なぜこんなものを、というのはここら辺でも見てください。
ただし先に言い訳させてもらうと、おもいっきり苦手分野でした。
かってに哲学史入門による分類でいうところの「近代哲学」の後期、
それ以前の宗教哲学や、記号論理の絡んだ現代哲学から入ったので。
文学としてみてもやっぱり同様。私にそういう感性が欠落している
せいかもしれないが。ここら辺の時代の著者にありがちな、なんというか
持って回った感じの言い回しが目に付き、理解には時間がかかりそうです。
目次はこんな感じ。作中でトサカが読んでいるのは真ん中あたりと思われ
メインの「ボードレール」のところを読んでいるようです。読みだした限り
ドイツ語版(原典?)で。日本語版と構成が同じかどうかは分かりませんが。
辿った歴史も別物とも思われる魔法世界人が、
どこから手に入れて何を感じるかは分かりませんが、
案外、旧世界という異文化に触れるとかの筋かもしれません。
内容をざっと見てみた限り、そういう意図とかキャラ立てではなかった
のだろうなという様な感じも受けましたが、私から見るとやはり
「案外ロマンティスト」という風に改めて感じました。
最近読む時間もなかなか取れませんが、もう少し読み込んでみたら
感想とか書評的な記事も書いてみるつもりです。
いつになるかは分かりませんが・・・