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北朝鮮ミサイルと稲田朋美ほか防衛相関連の辞任劇。

2017-08-01 23:07:45 | 国内国際情勢
7月28日北朝鮮は日本海へ向けて弾道ミサイルICBMの発射実験を行い、日本の奥尻島の150km北西の排他的経済水域の場所に

ミサイルが落下着水した。北朝鮮政府はこのミサイル発射実験に成功したと報道した。

7月20日に米国は北朝鮮がICBMミサイルの発射準備をしていると情報をキャッチしていた。それから約1週間後、事前の情報

通りに北朝鮮はICBMミサイルを発射させた。  日米における安全保障は機能しなかった。



あぁ~あ。「抑止力」「抑止力」全く効果を発揮しない日米同盟関係による集団的自衛権は日本からお金をブン獲る口実ならば

米国の考え方は正攻法ですな。 残念ながら日本の昨今の右傾化による安全保障は完全に米国の利害関係に飲み込まれたと

結論を出す意外に明確な対応や答えを模索出来ないのが現状だ。 尚且つ右寄りな政治家の豪語する国土強靭化計画において安全

保障ばかりでなく、全国各地での洪水被害による自然災害でも解る通りに、これまでの計画や公共事業が文字通り音を発てて崩れ

ライフラインの危弱性が指摘されている。防衛相や自衛隊に絡んだ官僚の不祥事に安全保障に自然災害と、もぅロクデナシ過ぎて

開いた口が塞がらない2017年8月だ。 日本の安全神話を壊したのは、安全神話の崩壊を悲観する右翼自身だった。



落胆した感想はこれ位にして北朝鮮のミサイル問題と日本の防衛相の対応を具体的に分析した場合に於いて、多くの国民は防衛相に

対して更なる悲壮感を持つことは避けられないだろう。



南スーダンPKO日報を組織的に隠ぺいしていたとして稲田朋美防衛大臣が引責辞任を発表した7月27日、同じ頃、黒江哲郎事務次官、

岡部俊哉陸幕長など政治家、官僚、制服組、それぞれのトップが連なり辞任した。まるで5ヶ月前の国会審議で自衛隊日報を組織的に

隠ぺいしていた不祥事を野党から追求されて、彼らの処遇は既に決まっており後はタイミングを見計らうだけだった人事の状態を

国民は理解しなくてはいけない。 いわゆる防衛相絡みの集団的な計画倒産ならぬ計画辞任です。




辞任の1週間前には米国が北朝鮮のICBMミサイルの発射準備が行われていると情報の通達があった訳だから、稲田を始め防衛相の

トップ陣営は日本を守るどころかミサイル発射があると知りながら国民の安全と職務を無視し利己的な判断をした。予てから抱えて

いたPKO日報隠しの不祥事を理由に辞任するのは尻尾を巻いて逃げ出すよりも性質が悪い。国際情勢における安全保障を好き勝手に

散々荒らした挙句に混乱を放り投げて無責任に逃げ出すのは歴史的にも非常に愚かな行為だ。





中国にしろロシアにしろ、例え友好的な関係であってもミサイル発射に関して国際情勢の公の場で北朝鮮を非難したのだが、

日本はその国際的な土俵の上にさえ登らず、防衛相の辞任を巡る人事の内ゲバで問題を悪化させている。それはミサイルの脅威に

晒された国の立場であれども批判されるべきことだ。 稲田朋美と防衛相官僚が残した南スーダンPKO日報隠蔽問題も然ること

ながら北朝鮮のミサイル発射直前で起した辞任劇の代償は計り知れない。










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