今城塚古墳は継体天皇陵との説が存在する。継体天皇は第26代の天皇。『記紀』によれば、15代応神天皇の5世孫であり越前国を治めていた。本来は皇位を継ぐ立場ではなかったが、四従兄弟にあたる第25代武烈天皇が後嗣を残さずして崩御したため、大伴金村・物部麁鹿火などの推戴(すいたい)を受けて即位したとされる。継体天皇は単なる地方豪族の雄で、天皇家と血縁関係はないとの説も存在するが難解である。
残念ながら全体像を見ることができない。航空写真しかなさそうだ。
円筒埴輪が墳頂を巡っていたようである。
<了>