■製作年:2005年■監督:中田秀夫■出演:ナオミ・ワッツ、サイモン・ベイカー、他
ナオミ・ワッツ主演の「リング」の続編です。どうなるのかなとドキドキしながらついつい見てしまう展開なのですが、どうも腑に落ちない話の展開。結局この手の映画はどこかこじつけのようなものが多く説得力に欠けるのが多い気がします。出生の謎に迫っていくのですがその謎は解けたのか?私はわからないままでした。女の子が死霊とな . . . 本文を読む
■製作年:2002年■監督:ゴア・ヴァービンスキー■出演:ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン、他
ナオミ・ワッツが主演している日本発のホラー映画のリメイク版です。この映画を見ようと思ったのは、別にホラー映画や「リング」に興味があったわけではなく、何故か急にナオミ・ワッツに興味が出てきたからです。これまで彼女が主演している映画を何本か見てきているけど、強烈な印象を残したというわけではないので . . . 本文を読む
CSの日テレG+で、この5月11日に行われたプロレスラー小橋建太の引退試合を放送していました。また、それに合わせるようにチャンネルでは過去の小橋建太の激闘の数々を特集で放送していて、それにより私はここ数日、小橋の過去の試合をちょこちょこと見ています。限界スレスレの激しい戦い。そして小橋は鉄人と呼ばれるように何度もケガや病気を克服しリングに復帰(特に腎臓がんからの生還、復帰はすごいの一言)、ファンに . . . 本文を読む
■製作年:1991年■監督:レオス・カラックス■出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、他
レオス・カラックス監督による映画、アレックス3部作の最後は「ポンヌフの恋人」です。「汚れた血」で天使のような可愛さを見せたジュリエット・ビノシュはこの映画では汚れ役に大胆チャレンジしています。女優としてただ可愛いだけではない、ただきれいだけではない、まさに女優道開眼の役どころではなか . . . 本文を読む
■製作年:1986年■監督:レオス・カラックス■出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、ミシェル・ピッコリ
私は名前だけ知っていて作品は見たことがなかったレオス・カラックス監督。でも彼の作品(「ホーリー・モーターズ」)を見たことによりカラックス監督の才能の煌めきを感じてしまいこの監督に興味が出てきました。ということで、今日は少し更新をさぼってしまいましたが、デビュー2作目である「汚れた血」 . . . 本文を読む
■製作年:1984年■監督:レオス・ カラックス■出演:ドニ・ラヴァン、ミレーユ・ペリエ、他
映画「ホーリー・モーターズ」で不思議な魅力を感じさせてくれたレオス・カラックス監督。私はカラックス監督の映画を見たのはこの作品が初めてで、その不思議さ加減でちょっとばかり変な映画を作るこの監督に興味を持ち、彼のデビュー作品である「ボーイ・ミーツ・ガール」を見てみたわけです。主演は「ホーリ . . . 本文を読む
■製作年:2012年■監督:レオス・カラックス■出演:ドニ・ラヴァン、エディット・スコブ、カイリー・ミノーグ、エバ・メンデス、他
レオス・カラックス監督の13年ぶりの新作となる「ホーリー・モーターズ」を見ました。実はこの映画を見たときは歳柄もなく5月病に近いちょっとしたウツ状態になってしまい(この4月に会社を変わり責任も重いポジションを任されるという環境の変化があり、結果を出さねばと相当な集中と . . . 本文を読む
東京国立近代美術館で開催中の「フランシス・ベーコン展」を見てきました。ベーコンの展覧会は日本においては30年ぶりの開催というのですが、私はその30年前に開かれた展覧会を京都で見に行っているのですから、同じく30年ぶりの再対面ということになります。丁度22歳の時に見たベーコンのインパクトは強くて、当時の展覧会画集やチラシを今も大切に保存しています。剥き出しの肉がぐにゃぐにゃと絡まって私たち普通に認識 . . . 本文を読む
■日時:2013年5月14日(火)、19:00〜■劇場:パルコ劇場■作:寺山修司
■演出:松本雄吉(維新派)■出演:八嶋智人、片桐仁、常盤貴子、松重豊、花井京乃介、他
今年は寺山修司没後30年ということで様々な企画がありますが、その中で一番の目玉はパルコ劇場による「レミング~世界の涯まで連れてって~」でしょう。今日はそのお芝居を見てきたことです。この「レミング」は1979年に上演 . . . 本文を読む
演劇のポスターと言えばポスターハリスカンパニーの名前が直ぐに浮かびます。寺山修司が率いた実験演劇室◎「天井桟敷」のポスター、それは横尾忠則、栗津潔、宇野亜喜良、及川正道、花輪和一、合田佐和子といった名だたるアーティストが制作に参加し、今や伝説的となったコレクションも、そこが節目節目に展示していて、私も何度か見に行ったことがあります。それらいまも強烈な印象を与える特異なビジュアル・イメージ。はたして . . . 本文を読む
今年は寺山修司没後30周年にあたり、関連するイベンがいろいろな所で開催されたり本が出版されています。そういえば没後25周年の時に私は青森の美術館へ出かけ、その足で恐山にも行ったことを思い出します。私の寺山修司ブームはあの頃が一番のピークだったような…。5月の頭には3冊の本が出版されて今日はそれについてを。この3冊はどれも寺山修司の迷宮のようなその世界をうまくまとめていて面白い。寺山修 . . . 本文を読む
ルドン展を見てきました。ルドンについては、あの幻想的な版画の作品をきっかけにちょっと彼がテーマとした文学にまで視野を広めることを試みたことがあります。今から約5年前のことです。ですから私にとっては比較的親しみのある?作家ととなります。実際、ルドンの描く幻想絵画はわかりやすくどこかユーモラスでもあるため比較的その世界へ入りやすいと感じるのです。
そして今回の展覧会でも私 . . . 本文を読む
■製作年:1992年■監督:ミヒャエル・ハネケ ■出演:アルノ・フリッシュ、アルノ・フリッシュ、アンゲラ・ヴィンクラ、ウルリッヒ・ミューエ、他
性懲りもなくミヒャエル・ハネケ監督は見るものにどんよりとした重いものをポンと渡してしまうような映画を作っています。この「ベニーズ・ビデオ」もやはりいやがおうでも見る側に哲学させてくれる答のない何かモヤッとしたものを感じずにはいられない作品 . . . 本文を読む
■製作年:1989年■監督:ミヒャエル・ハネケ ■出演:ビルギッド・ドール、ディーター・ベルナー、ウド・ザメル、他
毎回極端なことを堂々と描きそれによりいやがおうでも考えさせられてしまい観るものを困惑させるという言葉がピッタリの?監督ミヒャエル・ハネケのデビュー作である「セブンス・コンチネント」を見ました。この映画、やはりただ事では終わらず、後半、突然登場人物らの行動が変化し、破壊に . . . 本文を読む
■製作年:2007年■監督:ミヒャエル・ハネケ ■出演:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピットン、他
世界で一番後味が悪いと言われるミヒャエル・ハネケ監督の「ファニー・ゲーム」、同じ監督によるリメイク版が「ファニー・ゲームU.S.A.」です。ところで、何故アメリカなのか?何故アメリカでリメイクなのか?という疑問が残ります。聡明なハネケ監督であるので理由があるの . . . 本文を読む