風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

木の根プール開き

2011年07月19日 | ウォーキング
7月17日、三里塚・『木の根ペンション・プール開き』が行われました。
私のブログにはちょっと似合わないが紹介させていただきましょう。
以前あった木の根ペンションは、会議、学習会、交流、NGOの宿泊施設などとして利用されて来ましたが、
土地を所有者へ返還することになり、反対同盟と全国の一坪共有者で所有されている約50メートル離れた現在の地に移転されたそうです。
かつては地元の子ども達のプールとして、そして農業用貯水池としても利用されて来ましたが、最近は利用も少なくなって来たようです。
最近、地元にUターンしてきた大森武徳さんら若者が
「昔、泳いだ木の根プールでもう一度泳ぎたい」と、放置されて来た木の根プールの"再生"を始めました。
大森さんはこの地で生まれ育ちました。彼の父親は長年現地に住み、反対運動の支援活動をして来た人です。
京成成田駅から、芝山鉄道に乗り変えると一つ目の駅が東成田駅、地上に出るとそこは空港のほぼ真ん中って感じ。
東成田駅から空港第二ビル駅までは地下通路でつながれていて、徒歩10分ほどです。
ところで"木の根"の場所とは?
 
ここから南側に歩を進めると、地下道があり、そこをくぐり抜けると木の根ペンションへの入り口です。歩いて15分程です。
 
さて、その周囲は、
   
木の根という地名ですが、かつてこの一帯は農地ではなく「木の根」がはびこる林だったそうです。
開拓に入った農民達は、木の根と格闘し、肥沃な大地を生み出しました。
今その面影はなくなり、木の根という地名にその歴史が残っています。
かつてこの地にも小学校があり、「同盟休校」を行うほどの力を持った少年行動隊がありました。
また、老人行動隊は寡黙に糞尿を投げた。
青年行動隊は、失われていく風景を"壊死(えし)する風景"と呼びました。
さて、眼前の風景をどう表現すればいいのだろうか。
  
                                     大森武徳さん
 
若者のロックバンド、
 
チャンググループ「ウリト」
    
かつて三里塚農民の旗印『日本農民の名において収用を拒む』を思い起こさせるのぼり旗でした。
この踊りは、農民達の雨を求める踊りでもあるそうです。
この炎天下に演奏し、踊る彼らの力に私は胸の高鳴りを覚えました。
私はビール三杯と日射しですっかりグロッキーで、踊りには参加できず、見るだけなのでした。
夕刻から映画会があったのですが、私は参加せず帰りました。

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さて、以下は4月10日、原さんの墓参りの時撮ったものです。
 
 
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