奥多摩の青梅の奥、鳩ノ巣には平将門を奉った将門神社があります。私は、一時、平将門に興味があって坂東市の国王神社など彼の関連史跡を歩いたことがあります。この休日に紅葉見がてら奥多摩の将門神社へと行ってきました。
JR鳩ノ巣駅を降りて青梅街道沿いに歩いていくと、それへの入口の案内があって、急斜面な道を登っていきます。私は未確認なのですが、近くにはバス停があり駅名が「将門」というそうな . . . 本文を読む
京都の比叡山の山頂には、平将門が藤原純友とともに巨石の上に座って京都盆地を見下ろしながら反乱の計画を練ったといわれている「将門岩」なる伝説の岩があります。平安の世、平将門は関東平野一帯を制圧し「新皇」を名乗り新しい独立国家を成立させたという武将、一方の、藤原純友は同じ時期に関西の瀬戸内海を海賊を組織して反乱を起こした。大河ドラマ「風と雲と虹と」で描かれた承平・天慶の乱と呼ばれる事件であります。特に . . . 本文を読む
京都は四条烏丸で下車し、その四条通りを西へ歩いて新釜座町に入っていきます。すると京都だな~という風情を残した民家が並んでいるのが見えてきます。そこのとある家の軒先にある小さな祠。そこにはこう書かれてあるのです。「史蹟神田神宮 天慶年間平将門ノ首ヲ晒シタ所也」そうそこは平将門の首が晒された場所であるとか。ネット検索でそれを知り京都に行く用事があった折、そこを訪ねました。(こういった時はホント、ネット . . . 本文を読む
平将門の首塚が名古屋にもあった?と昨日の記事に書きましたが、その名古屋の北側、岐阜県の大垣市には、まじめに平将門に関係したところがあるのです。その名も御首神社。凄すぎる神社の名前。冗談ではできないです。なんで将門にゆかりもなさそうなこの大垣市にそうなもんがあるのだろうと思います。それが不思議です。
神社の由縁によると、平将門が反乱(天慶の乱)を起こし藤原秀郷と平貞盛に鎮圧され、その首を京都に運び . . . 本文を読む
今週は伊勢神宮に行ったことを書いているので名古屋がらみのものを、と思います。さて、東京のパワースポットとして全国的にもよく知られているのに平将門の首塚というのがあります。その塚にはいまでも数々の伝説があり、オフィス街のど真ん中(大手町)に位置しながらそこだけは、なにか空気が違うように感じさせる異様な存在感を持った場所でボクのblogにおいても記事にしたことがあります。その平将門の首塚の碑が名古屋に . . . 本文を読む
昨年の暮れに平将門に縁のある浅草にあるお寺「神田山日輪寺」に行きましたが、門が閉まっており入ることができませんでした。(おかげで浅草を散策し衝動的にロック座に入ってしまう)この正月にボクは同じく将門をテーマにした浅草歌舞伎「忍夜恋曲者」を見ましたので、その帰りもう一度、神田山日輪寺に行ってみました。通常は門が閉まっており中には入ることができないのですが、正月なのでしょうか門は開いておりお寺に入るこ . . . 本文を読む
■日時:2010年1月2日(日)、11:00~
■劇場:浅草公会堂
■出演:中村七之助、中村勘太郎、他
49歳の始まりは歌舞伎からということで「新春浅草歌舞伎」を見に行きました。昨年末の記事のように関東の地で蜂起し地霊として崇めたられている平将門は、目下ボクのテーマのひとつなのでお目当ての演目は「忍夜恋曲者 将門(しのびよるこいはくせもの まさかど)」です。内容は平将門の娘である滝夜叉姫が登場す . . . 本文を読む
正月になりました。そしてボクは49歳に・・・、40代の最後ですね。今日はは新春浅草歌舞伎を見に行く予定です。演目は「忍夜恋曲者 将門」とその他、そう平将門をテーマにした歌舞伎です。ただしそれは将門が出るのではなく、その娘である瀧夜叉姫が主人公となっているようです。ですから、事前の勉強としてタイトルに瀧夜叉姫が付いている夢枕漠の「陰陽師」を読みました。夢枕漠の小説を読むのは、はじめてです。彼について . . . 本文を読む
今夏に巡った平将門ツアーの最後です。筑波エキスプレスの守谷で下車し、バスで坂東市、関東鉄道常総線で石下に行ったのですが、その守谷を起点に石下と反対方向に同じ関東鉄道に乗り平将門の関連史跡に向かいまいた。
■海禅寺・平将門と七人の影武者の墓(守谷市)
守谷市にある海禅寺には「平将門と七人の影武者の墓」があるといいます。それを見ようと訪ねていったのですが、駅から遠いこと、まだかまだかと歩いた記 . . . 本文を読む
今年の夏に北関東にある平将門の史跡を巡ったことを続けてアップしています。今日は坂東市から常総市の石下に入りそこにある関連史跡に行ったことを書きます。
■将門公苑
平将門が本拠地としていた豊田館跡地が小さな公園として整備されています。将門のレリーフのほか一代記が記された記念碑も建っています。NHKの大河ドラマ「風と雲と虹と」についても書かれてあったのでその当時に建てられた?ものかもしれません。
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関東の大地霊・平将門に関する史跡が多い茨城県坂東市。そのいくつかの史跡を訪ねたのをアップしてきましたが、そこには将門の名を冠した名産品もあります。坂東・将門土産ですね。
■将門蕎麦
メインの商店街を一本路地を横に外れたところに、将門蕎麦があります。店内には鎧などが飾ってあったり。三段のセイロがその将門蕎麦です。お昼をここで頂きました。
「将門蕎麦」
住所:坂東市岩井4511-1
TEL:029 . . . 本文を読む
本日も引き続き茨城県坂東市の平将門に関する史跡を今年の夏に訪れた記録をアップしたいと思います。
■平将門公之像
坂東市の総合文化ホール「ベルフォーレ」の広場にある平将門のブロンズ像です。平成6年に出来たそうで一色邦彦という方の作とのこと。さっそうと馬に乗る姿gカッコイイ。いよ!坂東武者。
その像があるホールの建物の壁面にも将門を描いたレリーフがありました。
■石井の井戸
「 . . . 本文を読む
昨日書いたとおり、この夏に茨城県坂東市を中心に関東の大地霊・平将門ゆかりの史跡めぐりをしました。ですから、季節は冬になろうというのに写真と記憶は季節はずれの夏です。平将門について記事を書こうと思うまで半年の熟成期間が必要だったとご理解いただき…。
ということで本日は平将門を祀った「国王神社」です。国王とはすごい名前の神社があるものです。将門が反乱を起こし関東の地を制圧し“新皇”を名乗ったとい . . . 本文を読む
平将門に関するボクのブログ記事をスタートさせた時のテーマは、東京・大手町にある「平将門の首塚」でありました。実は、「平将門の胴塚」なるものがあるのを御存知か?それは茨城県坂東市にあるのです。この坂東市には、将門ゆかりの史跡がいくつか残っています。彼の拠点となった土地だから。将門に静かな興味を持っていたボクは、今の季節とは正反対の時期のことなのですが、ジリジリと太陽が照りつける夏の日にその坂東市へ行 . . . 本文を読む
■放送:1976年NHK
■原作:海音寺潮五郎(『平将門』『海と風と虹と』より)
■脚本:福田善之
■音楽:山本直純
■演出:岸田利彦、大原誠、松尾武、榎本一生、重光亨彦
■出演:加藤剛、緒形拳、山口崇、露口茂、真野響子、草刈正雄 、他
熱中して見ていた平将門の物語「風と雲と虹と」もいよいよ最後となりました。将門は連戦連勝に過信したのか敗戦してしまい逃げる彼を助けたのは民衆でありました。これ . . . 本文を読む