
■製作年:1958年
■監督:本多猪四郎
■出演:白川由美、佐原健二、佐原健二、他
何といっても白川由美がダントツに美しいです。手足が長くスラッとした体形なので洋服が似合っている。キャバレーの歌姫の役を演じているのですがドレス姿が、とてもビューティフル。その顔も大人顔なので年齢不詳?熟女の貫禄さえあります。ただ残念なのは唄を歌うシーンは吹き替え(マーサ三宅)なので、その美形とは裏腹に音痴なのかなと幻想の一端が崩れてしまうこと。映画の終盤になるとギャングに地下の下水道の中を引き回される。それも捜査の目を眩ますために服を脱げと命令されて、下着姿のまま下水道の汚水の中を動き回るという体当たり演技、これはどこまでがセットでどこまでが実際の場所なのかわかりませんが、臭いだろうな~と思わせてくれます。この場合、美と醜、美と獣、美と臭という正反対の軸を持ってくるとより一層“美”が引き立つというもんですね。

さて肝心の液体人間ですが、この液状になって次々と人を襲う生命体、もとは人間であり原水爆実験の犠牲者という設定。過度な放射能を浴びたことによって肉体自体が溶け出し液状化してしまう、しかしその状態でも生命体として活動しているという、わかったようなわからない論理?少なくともそこには核実験への警告のメッセージが込められていることは間違いありません。ただ、その液体人間がなぜ人間を襲い、襲われて液状化した人間はどうなっているのか、などなど液体人間側の性格や行動についてボクの読解力が足りなかったのかイマイチ理解ができませんでした。

そうしたことを踏まえると、キャバレーシーンの白川由美の美しさが一際印象に残る映画でした。(写真は白川に色を添えるような別の女性のダンスシーン)
◆クリック、お願いします。
⇒


◆関連書籍DVDはこちら↓↓
■監督:本多猪四郎
■出演:白川由美、佐原健二、佐原健二、他
何といっても白川由美がダントツに美しいです。手足が長くスラッとした体形なので洋服が似合っている。キャバレーの歌姫の役を演じているのですがドレス姿が、とてもビューティフル。その顔も大人顔なので年齢不詳?熟女の貫禄さえあります。ただ残念なのは唄を歌うシーンは吹き替え(マーサ三宅)なので、その美形とは裏腹に音痴なのかなと幻想の一端が崩れてしまうこと。映画の終盤になるとギャングに地下の下水道の中を引き回される。それも捜査の目を眩ますために服を脱げと命令されて、下着姿のまま下水道の汚水の中を動き回るという体当たり演技、これはどこまでがセットでどこまでが実際の場所なのかわかりませんが、臭いだろうな~と思わせてくれます。この場合、美と醜、美と獣、美と臭という正反対の軸を持ってくるとより一層“美”が引き立つというもんですね。

さて肝心の液体人間ですが、この液状になって次々と人を襲う生命体、もとは人間であり原水爆実験の犠牲者という設定。過度な放射能を浴びたことによって肉体自体が溶け出し液状化してしまう、しかしその状態でも生命体として活動しているという、わかったようなわからない論理?少なくともそこには核実験への警告のメッセージが込められていることは間違いありません。ただ、その液体人間がなぜ人間を襲い、襲われて液状化した人間はどうなっているのか、などなど液体人間側の性格や行動についてボクの読解力が足りなかったのかイマイチ理解ができませんでした。

そうしたことを踏まえると、キャバレーシーンの白川由美の美しさが一際印象に残る映画でした。(写真は白川に色を添えるような別の女性のダンスシーン)
◆クリック、お願いします。



◆関連書籍DVDはこちら↓↓
![]() | 美女と液体人間 [DVD]東宝ビデオこのアイテムの詳細を見る |
昭和の匂いがプンプンするエロティズムというべきものでしょうか?恐怖、怪奇と美女ははえますよね。