マッシーパパの遠吠え

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またまた国策捜査!? 厚労省局長逮捕で二匹目のドジョウ狙いか?民主党つぶし

2009-06-16 19:46:46 | Weblog

麻生内閣の支持率は13、14両日に実施した「毎日」が前回調査(5月)より5ポイント減の19%、同じく共同通信が8.7ポイント減の17.5%、そして、「読売」も1週間前の前回調査(5~7日実施)から6.6ポイント下がって22.9%になったという。

おそらく、解散・総選挙をせずに逃げ回っているところに、総務相辞任をめぐるごたごた。これではいくら麻生総理が好きな若者でも支持できないよな・・。

そこへきて、郵便不正事件から、突然厚労省の局長逮捕にまで発展したのだから、益々、麻生政権は末期症状、死に体内閣だとマスコミまで騒ぎ出した。

処が、日刊ゲンダイだけは「この事件は何か匂う。今回ばかりは民主党への痛撃となりそうだ」と意味深な予言しているのである(http://gendai.net/?m=view&c=010&no=22333)。

どうやら、先に逮捕された局長の元部下の上村係長が、「国会議員から証明書発行の要請があった」と爆弾証言。又、同じく逮捕された「凛の会」の倉沢容疑者及び、凛の会が名称変更した白山会の代表・守田容疑者らも民主党・牧議員と長年の知己の関係を語り始めたという。

又、今回、逮捕の村木局長はそれらの事情を知った上で(?)、上村容疑者に公文書偽造を命じているから、牧議員、なかんずく民主党も無傷ですまないというのだろう・・。

なるほど、「日刊ゲンダイ」のいいたいことが読めてきた。

要するに、今年3月、各種世論調査で麻生政権の支持率が危険ラインの20%を切ったときに、突然の国策捜査で小沢元代表の秘書を逮捕。民主党の敵失で一挙に30%を超える支持率に持ち直したことがある。今回はその柳の下の2匹めのドジョウを狙っているのだと言いいたいのだ。

そういえば、マスコミも前回同様、どっかからリークされたかのように口を揃えて、「将来の次官候補がなぜ」とか、「周りに敵を作らない」「無欲で信念の人」とほめちぎっている。

うがって考えれば、それほど厚労省になくてはならない人でも逮捕するぐらいだから国策でもないと、いいたいのだろうか(?)。そしてこれもやっぱ、当局のマスコミ対策!?・・。

その証拠に、「夕刊フジ」だけはちゃんと調べて、『「手段選ばない」「世渡り上手」…女局長“裏の顔”』と真反対の評価をしていますよね(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-320090615206/1.htm)。

即ち、地方大出で、出世に不利な女性ゆえ、省内のエリートだった官僚と結婚、その「引き」と手段を選ばぬやり口でのし上がってきたとあるから、考えようによっては省内に敵が多いはず。ならば、エリート連中にとって、彼女はスケープゴートに最適(?)。

それに、大新聞が書く、「(彼女がいなくなる)痛手」というより、一方では一般職員から、「なぜ、逮捕までされるのか」と疑問視されているほど唐突過ぎるのだ。

いや、不思議なのはこれだけでない。

「産経」記事によると、守田容疑者の拘置延長について大阪地裁が「捜査に疑問を感じる」と、一旦認めた期間の延長を取り消し、3日間短縮する決定をしたという。

どうやら、「懇意の国会議員に依頼をした経緯ばかり連日調べられ、別件捜査だ」との申し立てが全面的に認められたからとか(http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090612/crm0906120055000-n1.htm)。

いや~、さすが、「居座り太郎」と呼ばれるだけある。なにが何でも政権にしがみつこうとするあまり、手段は選ばなくなったのでしょうか?

それにしても検察も酷いですね。あれほど、西松献金事件で世間の批判を浴びておきながら、今度は東京えでは駄目だと大阪地検ですか。

しかも、牧議員への献金額は24万円と小さい案件ですよね。それに、以前からマスコミを使って、牧議員が白山会の依頼でそのライバル落としのため、国会で質問したと喧伝しているが、そのどこが問題なのでしょう。

マッシーパパも全部、その議事録に目を通したけど、至極まともなことをいっているじゃん。いやむしろ、今回の郵便不正事件の被害をなくすよう管理監督を当局に要請しているぐらい(http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009816920080523016.htm)。このどこに問題があるというのですかね。

要するに、これが与党議員だと問題にしないが、民主党議員だからあら捜しをしているとしか国民には写らないのでは・・。それに、ほんとに調べなければならないのは、ピンポイント捜査でなく、お役所の組織体質では。

要するに、この問題は昨日、今日の話でないということ。即ち、旧郵政公社時代からノルマ達成のため、不正割引が慣行的に行われ、又、厚生省もずっと昔から、公文書を偽造していたかも知れないのだ・・。

それと肝心なことは議員と官僚の倒錯した関係では? そもそも、日本の議員がだらしないから、法案を作るのはほとんど官僚まかせ。しかも、国会で法案通過させるための根回しまで官僚にやらせている。だからこそ、本件も自ら起草した法案を通してほしいがために(彼女が)野党議員に阿吽の呼吸で便宜を図ったのでないのか?

従って、この根を断ち切らない限りこの種事件はなくならない。きっと、本件も氷山の一角にすぎないだろう。

それゆえ、検察も一生懸命、民主党議員を洗う暇があるなら、過去に遡って、徹底的にお役所の犯罪を摘発したほうがずっと、国益になると思うけどな!・・。えっ、そうすると与党議員まで芋ずるで上ってくるって!

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