まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

競馬配当金に課税の矛盾!

2012-12-03 | 発言
あっと言う間に更新せず、一か月が過ぎました。その間、こちらは夫婦で風邪っぴきが長引いて、今でも咳が続いています。その間、政治も団子状態で混沌としています。その間、笹子トンネルの崩落もありました。
しかし、なんと言っても、大きなニュースは、大阪国税局が、大阪のサラリーマンを競馬配当金を、一時所得の脱税で摘発したことです。
彼は、自分の開発した競馬予想プログラムで馬券を三年間で29億円購入し、1億4000万円の配当利益を上げました。ところが、外れ馬券は経費として認められないということで、6億9000万円の追徴課税が課せられました。
つまるところ、競馬に勝って大損をし、一生かかっても払えきれない税金を背負うことになりました。
だいたい競馬やパチンコで儲けた金を自主申告する人なんてほとんどいないでしょうに、国税局もご無体なことをなさるもんだ。
バクチは胴元だけがが勝つようになっている。
ところがいくら負けても、負けた金額は経費としてみなされず、勝った金額に直接かかった金額だけ経費としてみなされる。つまるところ宝くじを100万円で買って、100万円当たったとしても、300円だけが経費で、あとの99万9700円は一時所得として税金がかかるのだ。
これでは、競馬や宝くじなど公益ギャンブルは成り立たないのではないか。
まったく矛盾を抱えた今回の国税局の行動である。
矛盾といえば、JRAである。
競馬場は全面禁煙になってしまったし、切符モギリの姉ちゃんはみんなオバハンになってしまったし、みずから競馬場の魅力をなくしている。
それに今回の課税騒ぎだ。
課税された彼はインターネットの購入だが、JRAの誰かが国税局に個人情報を流さなければ、国税局は判るはずはない。
つまるところ、国税局や税務署からJRAに天下った奴が、競馬配当金をたくさん受け取っている人の名簿を渡したのではないだろうか。
それを基に自主申告しているかどうか調べれば一発でわかるし、インターネットで証拠も揃っているし、摘発は簡単だ。
とすると、JRAは高額配当を受けた人を、これから阻害し、負ける奴らだけをお客さんにして、さらに儲けをたくらんでいるのか。きったねー。
だいたい、バクチってものは、負けるようにできている。
それなのに、庶民はささやかな夢をそれに追っている。
それに敗けた分は経費として認めず課税するとは、なんと御無体なー。

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2 コメント

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Unknownさんへ (まさおっち)
2012-12-07 08:53:58
はい、こちらは競馬をやっておりまして、今回の課税に対しては、かなり、エキセントリックになっております(笑い)。
もともと負けるバクチに、さらに課税するとは、と怒っておりやす(笑い)。
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Unknown (Unknown)
2012-12-06 21:08:00
>JRAは高額配当を受けた人を、これから阻害し、負ける奴らだけをお客さんにして、さらに儲けをたくらんでいるのか。
その考えは完全に間違っています。たしかに外れた人が多いほどJRAの取り分は少しは多くなりますが、予想の下手は人が競馬やろうが、上手い人がやろうがJRAの取り分はそれほど変わりません。JRAが自ら客を売るなんてことは自分の首を絞めるだけです。
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