風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

79回ピースボート、出発

2013年08月31日 | 79回ピースボート
第79回ピースボートについて、現地からブログを発信して来ましたが、時間の制約があって、ごく短くしか作成出来ませんでした。
7月12日帰国し、時間の余裕がありますので、詳しく記そうと思っています。
このブログは、2013年7月15日に作成しました。最終のブログが完成したのが8月31日でした。
そこで、読みやすくするために、順番を入れ替えましたので、日付を変更しました。

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4月1日
第79回ピースボートの航路

横浜を出て、西に進みます。赤道より南には行きません。

妻が、横浜港まで見送りに来てくれました。
8時過ぎ家を出て、赤羽駅で赤羽始発電車に乗り換え、座って行きました。
10時頃関内に着き、タクシーで大桟橋に向かいました。タクシー代は710円でした。
10時半集合でしたが、ちょっと前に着き、全く並ばず受付しました。
出国手続きは10秒で終わりました。
部屋に入ると荷物が部屋の中に届いていました。

 
荷ほどきをしているとランチの時間になりました。

12時半、甲板に出て妻の見送りを受けました。
 
13時定刻通り、何の前触れも無く、船が滑り出しました。
 
船は船首を前に停留しているので、タグボートが後ろ横に引っ張り少しずつ岸壁を離れました。
 


14時半からオリエンテーションがありました。乗客は850人ほどだそうです。
若者が三分の一、後は高齢者といった感じで、70代・80代も多く揶揄を込めてさしずめ船上老人ホームという感じの印象でした。
その後、船内の案内があり、参加しました。
5時半から夕食でした。
夕飯は、午後5時半からと7時半からの二部制でした。私は早い組でしたが、遅い組に変えてもらいました。

レッドワインを2杯いただきました。一杯300円でサービス料が15%で、345円でした。
席は、自由に選べず、入場順に案内されます。後にこれに私は悩まされました。
相席になった人々が良いときもあれば、とても不快な人と相席になったときは最悪だからです。
年寄り4人、若者4人の8人のテーブルに案内されました

さて、部屋の広さは、約3m×5mで、うち3×3mがベッドルームスペース、2m×3mの所に、タンスと洗面所があります。
バスタブはありませんが、私は困りませんし、十分なスペースがありましたが、カーテンの巾が狭いです。
  
タンスの中に、セキュリティボックス(右写真左下)があるのですが、ボックスが固定されていないのでボックスごと運び出すことが出来るのです。
そのことを、レセプションに文句を言いに行くと、「24時間モニターで監視しているから大丈夫です」との返事に、
私は、呆然として、二の句が告げずすごすごと引き下がるのみでした。
もっとも、ホテルの「セキュリティボックス」も決して安全では無く、もし無くなっても客の自己責任です。
今回、私は、大型段ボール3箱と大型スーツケース一つを宅急便で送り、
その他に小さいスーケース一つと小さいリュックサックにパソコンを入れて自分で運びました。
かなりたくさんの荷物となりました。
船旅は、どんなに荷物が増えても、宅配便で送れるので良いです。
私は、一人部屋ですから部屋もタンスも一人締めですが、四人部屋ですと足の踏み場も無いことでしょう。
多くの人は洗濯物も室内の干します。窓も無い部屋もあります。
多くの人が、「まるで牢屋だ」と言っていました。
夕食後、9時から「出航記念パーティ」がありました。
赤ワインを一杯飲みました。
英語の先生や、通訳の人とお話ししました。しかし誰だったかは思い出せません。
10時過ぎに部屋に戻り、眠りにつきました。
1時過ぎトイレに起き、朝6時に目が覚めました。
ベッドが少し柔らかすぎるのと、船はやはり揺れるので、必ず夜数回目が覚めました。

4月2日
朝食は、4階レストランが日本食、9階リドデッキが洋食です。
両方ともバッフェスタイルです。食べ物の種類は豪華とは言えませんが、野菜・果物たっぷりで十分です。
4階には、チーズが無いので、私はまず9階でチーズとヨーグルトと小さいパン一切れを食べ、
その後4階の食堂で、日本食を頂きました。ホットミルクが無いは不満でした。
提供される日本茶は全くおいしくないので、持参したマイマグカップと緑茶のティーバッグで飲みました。
10:00~11:00 避難訓練
 
14:30~15:00 ウイルス注意のパソコン説明会、一番怖いのはウイルスに感染したUSBやSDカードの貸し借りです。
17:00~17:30 船長主催のウエルカムパーティ

19:20~20:30 夕食


午後ジムでダンベルを使って上半身の筋トレをしました。
ジムは、とても狭くウォーキングマシン1台と数台のマシンとベンチが二つあるだけでした。
ダンベルは、種類が少なく、ポンド表示でした。昼過ぎから大雨にあり、狭いジムは満員でした。
パソコン説明会の後、甲板でウォーキングをしました。
10階甲板が運動スペースになっているのですが、とても狭いです。
回周できるのですが、階段を上り下りすると1周250mほどでは無いでしょうか。
以降私は、ウォーキングはマシンを使わず甲板を歩きました。
強い風が吹く日が多く、日差しが強い日も寒い日もありましたが、雲や空や波を見ながら歩く方が楽しかったからです。
イルカやトビウオなども見ることがありました。
ウエルカムパーティでは、多くの人が着飾っていました。私は、普段着でした。
シャンパン(発泡ワイン)は2杯いただきました。
夕食のテーブルで香港で降りる中国人三人と同席となりました。
一人は、40歳代の青年で、日本語はぺらぺら何度も日本に来たことがあるそうで、見るからにお金持ちそうでした。
後の二人は、学生で、一人は医学生、もう一人は18歳の大学生でした。
フリーのワインが一杯サービスされました。18歳の学生は未成年で飲まないというのでもらいました。
もう一杯ワインを注文し飲みました。ワインは300円+サービス料45円、計345円とリーズナブルです。
寝る前にスクラッチをたっぷりしました。そのおかげか寝付きが早かったです。

4月3日(水)
昨夜は10時半に床に入り、6時半に目が覚めましたが、30分ほどうつらうつらしました。
カーテンを開けると太陽が照っていました。
しかし、波が高く、船は前後左右に大きくゆったり揺れます。
テーブルの上の物は移動しませんが、船酔いしそうな揺れです。
今朝も朝食は日本食にしました。キャビンに戻ると揺れが一層激しくなったので、1時間ほどベッドで横になりました。
今日から、様々な講演会や企画が始まりました。
私は、あれこれ欲張らず、基本は英会話とジムとウオーキングに絞ろうと思っています。
ところが、講演会の初めが、中東問題の高橋和夫さんなので、聞くことにしました。
高橋さんの講演は、放送大学のDVD上映と高橋さんのお話でした。
お話は、テレビのニュース番組の久米宏などのキャスターなどのエピソードの紹介でとても退屈でした。
私は、中東問題の歴史と現状について知りたいと期待したのですが、以後参加しませんでした。

昼からは、30分間の体験ピラティス、社交ダンスがあり、参加しました。両方とも多数の参加者出足の踏み場も無いほどでした。
社交ダンスは、ブルースの基本ステップを習いましたが難しい物です。
オーバーランドに出かけて、欠席したためとGETクラスの時間が重なったので以後は止めました。
船はやはり揺れていますが、気分は悪くないので、室内で下半身の筋トレを1時間しました。
昨日今日と下着を洗濯しました。かなり大きいバケツと洗濯板を持ってきたのは正解でした。
クリーニングサービスはかなりの量でも700円で良いのですが、戻るのが3、4日先と言われていたのですが、
朝出すとその日のうちに戻ってくるので、このサービスを利用することにしました。
シャワーは決して広くはないのですが、お湯の出や排水もいいです。
私は、椅子を持ってきたのでのんびりシャワーをしています。
パソコンに、リラクゼーション系の音楽やクラシックをたくさん入れて来ました。
また、千円ほどで買った来た小さいスピーカーの調子が良く、これは大成功で、十分楽しみました。

4月4日(木)
昨夜0時、1時間の時差(1時間戻る)が生じました。
昨夜も、ストレッチを1時間ほどして就寝しました。以降これは習慣になりました。
夜中かなりの揺れでトイレに2度起きました。
朝5時半頃目覚めましたが、床の中でうつらうつらしました。
1時間の時差があるので、実際はまだ4時半だからです。
今日は忙しい一日でした。
8時半からダンス教室があるので、7時に食堂に行くと大変な混みようでした。
ダンス教室はかなりの人気でした。昨日に続きブルースのステップを教わりましたが、簡単では無いです。
初心者は余計な力が入り、ステップが大きすぎる嫌いがあります。
約45分ほど体を動かし、汗をかきました。
9時半からは香港(中国)への入国書類の署名がありました。
2カ所署名するだけなのですが、その順番待ちが長蛇の列でした。
10時から1時間、GETのオリエンテーションがありました。
途中抜け出して、香港入国書類署名をしました。
11:20から、香港からのツアー“自然遺産・張家界と武陵源を行く6日間の旅”の説明会があったのにすっかり忘れ遅刻して参加しました。
この中国ツアーは、私が想像していた以上の中国事情で、それは私の常識を遙かに超えていました。
米ドルが使えるとは限らない、ホテルの両替事情もどこまで可能かよくわからない、
ホテルは連泊なのですが鍵のかからない荷物は安全が保証されないというし、デジタル鍵も安全とは言えない、とも言われました。
私は、大・中二つのスーツケース用意してきたのですが、鍵がかかるのは特大の方なので、それを使うことにしました。
このツアーは、シンガポールで夕方船に合流するのですが、私はその夜出発のスリランカへのオーバーランドツアーに参加しています。
申し込みしたときは、スリランカツアー出発時刻に間に合わないことを想定し、荷物は両ツアー分を用意し、
遅れそうなときはツアー途中離脱して自力で船のたどり着けと言うことでした。
そこいら当たりの事情を聞こうと思うのですが、レセプションは大混雑で申し込んでから2時間後やっと聞くことが出来ました。
現状では、ほとんど問題は無いのですが、万一帰船リミットまでに戻れないことを考えて、
荷物はスリランカの分まで用意した方が良いと言われました。
途中でツアーを離脱しなければならない事情などは、ツアーコンダクターの方から指示があると言うことなのでひと安心でした。
14:30からはGET有料講座受講生への説明会がありました。
オーバーランドツアーなどで欠席した場合は、1回20分間の補講があるというのは朗報です。
私は、4、5回欠席するので良かったです。
ただ、今回GETの先生はアメリカ系が多く、英国系が少ないのが残念です。
アメリカ系英語は本当に耳障りに私は感じているからです。
イギリス系では、ジャパンですが、アメリカ英語ではジャァパァーンと極端に“ア”が強調され、
また、Rの発音はイギリス英語ではほとんどアですが、アメリカ英語ではアールと巻き舌的です。
明日は、クラス分けのための面接があります。
その後、洗濯やシャワーをしました。
小さなミスを沢山しています。
カードキィーを部屋に忘れるのはしょっちゅうです。セキュリティボックスの暗証番号の設定ミスや、
アフタヌーンティーで椅子にウインドブレーカーを忘れてきたり、ミーティングを忘れたり、
でも今のうちにミスをしておくのは今後にとっては良いかもしれないと思っています。
夕食後、21時から1時間、「リピーターパーティ」があり、ドリンクはフリーというので出席しました。
50~70人位もいて驚きました。
ワインを2杯いただきました。何人かのスタッフが挨拶に来ました。
夕食前にウイスキーを2杯、食事の時ワインを1杯とちょっと飲み過ぎですかね。

4月5日
深夜、窓から光りが差し込み目が覚めました。雷でした。かなりのせん光でした。
自然の光りで目が覚めるように、カーテンは閉めないで寝ています。
でも船の揺れはそれほどではありませんでした。
今朝も8時半からダンス教室があったので、7時過ぎに朝食を取りました。
ダンスは、けっこう難しいです。講師のせいにしてはいけないのですが、教え方は上手ではないです。
動きを一つ一つ分解し、こつを教えてくれるととてもわかりやすいと思うのですが。
それから、ジムで1時間の上半身筋トレとマシンが空いたので、30分のウォーキングをしました。
気分がすっきりします。
明日から、六日間の中国武陵源へのオーーランドツアーと六日間のスリランカオーバーランドツアーが始まるので、
荷物の準備を昨日からしています。
荷物は決して多くはありません。スーツケースが大きいので、スカスカですが仕方ないです。
鍵がかかる方が良いと言いますが、3桁のデジタル鍵など、10分もあれば開けることが出来るので、気休めに過ぎないのですが。
ふと窓の外を見ると貨物船が見えました。
天気は相変わらず、時々雨、時々大雨です。
今日は、GETのクラス分けのミーティングがありました。
私は、質問によどみなく応えることが出来てしましました。
これが結果的には良くなく、私は上級クラスに入ってしまったのでした。   
次回は、香港から中国・武陵源へのオーバーランドツアーです。           【続く】


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1 コメント

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お帰りなさい (今野 信夫)
2013-07-14 14:30:55
ゆっくり読ませていだだきます
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