースだからこその難しさや楽しさというのが作る過程にはあり私は好きな作業であります。
「ソース・ボルドレーズ?古すぎ!」そう思われる同業の方もいらっしゃるかも知れません、しかし、イタズラにバルサミコヴィネガーを使えば良いというものではありませんぜ。
最近、同業の方から「ブログ、見てます。」と言われる事があります。有難い事です、有難い事ですがちゃんと感想も言ってくださいね、「よくあんなに書けますね。」や「ブログを読んでいて笑ってしまいました。」などは感想に入りません、「あの料理の作り方は納得いかない。」「なぜあのような作り方をするのか。」などの深い所まで入り込んだ感想をお待ちいたします。
さて、話は変わりますが、「家庭でできるリエットの作り方を教えてほしい」というコメントを頂きました。
確かに、自宅で作り冷蔵庫で保存しておけば好きな時に取り出し、ワインのつまみになりますし小腹がすいた時のお供にもピッタリでしょう。
今回は家庭で作れる量、というのを考慮して豚肉500グラムで考えてみましょう。
使用する豚肉は「肩ロース」が良いと思いますが、予めスライスされたものでは適していませんからブロック肉を準備しましょう。
ブロック肉、つまり「塊」の肉はスーパーの売り場に置いていない場合がありますから店員の方に聞いてみましょう。その際、
「パルドン、マドモアゼル、おっと失礼、店員さん。豚肉の塊肉を探しているのだがこちらにおありかな?50キロくらい欲しいのだが今日のところは500グラムにしておこうかな。オー、メルシー・ボークー、聞いて来てくれるのかい、マドモアゼル。ウナセラディ・トウキョウ、セ・ボン・セビロ・ト・ズボーン。」
などと言いますと完全に嫌われる可能性がありますから気をつけましょう。(ウナセラディ東京は、ザ・ピーナッツの歌であります。その後の言葉は背広とズボンです)
まぁ、それはいいとして、では作り方を説明しましょう。
材料
・豚肩ロース肉(ブロック)500グラム ・豚の背脂適量 ・玉葱1個 ・ローリエ1枚 ・白ワイン適量 ・水適量 ・塩 ・胡椒
以上です。
作り方
①豚肉は2センチほどの角切りに、玉葱は皮をむきスライスします。
②豚の背脂(肉屋さんに売ってます。無い場合、すき焼き用のヘッド(牛脂)で代用してください)を小さく切って鍋に入れ火にかけます。
③脂が溶けたら玉葱をしんなりするまで炒め、肉を入れて軽く炒めます。
④白ワインを入れ強火にしアルコールを飛ばします。
⑤肉がかぶるくらいの水を入れ、塩を一つまみとローリエを加え2時間くらい中火で煮込みます。(少し煮汁が残るくらいが理想ですので無くなりそうなら少量水を足してください)
⑥塩、胡椒で味を調え火を止めてそのまま置き、荒熱を取ります。
⑦肉だけをボールに取り出し、フォークの背で潰していきます。
⑧フォークから木べらに変え、ボールの底を氷で冷やしながら少しづつ煮汁を加えながら混ぜ合わせます。
⑨脂が固まってきて乳化してきたら出来上がり。
⑩容器に入れ表面をラップで密封して保存します。作ってから3日後くらいが味が馴染んでおいしくなります。
以上です。
この作り方では面倒くさい、と思われる場合は、フードプロセッサーの使用をお勧めしますが、煮汁ごと冷蔵庫で冷やしフードプロセッサーに掛けると出来るはずです。(「はずです」というのはした事がないからですが、それで出来ると思います)
因みにですが、「レバニラ炒め」のニラやもやしだけ食べてレバーと汁を電子レンジにかけて温めてからフードプロセッサーに掛けながらバターと生クリームを加えてピュレにし、冷蔵庫で冷やすと「即席レバーペースト」が出来ます。
フードプロセッサーひとつでつまみの、いや、料理の幅が広がるはずですので、持っていない、又は、買ったけど使っていない、という方は購入、又は、再使用をご提案いたします。
家庭用のもので十分です。
ミキサーもいいですな。
ミルサーもあると・・・
いやいや、電化製品店のまわし者になってしまいますな、これでは。
そろそろ写真が尽きてきそうになっておりますが、この写真は「山形牛ランプ肉のロティ ソース・ボルドレーズ」であります。
「ソース・ボルドレーズ」とはボルドーのワインを使用して作ったクラシックなソースの事を指しますが、クラシックなソースだからこその難しさや楽しさというのが作る過程にはあり私は好きな作業であります。
「ソース・ボルドレーズ?古すぎ!」そう思われる同業の方もいらっしゃるかも知れません、しかし、イタズラにバルサミコヴィネガーを使えば良いというものではありませんぜ。
最近、同業の方から「ブログ、見てます。」と言われる事があります。有難い事です、有難い事ですがちゃんと感想も言ってくださいね、「よくあんなに書けますね。」や「ブログを読んでいて笑ってしまいました。」などは感想に入りません、「あの料理の作り方は納得いかない。」「なぜあのような作り方をするのか。」などの深い所まで入り込んだ感想をお待ちいたします。
さて、話は変わりますが、「家庭でできるリエットの作り方を教えてほしい」というコメントを頂きました。
確かに、自宅で作り冷蔵庫で保存しておけば好きな時に取り出し、ワインのつまみになりますし小腹がすいた時のお供にもピッタリでしょう。
今回は家庭で作れる量、というのを考慮して豚肉500グラムで考えてみましょう。
使用する豚肉は「肩ロース」が良いと思いますが、予めスライスされたものでは適していませんからブロック肉を準備しましょう。
ブロック肉、つまり「塊」の肉はスーパーの売り場に置いていない場合がありますから店員の方に聞いてみましょう。その際、
「パルドン、マドモアゼル、おっと失礼、店員さん。豚肉の塊肉を探しているのだがこちらにおありかな?50キロくらい欲しいのだが今日のところは500グラムにしておこうかな。オー、メルシー・ボークー、聞いて来てくれるのかい、マドモアゼル。ウナセラディ・トウキョウ、セ・ボン・セビロ・ト・ズボーン。」
などと言いますと完全に嫌われる可能性がありますから気をつけましょう。(ウナセラディ東京は、ザ・ピーナッツの歌であります。その後の言葉は背広とズボンです)
まぁ、それはいいとして、では作り方を説明しましょう。
材料
・豚肩ロース肉(ブロック)500グラム ・豚の背脂適量 ・玉葱1個 ・ローリエ1枚 ・白ワイン適量 ・水適量 ・塩 ・胡椒
以上です。
作り方
①豚肉は2センチほどの角切りに、玉葱は皮をむきスライスします。
②豚の背脂(肉屋さんに売ってます。無い場合、すき焼き用のヘッド(牛脂)で代用してください)を小さく切って鍋に入れ火にかけます。
③脂が溶けたら玉葱をしんなりするまで炒め、肉を入れて軽く炒めます。
④白ワインを入れ強火にしアルコールを飛ばします。
⑤肉がかぶるくらいの水を入れ、塩を一つまみとローリエを加え2時間くらい中火で煮込みます。(少し煮汁が残るくらいが理想ですので無くなりそうなら少量水を足してください)
⑥塩、胡椒で味を調え火を止めてそのまま置き、荒熱を取ります。
⑦肉だけをボールに取り出し、フォークの背で潰していきます。
⑧フォークから木べらに変え、ボールの底を氷で冷やしながら少しづつ煮汁を加えながら混ぜ合わせます。
⑨脂が固まってきて乳化してきたら出来上がり。
⑩容器に入れ表面をラップで密封して保存します。作ってから3日後くらいが味が馴染んでおいしくなります。
以上です。
この作り方では面倒くさい、と思われる場合は、フードプロセッサーの使用をお勧めしますが、煮汁ごと冷蔵庫で冷やしフードプロセッサーに掛けると出来るはずです。(「はずです」というのはした事がないからですが、それで出来ると思います)
因みにですが、「レバニラ炒め」のニラやもやしだけ食べてレバーと汁を電子レンジにかけて温めてからフードプロセッサーに掛けながらバターと生クリームを加えてピュレにし、冷蔵庫で冷やすと「即席レバーペースト」が出来ます。
フードプロセッサーひとつでつまみの、いや、料理の幅が広がるはずですので、持っていない、又は、買ったけど使っていない、という方は購入、又は、再使用をご提案いたします。
家庭用のもので十分です。
ミキサーもいいですな。
ミルサーもあると・・・
いやいや、電化製品店のまわし者になってしまいますな、これでは。