■製作年:2010年
■監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
■出演:ランベル・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン、他
シネスイッチ銀座で公開している「神々と男たち」を見ました。この映画は2010年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞しフランスで大ヒットを記録していたそうです。1996年にアルジェリアで実際に起こった武装イスラム集団によるといわれているフランス人修 . . . 本文を読む
■日時:2011年4月24日(日)、15:30~■上演スペース:カフェ・デ・ロジェ■演出:水嶋カンナ■出演:小林由尚、今井和美、柊アリス、千田浩人、野口和美、中山ラビ
国分寺にあるアンティーク・カフェで上演された「少女論~寺山修司とルイス・キャロル」を見に行きました。国分寺といえば昔私が住んでいた街です。20年近く前に、新婚生活をスタートさせたところ。芸術大学が近くにあったりアニメ制作会社が . . . 本文を読む
実験演劇室「万有引力」の公演にテキストとして取り上げられていた寺山修司の「絵本・千一夜物語」を読みました。もとになっている千一夜物語=アラビアンナイトを私は読んだことはないのですが、イメージとしては摩訶不思議で少しエロティックなイメージを勝手に持っているのですがそんなイメージでいいのかどうかが実はわからないのです。そして寺山修司の千一夜物語がどう本家のそれと繋がっているのかも同時にわからないのです . . . 本文を読む
■「図書館は無窮」であり、旅行者は一冊の書物のなかの五行目で生まれて、六行目で死ぬかも知れない存在だーと私は考える。
■書物というのは、あらかじめ在ったのではなく、読者の読む行為によって<成らしめられる>無名の形態であってもいいのではないか?
■ページは、足だけではなく、腕で、あるいは櫂で、車輪で、想像力でめくられねばならない。それも、「書く速度」を上まわる速さ . . . 本文を読む
テアトラチュール幻想音楽劇
鉛筆のフォークロア
ー寺山修司の予告篇「さらば書物よ」の書物論遊譚ー
■日時:2011年4月
■劇場:笹塚ファクトリー
■作:寺山修司
■構成・演出・音楽:J・A・シィザー
■出演:高田恵篤、伊野尾理恵、小林圭太、テツ、村田弘美、他
寺山修司の目眩くような言葉の嵐が紡ぎ出され、役者達が何かに書き立てられるように激しく動いて . . . 本文を読む
アンドレ・ブルドンのシュルレアリスム的実験小説「ナジャ」を読みました。で、今週記事としてアップした酒井健による「シュルレアリスム」(中公新書)にもこの「ナジャ」について割とページを割いて言及している部分があります。その酒井によると<ナジャは近代都市のなかに現れた風穴だった。停滞する近代の気配に穿たれた風穴だった。そこから「隠された生」がほとばしり、吹きよせてブルトンを魅惑したのである。>以降、この . . . 本文を読む
記事の内容はこちらを見てください
⇒http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961
シュルレアリスム―終わりなき革命 (中公新書)
酒井 健
中央公論新社
シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫)
巌谷 国士
筑摩書房
. . . 本文を読む
この本の書き出しの部分にあるように、1920年代にシュルレアリストとして活躍した人々は、概ね1890年代の生まれであり、青春の貴重な時期を第一次世界大戦で奪われてしまった者が多かったというのは興味深いことでした。年表を見れば一目瞭然なのですが、本を読むまでは気がつきませんでした。世界大戦と呼ばれているように世界規模の戦争によって大量の死者が出た悲惨な時代であり、この戦争からからくも生還した「復員兵 . . . 本文を読む
今年の芸術新潮2月号は「シュルレアリスムそうだったのか宣言」と題した特集を組んでいます。その記事の一つに美術家の赤瀬川原平とイラストレーターの南伸坊の対談記事がある。これが難解なシュルレアリスムに対してわかりやすく面白いアプローチをしていてくれる。題して「超現実主義的こんにゃく問答」。センテンスの前半は対談のエッセンス、⇒以降はボクのコメントで今日はまとめました。
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昨日は美術館へ行って感じたことを書きました。今日はその美術館で開催されていた展覧会について書こうと思います。見に行ったのは「シュルレアリスム展」、比較的好きなジャンルでこのブログを書きはじめてからも他で開催されたシュルレアリスム展について2度ほど書いているし、シュルレアリスムのスーパースター、サルバドール・ダリについても幾度か書いたことがあります。その中でもシュルレアリスムの故郷ともいっていいパリ . . . 本文を読む
先日ある展覧会を見に美術館へ行ってきました。見た美術作品の感想など語る前にどうしても考えてしまうのが今回の地震や津波、原発の影響です。今回のような大きな地震や津波があると今後海外の名作といわれる美術作品が来日し、公開されることが少なくなるんじゃないのだろうかと思ってしまいます。この地震では東京でも激しく揺れましたので絵が落ちてしまうことはなかったのか?立体的なオブジェなどは壊れてしまうことはなかっ . . . 本文を読む
■放送年:1994年■演出:落合正幸、佐藤裕市■出演:内田有紀、袴田吉彦、河相我聞、安室奈美恵、他
内田有紀が主演したテレビドラマの「時をかける少女」です。そして内田有紀演じる芳山和子の妹役でなんと安室奈美恵も出ているのです。ボクは安室奈美恵はてっきり歌手からスタートしたと思っていましたから、彼女が画面に出てきたときはびっくりしました。中学3年生の設定なので若いこと、すっぴんに近いんじゃないのか . . . 本文を読む
■製作年:1997年■監督:角川春樹■出演:中本奈奈、中村俊介、渡瀬恒彦、伊武雅刀、倍賞美津子、早見優、他
映画の冒頭に音楽とともに俳優やスタッフのテロップが流れます。音楽は松任谷由実ではないか。そしてナレーションとして原田知世の名前も見かけることができる。監督はというと角川春樹とあり彼存在感を見せつけるキャスティングであります。あの大林監督の作品「時をかける少女」を世に送り出し、また角川映画と . . . 本文を読む
■製作年:2010年■監督:谷口正晃 ■出演:仲里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二、他
昨日にアップしたアニメ版「時をかける少女」のヒロインの声を担当した仲里依沙が実写版で主演した「時をかける少女」、ボクは年齢的には古いタイプの側の人間になってしまっているので若い世代の情報には疎く、仲里依沙なる女優ははじめてでした。彼女は映画公開時の年の女子高 . . . 本文を読む
■製作年:2006年
■監督:細田守
■声:仲里依紗、石田卓也、原沙知絵、他
今日も昨日に続きCS放送で特集されていた「時をかける少女」についてです。この作品は2006年の製作のもので評判がよかったアニメと聞いております。アニメはボクにとってはあまり馴染みのないジャンルではあるのですが(積極的に見ようとはしないという意味で)…で、久しぶりに見たアニメは、デジタル . . . 本文を読む