マッシーパパの遠吠え

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自民党お笑い劇場ーpart2 「笛吹けど踊らずにあせりまくる麻生ソーリ!?」

2009-06-10 11:16:18 | Weblog

いや~、こない早く、自民党お笑い劇場・続編が見られるとは予想外!まずは得とご覧になっていただきたい!

自民党お笑い劇場【第三幕】

とにかく麻生総理に残された道はただひとつ、100年に一度の不況を経済対策三段ロケットで安定軌道に乗せること。そんでもって落ち目になった人気を上げるしか方法はない。

そして、決定打というべき15兆円に及ぶ大型補正予算を組んで細工は流々、仕上げを御覧じろと舞台(国会)で大見得を切ったまでは良かった。

ところがである。なんと、補正予算に紛れ込ました閣下肝いりの「国立メディア芸術総合センター」に自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」の河野太郎衆院議員が待った! 8日、都内で開かれたた文部科学省との公開討論会で「百害あって一利なし。予算を凍結すべきだ」と噛み付いたのだ。

いや、それだけでない。もう政局に口を挟まないといったあのジュンイチロー氏がまたまた、ロシアより愛を込めて(?)、「日本は来年、すべての税収よりも、予算を成立させるため国債を発行する借金の方が増えるだろう」と指摘し「世界で一番借金している国になる」と閣下の経済対策を皮肉ったとか・・。

なんとま~、社長(総理)が売り込みに必死こく商品を、身内の販売員(議員)が、「これは欠陥品だからやめておいたほうがいい」とお客(有権者)に教えるようなもの、まるで吉本のギャグみたい!・・。

自民党お笑い劇場【第四幕】

さて、舞台は変わって、再び麻生総理の登場。麻生首相は7日、東京都議選(7月12日)の立候補予定者の応援で訪れた武蔵野市のJR吉祥寺駅前で街頭演説し、弾道ミサイルの発射準備を進める北朝鮮に関し、「戦うべき時は戦わねばならない。その覚悟を持たなければ、国の安全なんて守れるはずがない」と述べ、制裁強化などで圧力を強める姿勢を強調したとか(「読売」)。

どうやら、党として「予防的先制攻撃は行わずに敵基地攻撃能力保有を了承」したという。具体的には「集団自衛権の見直し」「軍事裁判所の設置」「内閣直轄の対外情報機関や国家安全保障会議の創設」「国境離島の領域警備体制の充実など安全保障問題の整備に取り組むというのだ(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090609/stt0906091344007-n2.htm)。

実はこの裏には、次期総選挙の目玉つくりが遅れているというお家事情が存在する。つまり、民主党が小沢から鳩山体制に転じてより、「世襲議員制限」や「政治献金改正」、「国会議員定員削減」など次々、有権者の心を奪うようなマニフェストつくりが進んでいる。

一方、自民党は得意のクリンチ戦法で民主の政策、丸ごといただきと企図したが思わぬ抵抗族の反撃でことごとく頓挫。いずれもマニフェストに盛り込めなくなったものだから、急遽、方向転換。

民主党の最も弱いとする「安全保障」と政策推進のための「財源問題」。即ち、軍事と消費税問題で真っ向勝負しようと言うことのようだ。

そして、その勝負の前哨戦は7月12日投開票の都議選にありと、突然、全候補者応援に都内を回リ出したという。それが第4幕冒頭の閣下の演説につながったというのである。

どうやら、総理の全候補応援は前代未聞。これだけでもお笑いものだが、焦りまくる首相に忍び寄るのは自公過半数割れの悪夢だとか。

つまり、都議選は定数127で過半数64.現在、自公で70議席を有する。これが、自民が40議席で与党過半数割れもありかと「日刊ゲンダイ」が分析するのだ。

実際、日増しに高まる「政権交代」の世論のうずに巻き込まれたか? 折角、内閣支持率も姑息な検察ファッショで一次、急上昇したのにその功なく。直近の各種世論調査でも横ばいか微減の危機的状況に陥っている。

ご記憶のある方なら承知と思うが、麻生・太田会談で解散・総選挙の日取りを打ち合わせたとき、「公明党さんも都議選勝利で総選挙に臨んだほうが戦いやすいでしょう」と言った手前、(都議選は)何が何でも負けられないと閣下は、あせっているのである。

だが、閣下が表に出れば出るほど票を失うので、街宣に立たず、選挙事務所周りに徹するという。いわば、ステルス作戦を実行中ということのようだ。

でも、そのこと自体がすでに負け戦ということを閣下はご存じないのだろうか?はたの者はもう百も承知のようですけど・・。

ハイ、だからこそ、小番頭の河村官房長官が苦しい言い訳、「東京都議選の結果が、麻生首相の衆院解散時期の判断に影響を与える可能性について考えられない」といったのですよ。

つまり、都議選の結果は関係ないといいながら、いてもたってもいられず、さりとて、街頭に立てば「票が逃げていく」。ならば、選挙事務所に顔出して、少しでも何とかなるならという矛盾した話。果たして、これで応援になるというのだろうか(?)。

きっと、都議選候補者も事務所に顔を出してもらう暇があるなら、「もっとまともな政治をしてくれ~」と恨み節でないだろうか?

この閣下、国民の苦しみもちっとも分からないけど、仲間の党員の気持ちも理解できないやっぱ、馬鹿キャラだわね。それも、羞恥心のないキャラだ!・・。

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