目には目を、というわけでもないか。
教皇の思惑としては「成長の契機に」というのと、あとは相手が魔眼だけに
下手に戦闘力の高い系列の聖闘士ではかえって不利、と読んだのとあとは
例のごとく星を見て最適っぽい人選をしたということかもと。
聖域の指針としては恐らく「派遣するのは最小限」と「あとは星の運命に任せる」
ではないかと。「戦いは1対1」というのと同様の流れとして。でなければ恐らく
お目付け役を兼ねてベテラン白銀聖闘士辺りをつけておくよなぁ。
本編で使わない新技が。使わずじまいだったのはこれを必要とする類の敵との
戦闘が一度もなかったせいのような。バイオレート戦でもいわば応用技能だったし。
一応この時の経験が小宇宙を見切る技能に生きているんだろうなと。
光の神ルーとかはおおよそ神話の通り。ファリニシュは犬の名前から。コナーとかは
一般的過ぎて分からず。バンシーもケルト系の妖精だし基本的にケルト神話が
背景のストーリー。ギリシャとの繋がりはブリタニア列王史を参照かも。
エスリンの経緯は神話とは違うっぽい。そもそもあまり話が伝わっていないようだが。
ただそこら辺はバロール視点の思い込みという可能性が。そもそもエスリンは父の
元から去ってからルーを生んでいるわけだけど、どうして孫と分かったかの辺りかな。
結局レグルスもコナーも父しか見ておらず恋物語にはならなかった様子。描写から
ファリニシュと二人の看病をコナーがこなしたのでは。母のことには最後まで言及ない
けど「行方不明で生きていると信じている」扱いだったりとか。遺体に中にもそれっぽい
のはないし「ルーの末裔」とは違うはずだし。父に逃がされ見逃されたたとかで。