飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

乱歩NO.63・・・<少年探偵団 二十面相の悪魔/1956年>

2006-10-12 | 江戸川乱歩
少年探偵団 二十面相の悪魔

製作:1956年東映 
監督:小林恒夫
出演:南原伸二、中原ひとみ、岡田英次

昨日投稿した「妖怪博士」の続きです。第一部は、二十面相が追い詰められて屋敷を爆破。明智小五郎、少年探偵団、警察らはその屋敷に取り残されている、絶体絶命、その行方は?というところで終わっているのだが、第二部は、瓦礫の中から難なく脱出し、ちょっと拍子抜けのスタートとなります。

傷を負った明智小五郎は、頭に包帯を巻いてその手当てをするのですが、なんと二十面相は大胆にも、手負いの明智に変装します。その扮装がすごい。顔がばれないように、なんと包帯を顔中ぐるぐる巻きにして登場します。それはミイラ男か覆面レスラーのようです。伊達男の明智がそんな姿で街を歩くか?

そしてこのミイラ男版似非明智に大の大人はまんまと騙されてしまいます。しかし、少年探偵団の目は節穴ではありません。その変装を見事見破ります。そして少年らは二十面相の基地がある奥多摩の鍾乳洞へと出かけていきます。そこに流れるあのテーマ曲

  “♪ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団 
    勇気凛々 瑠璃の色
    望みに燃える 呼び声は 
    朝焼け空に こだまする
    ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団♪”
         (作詞;壇上文雄)

でも、なんとなくハイキングに見えてしまうもの愛嬌か?様々な怪しい人物に変装した二十面相も、ついに少年探偵団の大活躍で捕らえられてしまいます。素顔の二十面相はイケメンでした。


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■ビデオ
少年探偵団・第二部「二十面相の悪魔」

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