あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

HP 82162A Printerの修理 その2

2024年02月27日 17時23分06秒 | Hewlett Packard Calculator
前回、HP82162Aの基板を修理し、一度だけプリントできたと書きましたが、その後いろいろチェックしたところ、問題なくプリントできました。
(初歩的な勘違いでHP-IL接続であることを忘れていたためのミスです)

前回の修理(その1)の記事です。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/4a590fb38b5db1b50eb013c82e05f5d3

しかし、プリントはできるものの、紙送りのピッチが不規則で問題ありです。
(82162Aの基板を疑っていたころ、82162AのPrinter Headを82143Aに取り付けて、
 Headに問題がないか、チェックしていたころの画像です)。


82162AのPrinter Headを取り出し、ローラーをチェックしたところ、へたりがあり真円ではなくなっていることが分かりました。
推測ですが、5V系出力回路のトラブルで、駆動できなくなり長期間放置していたために変形したと思われます。


そこで、以前修理したと同じ方法で、ローラーを修理することにしました。
以前の修理記録です。

Hewlett-Packard HP82143A プリンターの修理
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/17d38e8d89083da55b5425ed33e00378

古いローラーを剥ぎ取った状態です。


外径8mmのOリングを4本接着して取り付けました(接着剤は不要かも知れませんが、念のためです)。


大体の再組が終わったところです。


本体に取り付け、印字テスト中です。 紙送りのピッチは正常です。


印字の品質も良好です(Intensityは中央値です)。
また、送りのピッチも良好で、修理は成功です。
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