今日、8月最後の日である「8月31日」は、誰が決めたのか「831(ヤサイ)の日」だそうですが、事前に知っていた人はいるのですか?と問いただしたくなる今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
8月31日で「ヤサイの日」であるのは理解しましたが、「野菜に敬意を払う日」なのか「野菜をもっと食べようの日」なのかは不明であります。まぁ、普通に考えたら両方ですな。
これが「7月31日」だったら「731部隊の日」になって大変な日になってしまうわけですが、その辺は割愛しておきましょう。
当店の賄いでは私を含め働いている人間の平均年齢上昇に伴い、意識的に野菜を多く摂取するようにしておりますが、最後のダメ押しで、1日の野菜推奨摂取量350g摂れる「野菜ジュース」を飲んでおります。
実物の野菜と野菜ジュースのダブル効果で健康になり130歳くらいまで生きられる勢いだけは摂取しておりますが、それ以上にアルコールを大量に摂取しておりますから総合的にはマイナスなのではないか、と勝手に判断し、毎晩刹那的に飲酒している次第です。(ウソ)
野菜ジュースは簡単に飲めて健康的に思えますが、冷静に考えると主成分しか摂れませんから、どこかで野菜繊維質を摂らなければ帳尻が合わないはずなのです。
ですから私は、野菜ジュースと根菜類、野菜ジュースとキノコ類、のように繊維質を組み合わせるようにしております。因みに、野菜ジュースとウォッカを合わせると「ブラッディー・メアリー(血塗られたメアリー)」ならぬ「ビューティー・ブラッディー・メアリー(サラサラしたきれいな血のメアリー)」となるのではないか、と勝手に連想してしまいました。
しかし、野菜ジュースに合わせる根菜類とは何か、というのを真剣に考えるとなかなか興味深いものになってきます。
トマト含有率が多いと考えられる野菜ジュースに根菜類が多く配してある「筑前煮」又は「ガメ煮」のような伝統系根菜煮物は違和感を覚えるでしょうし、里芋大量投入の山形名物「芋煮」も野菜ジュースとのマッチングは決して良いとは言えません。
それを考えると醤油風味を排除し、バター又はオリーブオイルで構成する根菜料理にしてしまうとダブル野菜摂取計画を遂行できるのではないでしょうか。
例えば「牛蒡(ごぼう)」。キンピラごぼう以外は牛蒡を食べません、と自慢げに吐露する方もいらっしゃると思しきこの野菜は、和物根菜の代表格になっておりますが、西洋では「サルシフィ」とお洒落なネーミングで活躍しております。
もっとも、「サルシフィ」は日本牛蒡界の骨太野郎「堀川牛蒡」のように太めでありますが。
まぁ、その辺は気にせず調理していきましょう。まず、牛蒡をたわしで洗い、ピーラーで薄く皮を剥いていきます。
牛蒡の長さを人差し指の第二間接半くらいの長さにカットし太ければ縦に4等分にして全体の大きさを揃えます。
牛蒡を鍋に入れ多めに水を注ぎ、振るった小麦粉、塩、ヴィネガーを加えて火にかけます。小麦粉を加えるのはアクを取るためですからほんの少量で構いません、加えすぎるとドロドロになってしまいます、気をつけたいものです。
30分茹でてからザルにあけて冷ましておきます。フライパンにバターを落とし火にかけます。バターが溶けてきたら牛蒡を加えソテーし、みじん切りにしたエシャロットを加えます。(エシャロットがない場合、ニンニクと玉葱のみじん切りで代用。その際、ニンニクを入れすぎるとガーリッキーになりますから気をつけましょう。ニンニクが好きな人は大量に入れて構いません)
エシャロットにも火が入ったら白ワインを入れ生クリームを入れます。塩コショウで味を調え、最後にレモン汁を少し投入し味全体を引き締めたらみじん切りにしたパセリを加え大きく混ぜます。
皿に盛り付けて完成ですが、そこにソテーした豚肉などを一緒に盛り付けるとメインとしての一品に昇格して牛蒡はガルニチュール(付け合せ)という新たなポジションをゲットする事になるでしょう、それはそれでいいではないですか。
前菜のサラダは千切りにした人参をヴィネグレット(ドレッシング)で揉むようにして和えた「人参のサラダ」、わざわざフランス語に訳すならば「キャロット・ラペ」でダブル根菜類をゲットできるでしょう。
それならば野菜ジュースは違和感なく溶け込めるのではないでしょうか?
えっ?!お前はいつもそんな賄いを食べているのかって?
気持ち的にはそれくらいのものはありますが、現実的には・・・
冷蔵庫にある野菜などを炒めてブイヨンを加えパスタのソースにして入るくらいですよ。
それが一番簡単ですし、それに・・・
痛んだ野菜もごまかせますからね。
通称「ゴミ箱パスタ」ですよ。
言葉は悪いんですけど、美味いんですよ、混沌としていて。
8月31日で「ヤサイの日」であるのは理解しましたが、「野菜に敬意を払う日」なのか「野菜をもっと食べようの日」なのかは不明であります。まぁ、普通に考えたら両方ですな。
これが「7月31日」だったら「731部隊の日」になって大変な日になってしまうわけですが、その辺は割愛しておきましょう。
当店の賄いでは私を含め働いている人間の平均年齢上昇に伴い、意識的に野菜を多く摂取するようにしておりますが、最後のダメ押しで、1日の野菜推奨摂取量350g摂れる「野菜ジュース」を飲んでおります。
実物の野菜と野菜ジュースのダブル効果で健康になり130歳くらいまで生きられる勢いだけは摂取しておりますが、それ以上にアルコールを大量に摂取しておりますから総合的にはマイナスなのではないか、と勝手に判断し、毎晩刹那的に飲酒している次第です。(ウソ)
野菜ジュースは簡単に飲めて健康的に思えますが、冷静に考えると主成分しか摂れませんから、どこかで野菜繊維質を摂らなければ帳尻が合わないはずなのです。
ですから私は、野菜ジュースと根菜類、野菜ジュースとキノコ類、のように繊維質を組み合わせるようにしております。因みに、野菜ジュースとウォッカを合わせると「ブラッディー・メアリー(血塗られたメアリー)」ならぬ「ビューティー・ブラッディー・メアリー(サラサラしたきれいな血のメアリー)」となるのではないか、と勝手に連想してしまいました。
しかし、野菜ジュースに合わせる根菜類とは何か、というのを真剣に考えるとなかなか興味深いものになってきます。
トマト含有率が多いと考えられる野菜ジュースに根菜類が多く配してある「筑前煮」又は「ガメ煮」のような伝統系根菜煮物は違和感を覚えるでしょうし、里芋大量投入の山形名物「芋煮」も野菜ジュースとのマッチングは決して良いとは言えません。
それを考えると醤油風味を排除し、バター又はオリーブオイルで構成する根菜料理にしてしまうとダブル野菜摂取計画を遂行できるのではないでしょうか。
例えば「牛蒡(ごぼう)」。キンピラごぼう以外は牛蒡を食べません、と自慢げに吐露する方もいらっしゃると思しきこの野菜は、和物根菜の代表格になっておりますが、西洋では「サルシフィ」とお洒落なネーミングで活躍しております。
もっとも、「サルシフィ」は日本牛蒡界の骨太野郎「堀川牛蒡」のように太めでありますが。
まぁ、その辺は気にせず調理していきましょう。まず、牛蒡をたわしで洗い、ピーラーで薄く皮を剥いていきます。
牛蒡の長さを人差し指の第二間接半くらいの長さにカットし太ければ縦に4等分にして全体の大きさを揃えます。
牛蒡を鍋に入れ多めに水を注ぎ、振るった小麦粉、塩、ヴィネガーを加えて火にかけます。小麦粉を加えるのはアクを取るためですからほんの少量で構いません、加えすぎるとドロドロになってしまいます、気をつけたいものです。
30分茹でてからザルにあけて冷ましておきます。フライパンにバターを落とし火にかけます。バターが溶けてきたら牛蒡を加えソテーし、みじん切りにしたエシャロットを加えます。(エシャロットがない場合、ニンニクと玉葱のみじん切りで代用。その際、ニンニクを入れすぎるとガーリッキーになりますから気をつけましょう。ニンニクが好きな人は大量に入れて構いません)
エシャロットにも火が入ったら白ワインを入れ生クリームを入れます。塩コショウで味を調え、最後にレモン汁を少し投入し味全体を引き締めたらみじん切りにしたパセリを加え大きく混ぜます。
皿に盛り付けて完成ですが、そこにソテーした豚肉などを一緒に盛り付けるとメインとしての一品に昇格して牛蒡はガルニチュール(付け合せ)という新たなポジションをゲットする事になるでしょう、それはそれでいいではないですか。
前菜のサラダは千切りにした人参をヴィネグレット(ドレッシング)で揉むようにして和えた「人参のサラダ」、わざわざフランス語に訳すならば「キャロット・ラペ」でダブル根菜類をゲットできるでしょう。
それならば野菜ジュースは違和感なく溶け込めるのではないでしょうか?
えっ?!お前はいつもそんな賄いを食べているのかって?
気持ち的にはそれくらいのものはありますが、現実的には・・・
冷蔵庫にある野菜などを炒めてブイヨンを加えパスタのソースにして入るくらいですよ。
それが一番簡単ですし、それに・・・
痛んだ野菜もごまかせますからね。
通称「ゴミ箱パスタ」ですよ。
言葉は悪いんですけど、美味いんですよ、混沌としていて。