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【music】「ヴォイス・オブ・ウエストエンド 2023」鑑賞 @ Bunkamura オーチャードホール

2023-02-27 00:20:00 | music

【music】「ヴォイス・オブ・ウエストエンド 2023」鑑賞 @ Bunkamura オーチャードホール

 

 

前回見たのは2019年1月11日(記事はコチラ) もう紆余曲折あり過ぎて分からなくなってしまったのだけど、たしか翌年の2020年も企画があったと思うけど、コロナ禍で延期から中止に、それからメンバー変更もありつつ企画が立ち上がっては延期からの中止を経て、ようやく今年開催となった!

 

男女2名ずつのウエストエンドで活躍する俳優たちが、主にミュージカルナンバーを披露するコンサート。今回のメンバーは以下のとおり。

 

ジョン・オーウェン=ジョーンズ:代表作「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」

ケリー・エリス:代表作「ウィキッド」

アナ・オバーン:代表作「オペラ座の怪人」「ラブ・ネバー・ダイ」

アリスター・ブラマー:代表作「ミス・サイゴン」

 

さらりと書いているけど、本当にすごい人ばかり! 例えば、JOJことジョン・オーウェン=ジョーンズは史上最年少の20代で「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンに抜擢された人で、ケリー・エリスはウエストエンドとブロードウェイの「ウィキッド」でエルファバを演じた人だったり。

 

とはいえ、ミュージカルは好きだけど、予算等の都合でそんなに本数を見れていない。実は「ウィキッド」も見ていない💦 なので、そんなに詳しくないのだけど・・・

 

いつものように感想ツイートに追記する形で記事として残しておこうと思うのだけど、本当に素晴らしいコンサートで大感動したけど、見てから少し時間が経ってしまったのと、「エリザベート」配信を見まくって、記憶が上書きされてしまった部分があり、サラリとした感想になるかと思います🙇

 

 

 

 

 

オーチャードホールでコンサートを見る場合、2階席か3階席を取ることが多い。1階席は段差がほとんどなくて、背が低い自分としては、前が少し背が高い女性でも舞台が見えなくなってしまうので💦 今回もB席3階席での鑑賞。

 

何が言いたいかというと、3階席でも楽々届くどころか、マイクが少し割れて聴こえてしまうくらいの声量! あれ?割れて聴こえたのは自分の耳の問題ですかね?🤔 歌い上げる部分はもちろんだけど、囁くように歌う部分でも全部歌が聴こえるのがスゴイ!

 

ミュージカル俳優がコンサートでミュージカルナンバーを歌う場合、どこまで役に入って歌うものなのかは、人それぞれなのかもしれないけれど、とにかく世界を作ってしまうのがスゴイ!

 

コンサート形式なので、基本は一人が歌い終わると、次の人が出てきて歌うのだけど、前の人がものすごいパフォーマンスをして出来上がった空気の中出てきて、歌い出したらガラリと空気を変えてしまう。

 

それは、JOJやケリーさんのようなベテランだけでなく、まだ若いアリスターも同じで、やはりウエストエンドの第一線で活躍している人たちはスゴイなと思う。もう、スゴイしか言えないの悔しい💦

 

 

 

 

2023年2月3、4、5日の3日間で3公演が行われ、毎日少しずつセットリストが変わったようで、上の画像は最終日のセトリ。事前情報では、この日アリスターが「アンセム」を歌うとのことだったのだけどなかった😢

 

それぞれが歌った曲は全部演じたことがあるんじゃないかな? 少なくともツイートで上げている曲は、それぞれの持ち歌だと思う。なので、説得力がスゴイ!

 

アリスターは『ミス・サイゴン 25周年記念公演』(感想はコチラ)のクリスなので、「Why God Why」がやっぱり良かったのだけど、こちらも持ち歌の『レ・ミゼラブル』の「Empty Chairs at Empty Tables」が良かった! 品がいいのでとても似合う。

 

今回のお目当てはアナの「Love Never Dies」 ラミン&シエラのオペラ座25周年コンビで初演した『ラブ・ネバー・ダイ』は、ちょっと残念な幕切れになってしまったけれど、オーストラリアで生まれ変割った。その公演でクリスティーヌを演じたのがアナだった。孔雀のような衣装で歌うシーンはBlu-rayの映像(感想はコチラ)でも鳥肌ものだった。これは本当に神々しかった。素晴らしいソプラノ✨

 

JOJとアナが「The Point of No Return」を前日歌ったとの情報があり、めちゃめちゃ聴きたいと思ったのだけど、毎日セトリが違うなら無理かもと諦めていた。なので、JOJが曲紹介したときは嬉しかったー!

 

この日のJOJの「The Music of the Night」がまた素晴らしくて、もうクリスティーヌじゃなくてもトランス状態になってしまうくらい凄かった! 続いて「The Point of No Return」! 実は『オペラ座の怪人』で一番好きな曲。とってもギリギリで官能的に歌ってくれて大満足! しかも、リプライズの部分まで歌ってくれたのうれしい😭 

 

前回も聴いたけれどケリーさんの「Defying Gravity」が大爆発🔥 本当に力強い歌唱と声! 上手く言えないけどドーンっと突き抜ける感じ。これを生で体験できて本当に幸せ🥰 しばらく拍手が鳴りやまなかった。

 

ここまででも十分すごかったのだけど、大感動ポイントはアンコールにあった。上のセトリでは「Do You Hear The People Sing?」となっているけれど、これは学生パートのではなくてエンディング部分! バルジャンがコゼットとマリウスに看取られながら、迎えに来たファンティーヌに導かれ召される。

 

イヤ、これ全員持ち歌なんですかね? 全員衣装もつけてないし、マイク持って立って歌っているのに、もうラストシーンの映像が見えたよー😭😭😭

 

終演後、音楽監督&指揮を担当したジョン・クオークさんも加えたトークショーがあり、あらかじめ募集していた質問にそれぞれ答えてくれた。疲れているのにきちんと答えてくれて、とっても楽しかった(正確な答えを覚えていないので、内容は割愛します🙇 )

 

もう、とにかく最初から最後まで、楽しませたい!!っていう思いが伝わる素晴らしいショーだった! 最高

 

The Voice of the West End 2023

 

JOJ' Twitter

 

アンコール1曲目の「For Good」の時かな? JOJさんの呼びかけでスマホのライトを点けて振ったのだけど、その時の自撮り。

 

そして、👆のJOJのツイートをアリスターが引用リツイート

 

Alistair's Twitter

 

また来てねー

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【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

2021-05-30 02:08:13 | music

【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

 

2週に渡って配信されるラミン・カリムルー&ハドリー・フレイザーのスタジオライブ。日本時間の5月22日(土)に引き続き、本日5月29日(土)午前9時にPart.2が配信された。

 

動画が配信されることになった経緯は、前回の記事(コチラ)などに書いたけど、ザックリ説明すると、昨年開催予定だった「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」が、コロナ禍で延期となり二転三転。今年のGWにラミン&ハドリー出演の「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "Old Friends"」として開催することになったものの、2人が来日し二週間の隔離期間に入って直ぐ、東京都に緊急事態宣言が出てしまい開催中止に😭 ならばということで、急遽スタジオライブを収録し、動画配信することになった。

 

ということで、早速見た✨ 感想をTweetしておいたので、追記する形で記事にしておく。

 

 

 

Part.1の終わりに、ハドリーが休憩時間だからアイス食べなきゃって言ってて、Part.2の冒頭「見果てぬ夢」を歌い終わった後のトークで、ラミンがアイス食べたのか聞いてて、ハドリーが食べたよって答えてた🤣 そしたらラミンがハイチュウ買いに行ったよ! ハイチュウが大好きだって言ってた🤣 

 

コロナ禍で舞台に出演できない中、ポジティブでいることが難しかったけど、ネガティブではいたくないと語り、不可能にチャレンジして可能にしていくと語っていたのが印象的。

 

「Til I Hear You Sing」を歌う前に、ハドリーからこの曲を歌う大変さを振られ、体力がなければ歌えないけど、そういう時にはこのチャンスが欲しかったんだと思うことにしていると語っていたのも印象的だった。ラミンやハドリークラスになっても、役を獲得するのは大変なことなんだよね。コロナ禍でなくても。そういう厳しい世界にいるということ。

 

『ラブ・ネバー・ダイ』の裏話を聞けたのは貴重! ザックリ書くと、アンドリュー・ロイド=ウエバーと会うように言われ、訪ねて行くと曲(「Til I Hear You Sing」)を歌うように言われたけれど、ラミンは楽譜が読めないので困ったそうで、30分かけて練習したらしい。ALWは情熱的だけどいい時と悪い時がある、アーティストだしプレッシャーも感じているだろう。ただ、とても協力的だった。稽古段階では「The Beauty Underneath」には名前がついておらず、どちらがいいか聞かれたので「The Beauty Underneath」がいいと答えたのだそう。( ゚Å゚)ホゥ

 

 

冒頭の「見果てぬ夢」とても良かった。Part.1、Part.2とも、それぞれのソロもとても良かったのだけど、今回デュエットがとても良かった。2人本当に仲が良くて、信頼し合っているからというのは大きいのかなと思う。2人ともこの曲を歌ったのは初めてとのこと。

 

その流れからハドリーが「Again」、ラミンが「Being Alive」を歌う。ハドリーは「Agian」を普段はあまり歌わないそうで、最後に歌ったのは日本とのこと。この時(記事はコチラ)だね! ラミンが「Being Alive」を最初に歌ったのも日本で「4 Stars」の時だったのだそう! この時(記事はコチラコチラ)かな? ちなみに、ハドリーの奥様は女性で初めてこの役を演じたのだそう。2人とも良かったけど、ハドリーの「Again」とても良かった😭

 

『レ・ミゼラブル』からは逃れられない。永遠の贈り物だと語り2人で歌った「Empty Chairs At Empty Tables」! 2人ともマリウス経験者で、ラミンはハドリーがマリウスの時の代役だった。その時のエピソードは前回に語ってくれた。ハドリーはこの曲を1人で歌うとちょっと退屈じゃない?と笑ってたけど、ラミンのお母様は大好きなのだそう。

 

今こそ人々に語りかけるべきだと「Empty Chairs At Empty Tables」を歌い出す。"Oh My Friends,my  Friends don't ask me~"のとこで目を見合わせて歌うのグッときた😭 歌い終わってグータッチ👊

 

好きなことを出来る機会を与えてくれてうれしいと語り、ピアノの森亮平氏のことをとてもホメていた。数日の打ち合わせで、音を合わせたのも今日なのに、こんなに合わせられるのは素晴らしいと語り、ベリースゴイ!と言っていた。アリガトゴザイマス!と何度も言っていたのも印象的。ハドリーの方がより言っていた感じ。森さんのブログ記事で、この曲のコードについて意見が一致して嬉しそうだったのは、ハドリーだったのかな?

 

『オペラ座の怪人』でも『レ・ミゼラブル』でも序曲を聞くと、初めて作品に出た時や、初めて客席から見た時のことを思い出すと語り、ステージでも客席でも戻りたいと言っていたのが切な過ぎる😭 ミュージカル俳優になったのは、当然ながらミュージカルが大好きだからでしょう。自分は客席にしか行ったことがないけど、大好きな作品を初めて見た時の衝撃や感動は忘れられないし、それをもう一度味わいたくて何度も足を運ぶんだよね😢

 

『レ・ミゼラブル』に自分たちが出演することはもうないだろうけれど、でも絶対にイヤとは言わないとハドリーが語ると、ジャベールのジャケットを着てみたかったとラミン。ヨージヤマモトみたいなジャケットと言って笑ってた🤣🤣🤣

 

ハドリーの提案で、前回と役を入れ替えて歌ってみようとのことで、ラミンが「Stars」、ハドリーが「Bring Him Home」を歌う。ラミンは『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』公演中に、プロデュサーのキャメロン・マッキントッシュから『レ・ミゼラブル』の出演依頼を受けたのだけど、その時ジャン・バルジャンのオファーだったのでためらったと、以前何かのインタビュー記事で読んだことがある。自分が出演するならジャベールの方だと思っていたからというのが理由だったと思う。

 

自分もラミンはジャベールだと思っていたのだけど、今回「Stars」を聞いてみると、やっぱりラミンはバルジャンなんだなと思った。イヤ、ラミンの「Stars」がダメだったわけではなく、とても良かった。ラミンがバルジャンを演じているのを見れていないのだけど、一見荒々しくも感じるけど実は繊細で優しいラミンの歌唱は、そのままラミンの人柄でもあり、そう考えるとバルジャンなんだなと。さすがキャメロン・マッキントッシュ!

 

逆に、自分の中ではバルジャンのイメージが全くなかったハドリーだけど、「Bring Him Home」の歌唱がとても良くて、これはバルジャンあるなと思った。とっても端正で知的なバルジャン。新演出版の前半はかなり荒々しいので、その辺りがどうなるか分からないけれど、後半特に晩年のバルジャンはとてもいいのではないかと思う。

 

2人また『レ・ミゼラブル』に出たいと考えているそうで、ラミンは(おそらくラミンがバルジャン、ハドリーがジャーベルで共演していた時に)1週間ごとにバルジャンとジャベールを入れ替えて演じたいと提案したことがあったらしく、バルジャンはハードワークだとハドリーが指摘すると、止めてくれたキャメロン・マッキントッシュに感謝するよと言っていた😅 でも、是非是非是非やってくれ!🙏🙏🙏

 

ラミンの「Til I Hear You Sing」は相変わらずすごかったし、白髪のある中年になってしまったけど、深いつながりを感じる。この年になり心に刺さると歌ったハドリーの「Solioquy」も良かった。そして、いつかこの役をやりたいと言うハドリーに、出来るよと答えるラミンが素敵🥰

 

ラミンがセットリストの作り方はどうしてるか質問すると、ハドリー場所や場合によるけど言いつつも、最近はピアノやギターのみのシンプルな構成をすることが多いと答える。ラミンはアーティストとオーディエンスのバランスを考えるとのこと。

 

最後の曲は「Steal Our Moments」は2人で作った曲とのことだけど、Sheytoonsの曲なのかな? 今回のまとめ的な曲だねとハドリーが言っていたけど、2人がギターを弾きながら歌うこの曲でしっとりと終わるのとても良かったと思う。

 

全体的なインパクトは前回の方があったと思うけれど、とても落ち着いて見れる今回もとても良かった。話題には出たけど『オペラ座の怪人』から全く歌わなかったのは、やっぱり来年以降にシエラと一緒に「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」をと考えているからなのかな? 是非やりたいって言ってたし!

 

最後は森さんも含めて、アリガトゴザイマスと連呼して終わった。とても素敵なライブだった。可能な限りリピする予定🤗

 

ネタバレになっちゃうけど、既にミュージカル・ミーツ・シンフォニー公式がセットリストをツイートしていたので、書いてしまう。

 

Set List

 

1.The Inpossible Dream(「Man Of La Mancha」):Ramin & Hadley

2.Again:Hadley

3.Being Alive(「Company」):Ramin

4.Empty Chairs At Empty Tables:Ramin & Hadley

5.Stars(「Les Miserables」):Ramin

6.Bring Him Home(「Les Miserables」):Hadley

7.Til I Hear You Sing(「Love Never Dies」):Ramin

8.Solioquy(「Carousel」):Hadley

9.Hushabye Mountain(「Chitty Chitty Bang Bang」:Ramin & Hadley

10.Steal Our Moments:Ramin & Hadley

 

配信チケットについて

 

チケットはMandolinで購入。全て英語なのでドキドキするけど、詳しくはミュージカル・ミーツ・シンフォニーのサイトや、ツイッターの公式アカウントでも紹介されているので大丈夫! $20+手数料。

 

配信開始から72時間視聴可能なので、本日55月29日午前9時に配信予定のPart.2は6月1日午前9時まで視聴可能! 

 

これだけ素晴らしい内容で、72時間見れてこのお値段は絶対お得だと思う! 

 

ただし、MMS公式アカウントがチケットはアーカイブ時間内でも購入可能だけれど、予告なく終了する場合があるので早めにとツイートしていたので注意!

 

ラミンがYouTubeの公式チャンネルで宣伝動画をUpしているので貼っておく。

 

From The Rehearsal Room : Tokyo - Ramin Karimloo and Hadley Fraser

 

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【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.1

2021-05-23 00:58:48 | music

【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.1

 

これ、配信開始前に記事にしておこうと思ったのだけど間に合わなかった💦

 

GWに開催予定だった「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2021:"Old Friends"」が、 直前の東京都の緊急事態宣言により中止となってしまった。そもそも昨年開催予定だった企画が二転三転四転くらいしていて、その辺りの顛末についてはコチラにザックリ記載してある。

 

コンサートに備えて2週間の隔離期間を終えたラミンとハドリーが、ピアノの森亮平氏と共に都内のスタジオでのコンサート動画配信を企画してくれた。

 

配信は2本に分かれていて、1本目が日本時間の本日2021年5月22日午前9時、2本目は5月29日午前9時に配信される。もちろん両方チケット購入したので早速Part.1を見てみた! 

 

感想をTweetしておいたので、追記する形で記事にしておく😌

 

 

 

収録は世田谷スタジオ。グランドピアノとソファセット、そしてグリーンなども置かれていて素敵な雰囲気。2人も気に入ったようで、とても素敵だと言っていた。先日「深層News」の取材を受けていたのもこのスタジオだったと思う。

 

ソファセットの前にマイクと椅子が置かれていて、椅子に座って歌ったりトークしたり。ソロの時は1人が席を外す形。楽器は基本ピアノで、海宝直人さんのコンサートでおなじみ、作曲家・指揮者・ピアニストの森亮平さんが担当。2人がギターを弾きながら歌う曲もある。

 

今回の事態についても、世界的な状況についても、思うところはいろいろあると思うけれど、その辺りは少し笑いも交えて冒頭ではサラリと触れ、今回来日が叶わなかったシエラ・ボーゲスについても言及。是非、3人での企画"Reunion"も実現したいと語る。是非お願いします🙏🙏🙏

 

印象的だったのは2人のバンドSheytoonsの話と、「レ・ミゼラブル」で最初に共演した頃の話。

 

Sheytoonsというバンド名はペルシャ語で、子どもの頃に勝手なことをした時に親に言われたシェイトゥーンバサが由来で、直訳すると「悪いロバから降りなさい」という意味なのだそう。そこにハドリーが付け足したRusty Nickelを加えて、Sheytoons and Rusty Nickelだった時もあったそうで、2人楽しそうに話していた。

 

このSheytoonsの曲「Losing」を披露。2人で一緒に作った最初の曲なのだそう。その頃と状況が色々変わってしまったと語り、ラミンが歌との関係性と、オーディエンスとの関係性があるが、現在はその1つが失われていて、歌の感覚を取り戻すのが難しいと語ってたのが印象的だった。

 

「レ・ミゼラブル」については、たしか2人が出会ったのはこの作品だったんじゃなかったっけ? 当時、ハドリーはマリウスを演じていて、ラミンはフイイ役で出演しながらマリウスの代役でもあった。

 

ある日ハドリーから電話があり「今日よろしく」と言われたので、てっきり体調不良で代役を頼まれていると思ったら、ラミンがアンジョルラス役で出ることになっていると言われたそうで、リハーサルもしてないのに?と驚いた。その後、スタッフからも連絡があってどうするか聞かれたけれど、やるしかないと思ったとのこと。ぶっつけで出演したってこと?🤔

「Anthem」での2人の故郷についての考え方が興味深かった。イランで生まれ、イタリアに移り、さらにカナダに移住し、今はイギリスに住んでいるラミンには故郷がないため、故郷がある人をうらやましく思いつつも、地球市民でいることも楽しんでいると語る。一方、ハドリーは好戦的過ぎる愛国心には違和感があるとのこと。

 

 

リハーサルっぽい雰囲気でというコンセプトのようだけれど、そこはもちろん本気の歌唱。とはいえ、スタジオ内なので広い劇場とは発声の仕方も違うのかなと思う。もちろんフルパワーの歌唱がいいけれど、抑えたトーンの感じもとてもいい。

 

2人は歌手ではなくミュージカル俳優なので、曲によって表情や表現が変わる。例えばハドリーは「Maria」と「Stars」では全然表情が違っていた。衣装も着けず椅子に座ってスタジオ内で歌っていても、世界を作り出すのはさすがだなと思う。

 

歌唱はもう2人本当に上手いし、声量もすごいのでどの曲も素晴らしかった。前述の「Maria」は13歳の時に、お兄さんがベルナルド役を演じているのを見て、自分もやってみたいと思ったそうで、今回是非歌いたいと加えた曲だったらしい。思い入れが強いだけありとても良かった。ラストの高音も素敵✨

 

ただ、今回一番感動したのはラミンの「Bring Him Home」だった。なんと歌う前に"心も美しく、信じられないような才能の持ち主が他界された。日本の私の友人、三浦春馬さんに捧げます"とのメッセージ。全く想定していなかったのでビックリした。

 

三浦春馬さんは、ラミンが兄弟のように親しくしている城田優さんの親友だった。その縁でラミンと一緒にご飯を食べたりと交流があったことは、ラミンのツイッターやインスタで知っていたし、訃報を知ったラミンがインスタでメッセージを寄せてくれたのも知っている。でも、まさかこんな形でふれてくれるとは思っていなかったのでビックリした。

 

その後のラミンの歌唱が優しくて、しかも歌詞の内容がリンクしていて、不意打ちのメッセージと共に心に響いて涙が止まらなくなってしまった。もちろんラミンの歌唱が素晴らしかったからでもある。

 

ラミンはとても情に厚い人だと感じていたけれど、コンサートや作品で関わる機会はなかったのに、曲を捧げてくれるほど心に残っていたのは、やっぱり三浦春馬さんのお人柄だったのでしょう。

 

三浦春馬さんの舞台を拝見したことはなかったし、出演映画やドラマもそんなに見たわけではなかったけれど、MCを務めていた「世界は欲しいモノにあふれてる」が大好きでよく見ていた。とても品の良い美しい人だなと思っていた。とても惜しい。

 

そんな「Bring Him Home」からの、前述した"故郷"のトークからの「Anthem」のデュエット。これは素晴らしかった。特に最後のハモリは2人の声量と圧がスゴイ!!

 

約1時間なのであっという間。既に2回見たし、またリピする予定。これは本当に素晴らしい✨

 

ネタバレになっちゃうけど、既にミュージカル・ミーツ・シンフォニー公式がセットリストをツイートしていたので、書いてしまう。

 

Set List

1.Old Friends(「Merrily We Roll Along」):Ramin & Hadley

2.Maria(「West Side Story」):Hadley

3.If I Can't Love Her(「Beauty and The Beast」):Ramin

4.Funny(「City Of Angels」):Hadley

5.Still(「Anastasia」):Ramin

6.Edelweiss(「Sound Of Music」):Ramin & Hadley

7.Losing :Ramin & Hadley

8.Stars(「Les Miserables」):Hadley

9.Bring Him Home(「Les Miserables」):Ramin

10.Anthem(「Chess」):Ramin & Hadley

 

配信チケットについて

 

チケットはMandolinで購入。全て英語なのでドキドキするけど、詳しくはミュージカル・ミーツ・シンフォニーのサイトや、ツイッターの公式アカウントでも紹介されているので大丈夫!

 

Part.1とPart.2それぞれ$20。個別に購入可能だけどセットだと$35なので、両方見たい方はこちらがお得✨ その他に手数料$5.25がかかる。なのでセットの場合は合計$40.25で、本日のレートでは1ドル=108.93円なので4,385円。

 

配信開始から72時間視聴可能なので、本日5月22日午前9時に配信されたPart.1は25日午前9時まで、5月29日午前9時に配信予定のPart.2は6月1日午前9時まで視聴可能! 

 

これだけ素晴らしい内容で、72時間見れてこのお値段は絶対お得だと思う! 

 

ただし、MMS公式アカウントがPart.1のチケットはアーカイブ時間内でも購入可能だけれど、予告なく終了する場合があるので早めにとツイートしていたので注意!

 

ラミンがYouTubeの公式チャンネルで宣伝動画をUpしているので貼っておく。

 

From The Rehearsal Room : Tokyo - Ramin Karimloo and Hadley Fraser

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【music】川井郁子 100年の音楽コンサート

2019-02-10 23:22:01 | music

【music】川井郁子 100年の音楽コンサート

 

 

市川市で川井郁子さんのコンサートがあるということで、チケット取って行ってきた! てっきり本八幡の市川市文化会館なのかと思ったら、行徳駅から徒歩5分の行徳文化ホールI&Iというところだった😅 大雪の予報も出ていたこの日。行けるかどうか心配だったけど、雪も止んだので行ってきた。

  

とりあえず感想Tweetしておいたのでそれに追記する形で感想とする😌

 

 

 

 

 

 

とにかく美女😍 すらりと背が高く、スタイル抜群。立ち姿が美しくて舞台映えする。眼福✨ ヴァイオリンのテクニックについてはよく分からないけれど、ご本人の雰囲気にピッタリの優美な音色。ご本人の他にヴァイオリンが2名、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、そして曲によってはピアノが加わるという形。ほぼ弦楽器のみでタンゴなど聞かせるのはスゴイことなのでは?

 

「仮面舞踏会」と「チャールダーシュ」演奏時には浅田真央ちゃんが使っていたと言っていたし、四大陸選手権に出場している友野一希選手が、川井郁子さん演奏の「ニューシネマパラダイス」で滑っていると紹介していたので、フィギュアスケートお好きなのかしら? とはいえ、フィギュアスケートは楽曲使用に際して事前の断りなどはないそうで、後から人づてに聞いたとのこと。フィギュアスケートファンとしては興味深い😌 

 

真央ちゃん使用曲の中でも思い入れのある「仮面舞踏会」がとても良かった。この曲の盛り上がりは好き。この編成で聴かせちゃうもの良かった。「黒い瞳」は男性の狂おしい恋を描いているそうで、この曲と川井郁子さんのイメージがピッタリな気がしてとても良かった。「愛の賛歌」もしっとりと良かったし、1幕ラストの「チャールダーシュ」はやっぱり盛り上がる!

 

後半は映画音楽やアニメソングなども。『ウエストサイド物語』から「America」も良かった。意外にも感動してしまった「宇宙戦艦ヤマト」がかっこよかった ご自身が作曲された「北のカナリアたち」は、事前に説明された情景が浮かんでくるような迫力のある曲だった。「慕情」は情感タップリに演奏。これも良かったな😌 そして、本編最後の「リベルタンゴ」がカッコイイ! 

 

アンコールは友野一希選手が使っている「ニューシネマパラダイス」と「アメイジング・グレイス」 どちらも好きなので良かったけれど、「アメイジング・グレイス」は本当に美しくて、これはちょっと泣いてしまった😢

 

ということで、雪の中行って良かった! 大満足のコンサートだった。

 

そうそう、100年の音楽というのはテレビ東京の番組で、100年残っている、もしくは100年先まで残るであろう名曲を1曲ずつ紹介している番組。何回か見たことある。この番組に関して、どこを見て演奏しているのですかという質問があったらしい😆 実は大きな楽譜を見ながら弾いているのだそう。直前に曲が決まるので暗譜できていない曲に関しては、大きな楽譜を用意してもらい、それを見ているとのこと。

 

100年の音楽:毎週金曜22:54 テレビ東京

100年の音楽(テレビ東京)の番組情報ページ

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【music】ハドリー・フレイザー ソロコンサート An Afternoon with Hadley

2019-01-20 00:20:48 | music

【music】ハドリー・フレイザー ソロコンサート An Afternoon with Hadley

 

 

 

先日見てきた「ヴォイス・オブ・ウエストエンド」(感想はコチラ)のスピンオフ企画ということで、ケリー・エリス、ベン・フォスターに続いて、ハドリー・フレイザーの初ソロコンサートが開催された。全員見たいところだけど、資金難のためハドリーのみ参加😅「ヴォイス~」のハドリーとても良かったので期待大で行ってきた

 

ミュージカル系のコンサートの記事書くたびに書いているけど、ミュージカルは何でも見たいというようりも、好きなものを何度も見たいタイプ。もちろん見れるものなら何でも見たいけれど、資金難ゆえ作品を厳選しなければならない😢 しかも、近年では海外のスターによるコンサートがソロも含めてたくさんあって、どうしてもそちらを優先してしまう。ということで、ミュージカル系のコンサートに行っているのに、元の作品を見れていなくて曲が分からないという本末転倒な感じになっている。なので曲に関しての知識は乏しいです。

 

ハドリー・フレイザーに関しては、大好きな「オペラ座の怪人25周年記念コンサート in ロンドン」(感想はコチラと、コチラと、コチラ)の映画上映で初めて知った。その後、実は「レ・ミゼラブル25周年記念コンサート」のグランテールであったことを知る💦 でも実はハドリーをしみじみ上手いなと思ったのは『レ・ミゼラブル』(感想はコチラ)で学生たちに投降を呼びかける政府軍隊長役。ホントに一瞬の出演ながら、彼らを殺したくないと思っていることが伝わってきた😢 とはいえ、ファンというほどの知識も情熱もないので、全く詳しくありません。今回のMCでカーディフ出身の半分ウェールズ人であることを知ったくらい😅

 

もう少し、断り書きを続けさせていただく。今回、通訳はなし。おそらく分かりやすい言葉でゆっくり話してくれたと思う。それでもハドリーたくさん話してくれたので、一生懸命聞いたけど全体の20%程度の理解です。間違ったことを書くわけにはいかないので、曖昧な部分は書けないし、こう言っていたと書いていることも、自分はこう理解したということなので、間違っているかもしれません。と、長々書いてしまったけれど、以上3点につき断り書きとさせていただきます🙇

 

今回も感想Tweetしておいたので、それに補足する形で記事を書いていきたいと思う。

 

 

ザックリした感想としてはこんな感じ。衣装はブルーグレイのシャツにパンツ、赤と黒のボーダー?の靴下と茶の革靴。「ヴォイス・オブ・ウエストエンド」の時に書き忘れたけど、髭です! ヴォイスでは男性は3人とも髭でした。後でチラッと自分でも触れてたけど前髪あたりに白髪?

 

ステージ上にはグランドピアノが1台。中央に椅子とアコースティックギター2本が置いてある。ピアノとギターのアコースティックなライヴになるのねと思っていたら、基本ギターを弾くときはハドリーのギターのみ、ピアノ演奏ありの場合はギターは弾かずに歌唱に専念という感じだった。忘れないうちに先に書いておくと、ピアノの小澤時史さんの演奏がとても素敵だった。ハドリーもとっても気に入って、気持ちよく歌えたようで、何度もほめてた😌

 

 

最初はハドリーの弾き語りからスタート。2曲目で"EMPTY CHAIRS AT EMPTY TABLES"(「レ・ミゼラブル」より)を歌う。22歳の時にマリウス役でデビューしたそうで、その後25周年コンサートで酔っぱらいの学生を演じたよとおどけ、そしてジャベールも演じたと紹介して歌い出すも、一度止めてマリウスもギターを弾いたらいい的なことを言って笑いを取る🤣 22歳の時というと、今から16年ほど前とはいえさすが持ち歌。しっとりと弾き語りで聴かせる。マリウスのキャラクターに合っていると思うので、知的で繊細なマリウスだったんじゃないかなと思う。

 

この知的で繊細というのが全体的なコンサートの印象。ラミン・カリムルー(感想はコチラ、とコチラ)、コルム・ウィルキンソン(感想はコチラ)、ジョン・オーウェン=ジョーンズ(感想はコチラ、とコチラ、とコチラ)、ノーム・ルイス(感想はコチラ)、シエラ・ボーゲス(感想はコチラ)など、数々のミュージカル俳優のソロコンサートに行ったけど、当然ながらそれぞれ違っていて、それぞれの個性が出る。特に人柄がにじんだなと思うコンサートがノームさんのコンサートだったのだけど、ハドリーのコンサートもとっても人柄の出たコンサートだったと思う。

 

「ヴォイス~」でも歌った"MOVING TOO FAST"(「ラスト・ファイヴ・イヤーズ」より)では、おもしろ体験談を披露。コロラド公演に出演していた時のこと、どうやら野外テントでの公演だったようで、周りは動物だらけで、この曲を歌いながらふと上に目をやると、なんとライトのところにアライグマ! こちらをじっと見てたんだよと真似してみせるのかわいい。実は自分はCOOとしか聞き取れなくて、Twitterでつぶやいたところアライグマだと教えてくださった方がいらした。Racoonって言ってたんだね😅

 

"AGAIN"という曲は知らなかったのだけど、これは何かのミュージカルの曲なのかな? 事前のハドリーの説明では、他の男性と結婚してしまう元カノに歌っているとのことで、未練たっぷりの曲なのかしら? ハドリー情感タップリに歌ってくれて、途中目がウルウルしていた。歌い終わって彼女はYesって言うと思う? Noって言うと思う的なことを聞き、Yesに1人だけ男性が手を上げると、本当か的なことを言っていた。と思う。

 

みんな「オペラ座の怪人」好きだよね的な入りからの25周年記念公演の裏話。2週間リハーサルをしたけど、その間「レ・ミゼラブル」のジャベールの稽古も入っていて大変だったと言っていたと思う。この公演中に怪人役だったラミン・カリムルーはキャメロン・マッキントッシュからジャン・ヴァルジャン役をオファーされたんだよね。たしか2人はヴァル×ジャベで共演したハズ。これは見れた方うらやましかったな。「ヴォイス・オブ・ウエストエンド」で共演したジョン・オーウェン=ジョーンズとベン・フォスターからファントムやれと言われるけどやらない!的なことを言っていたと思う。でも、ホテルでアレンジしたよ的なふりから、アコギを弾いて"MUSIC OF THE NIGHT"(「オペラ座の怪人」より)をしっとりと歌う。これともってもよかった! アレンジも素敵✨

 

ACT1はここで終了。ACT2は知らない曲が多かった。JOJとソフィー・エバンスはウェールズ人だけど、自分も半分ウェールズなんだ的なことを言って歌ったのはなんだっけ? あとラミンって知ってる?って言って歌ったのは、ラミンと組んでるバンドの歌なのかな? ラミンファンだけどバンドのこと全然詳しくない😣 4月にラミン来るよね?ラミンと一緒にまた来たいなって言ってたけど、ホントに来て来て!! プロモーターさんお願い(人'д`o)

 

ブロードウェイで「レ・ミゼラブル」みたいにロングランするぞと思ったら5ヶ月でクローズしちゃったと紹介した"I'LL BE THERE"は「パイレート・クィーン」というミュージカルの曲なのね? ハドリーはこのオリジナルキャストということなのかな? これ、「レ・ミゼラブル」コンビのアラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・ショーンベルグの作品なのね? なんと日本でも上演している! 知らなかったよ😅

 

アンコールはもちろん"STARS"(「レ・ミゼラブル」より)! 実はハドリーがウエストエンドで「レ・ミゼラブル」でジャベールをやっている時、フォローさせてい頂いてたロンドン在住のミュージカルファンの方が、ハドリーのジャベールを酷評していて、ちょっぴり不安があった。もちろん、その方もハドリーの実力を認めた上で、個人的にこのアプローチは好きではないというスタンスだったし、自分としても見ていないのに自分の中で評価を決めることはしないつもりだったけれど、どうしても構えてしまう部分があった。でもハドリーの繊細な部分を感じさせる歌唱はとても好き。もちろん、実際の役作りとは違うかもしれないけれど。

 

1度退場して再登場。ピアノもギターもなしのアカペラで"SOME ENCHANTED EVENING"(「南太平洋」より)を歌う。これとっても良かった! ゆったりと朗々と歌うタイプの曲なので、これをアカペラで歌うとなると、失敗すると悲惨なことになってしまう。自信がないと出来ないことだと思う。これは素敵だった✨

 

ハドリーの声や歌唱はクセがなくてとても聞きやすい。そして歌が本当に上手い。ある方が「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」の時のハドリーの声をクリスピーとおっしゃっていて、確かにそうだなと思っていたのだけど、あの声は作っていたのだと再確認。演出家から要請があったのか、自分の判断なのかは不明だけど、25周年ラウルとしてはあの声ということなのだものね。そういう意味で、こうしてコンサートを見ているけれど、やっぱり役者なんだなと改めて思う。

 

「An Afternoon with Hadley」というタイトルどおり、ハドリーとの昼下がりを満喫したコンサートだった。前述したとおりハドリーの知的で繊細で真面目な人柄が出たコンサートだった。また来てね

 

ハドリーのTweet


 

 

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【music】ヴォイス・オブ・ウエストエンド

2019-01-13 00:51:30 | music

【music】ヴォイス・オブ・ウエストエンド

 

 

ブロードウエイと並ぶミュージカル発信地であるロンドンのウエストエンド。『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』など数々のヒットミュージカルを生み出してきた。そんなウエストエンドで活躍するスターたちの歌を生で聴けるという素晴らしい企画✨

 

とはいえ、JOJさんご出演だけど最初は見送ろうかと思っていた。イヤ、資金繰りの問題で見たいもの全て見れるというわけでもないので😢 ケリー・エリス以外の出演者は見たことがあったというのもある。でもでも! このチラシの左端! "ハドリー・フレイザー参加決定!!"ですよ! 「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」(感想はコチラと、コチラと、コチラ)のラウルもさることながら、ヒュー・ジャックマン主演『レ・ミゼラブル』(感想はコチラ)でのチョイ役での演技が素晴らしく、これは是非生で見てみたいと思っていた。ということで、チケットゲット 

 

とはいえ、ちょっとケチってA席にしたので3階席。でも、一昨年の大晦日に東急ジルベスター見た時(記事はコチラ)の時と同じ席だったので、ステージの見え具合とか音の感じとかも悪くなかったので、1階席の後ろの方のS席よりいいのではないかと思う。イヤ、オーチャードホールあまり段差がないので、一階席で前に大きな人来ちゃうと見えなかったりするんだよね💦

 

前置きが長いけど、要するに楽しみに行ってきたということが言いたいわけです😌 そして、期待を裏切らないどころか、大きく超えて来た! その感想をいつものようにTweetに補足する形で書こうと思ったけど、興奮してたのかあんまりTweetしてなかった💦

 

 

というのが全体的な感想で、ほぼほぼ言いたいことは言えている印象。なのだけど、それじゃあんまりなのでACT1とACT2に分けて、それぞれ印象的な歌唱を紹介しておこうと思う😌

 

【ACT1】

まずは"THE GREATEST SHOWMAN MEDLEY"(『グレイテスト・ショーマン』より)で登場! 出演者はWEとBW「レ・ミゼラブル」でジャン・バルジャンを演じ、WEで最も長く「オペラ座の怪人」のファントムを演じたジョン・オーウェン=ジョーンズ。「ウィキッド」でイギリス人初のエルファバを演じたケリー・エリス。「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」ラウルのハドリー・フレイザー。「ジーザス・クライスト・スーパースター アリーナ・ツアー」のジーザス役ベン・フォスター。現WE「ウィキッド」のグリンダ役ソフィー・エヴァンス。オープニングから5人とは思えない迫力にビックリ😲 女性2人のピンクのラメラメ衣装が素敵✨

 

続くJOJさんの"THIS IS THE MOMENT"(「ジキルとハイド」より)の安定感。そして"ANTHEM"(「チェス」より)をケリーさんが歌唱。男性の歌だけどとても力強くて良かった。初生ハドリーは"MOVING TOO FAST"(「ラスト5イヤーズ」より) をノリノリで歌唱。やっぱり歌上手い! 

 

ベン・フォスターが「TILL I HEAR YOU SING」(「ラブ・ネバー・ダイ」より)を熱唱した後、JOJさんとハドリーが登場。JOJさんもよく歌う曲なので、僕の方がちょっと上手く歌いますけどね的な発言で笑いを誘う。その後、1人ずつ自己紹介なのだけど、JOJさんを皮切りに自慢合戦! JOJさんの僕が一番長く「オペラ座の怪人の」ファントムを演じましたと言えば、ベンも負けじと僕もジョンほど長くはありませんが演じましたが、ジョンより10歳若いのでこれから回数を伸ばそうと思いますと応戦。それを受けてのハドリーは僕はファントムは演じていないけど、ベンより10歳若いしジョンより20歳若いからとギャグを飛ばす。そしてJOJさんの最新アルバムがこの会場でも売ってるから買ってアピール、もちろんベンも応酬。2人とも買ってくれたらサインしますとのこと。しかしアルバム未発売のハドリーは僕はなんでもサインしますと笑いを誘う。このやりとりとっても楽しかったのだけど、通訳の方噛み過ぎ😣

 

ご自慢トークからの3人で"THE MUSIC OF THE NIGHT"(「オペラ座の怪人」より)が素晴らしい。ファントム未経験のハドリーだけど素敵な歌唱だった。ちょっと華奢なのでファントム難しいかもだけど😣 Soar~はJOJさん担当だったけれど、めずらしく途中で声が途切れるというか聞こえない部分があった。でも最後はちゃんと持ち直していた。

 

JOJさんの"MARIA"(「ウエスト・サイド・ストーリー」より)の極上歌唱からの、全員での"TONIGHT(QUINTET)" (「ウエスト・サイド・ストーリー」より)がスゴイ! ベンのトニー、ソフィーのマリアもとっても良かったのだけど、ケリーさんのアニタがカッコ良かった。そして最後は大迫力! ACT1はこれで終了😌

 

【ACT2】 

ACT1は男性の比率が高く、ACT2は女性の比率が高めだったかな。男性はお着換えなしだった気がするけど、女性は衣装チェンジあり。ソフィーはACT1でもラメラメミニ衣装で美しいおみ足を披露してくれて眼福だったけれど、ACT2ではエメラルドグリーンのドレスが素敵✨ ケリーさんは青のラメラメドレスで足元は10cm近くありそうなピンヒール👠 その後2人とも別の衣装にお着換えしてた😌

 

一時期どこでもかかってて、ミュージカル系のコンサートでもよく歌われて食傷気味だった"LET IT GO"(『アナと雪の女王』より)も、ソフィーが歌うととても素直に聞けた。ソフィーの声好き😍 

 

女性メンバーが現役グリンダと元エルファバってことで、これはもうマストの「ウィキッド」から"FOR GOOD"を2人で歌う。「ウィキッド」見ていないので、どの場面で歌われるのか分からないけど、2人とても良かった。そして、ケリーさんの"DEFYING GRAVITY"が素晴らしかった この曲は何度かミュージカル系のコンサートで聴いたことがあるので知っていたのだけど、もう余裕の歌唱。

 

しかし、この日一番の歌唱はベンの"GETHSEMANE"(「ジーザス・クライスト・スーパースター」より)! 公開オーディションでアリーナ・ツアーの主役に抜擢され、ロンドンO2アリーナでの公演が映画として日本でも公開された。その歌唱と演技のすばらしさは自身も映画館で堪能し、BDも持っている。以前「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」(感想はコチラ)でも聴いているけど、この日の歌唱は神がかっていた! 実際のゲッセマネはオリーブの園だったようだけれど、自分にはエルサレムの砂っぽい風景が浮かんでいた。気がついたら泣いていた😭

 

ベンの素晴らしい歌唱で興奮状態のステージにハドリー登場。"STARS"(「レ・ミゼラブル」より)を歌い、ここからレミメドレー。WEでジャベール役で出演していたハドリー。さすが持ち歌、素晴らしい歌唱。アール・カーペンターとノーム・ルイスという名ジャベールの歌唱を聴いたけれど、2人のどちらとも違う。少し繊細さを感じるジャベール。これも感動した。

 

続くケリーさんの"I DREAMED A DREAM"も良かった! ファンティーヌ経験者なのでこれは持ち歌。全員に言えることだけど、持ち歌を歌うってこういうことなんだなと思った。上手く説明できないけど、歌い込んでいることもそうだし、ミュージカルの場合お芝居もしているわけだから、その歌の世界にスッと入り込むというか。

 

JOJさんちょっと調子悪かったのかな? "BRING HIM HOME"の歌い出し、God on high~がいつもより出にくかった印象だけど気のせい? とはいえさすがの歌唱で最後には感動の涙を流させる😢

 

そしてすごかったのが"EPILOGUE"! そうあのバルジャンがファンティーヌに導かれて神に召されるシーン。JOJバルジャン、ケリーファンテ、ソフィーコゼ、そしてハドリーマリウス。ソフィー以外は3人とも経験者。ハドリーマリウス経験者なんだよね。これはもう本当にすごくて神々しかった。東宝版の舞台を見ている時でも、毎回このシーンで号泣なのだけど、今回はさらに号泣ですわ😭 イヤ、やっぱりレミはスゴイ! これは奇跡のミュージカルだわ。

 


 

で、大感動😭でボロボロ泣いてたわけなのですが、JOJさんのアルバム買ってアピールで爆笑🤣 涙も引っ込むわ! とはいえ、アンコールの"ONE DAY MORE"(「レ・ミゼラブル」より)で胸アツ。JOJバル、ハドリージャベ、ベンマリウス、ケリーエポ、ソフィーコゼで、まさかのティナルディエ夫妻がケリーさんとJOJソロコンでおなじみジョン・クォークさんが! 今回、編曲と指揮を担当したのかな? アンジョは誰がと思ったらJOJさん。JOJアンジョは3回目くらいかな? "EPILOGUE"の涙とは違う、胸アツ涙が流れたのでした😭

 

3階席なので全員スタオベという感じではなかったけれど、1階席は見えた範囲は全員スタオベ。熱いコールに応え5回くらい登場してくれたけれど、追加の歌唱はなし😞 まぁ、この後JOJさん、ケリーさん、ベンはサイン会があるので仕方ない。

 

 

 

 

幕間、おトイレ行ってからホワイエに行ってみたら、全然並んでなかったので1杯飲むことに。泡といきたいところだけど1,500円だったので断念😢 グラス白700円で🍻 やや辛口でおいしかった😋

 

 

 

セトリ長くて写真に撮るの大変だった💦 すごく混んでて正面もなかなか取れなかったので、やや斜めから撮影。3日間3公演あったけれど、微妙にセトリが違うらしい。

 

このメンバーは本場ウエストエンドでもなかなか見られないんじゃないかな? 東京で見れて幸せ😃 MCなどはあまりなく、たくさん歌ってくれたのウレシイ。全員歌が上手いのは当たり前で、それ以上の何かを感じた。それが何かっていうのは説明が難しいけど、やっぱり曲をしっかり理解して、自分の解釈を加え、そしてそれを表現できる力ということなのかなと思った。素晴らしかった

 

The Voices of the West End(ヴォイス・オブ・ウエストエンド)

 

ソフィーのTweet

 

アンコールの時撮ってた!

 

ケリーさんのTweet

 

JOJさんのTweet

 

ハドリーのTweet

 

ベンのTweet

 

みんなソフィーのセルフィー使ってる! シェアしたのかな?

 

そして! なんとベンがGETHSEMANEを歌ってるところを舞台袖から撮影した動画をUPしてる!

すごーい 

 

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【music】ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート 2018

2018-09-26 23:10:04 | music

🎤【music】ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート 2018🎤

 

 

 

先日までシアターオーブで「ケン・ヒル版 オペラ座の怪人」(感想はコチラ)に出演していたJOJさんこと、ジョン・オーウェン=ジョーンズさんのソロコンサートに行ってきた!

 

微妙な間隔だけどどうするのかなと思ったら、どうやら一度イギリスに戻っての再来日だったらしい。急遽追加になったアコースティックバージョンのコンサートを終えて、2公演目と結構なハードスケジュール。お疲れ様です。

 

さて、例によってザックリとした感想をツイートしておいたので、追記する形で感想書こうと思う。毎度書いているけど、ミュージカルは好きだけど、資金難によりほとんど見れていない。知識も好みも偏りがあるので、曲名が分からないものも多数。今回、通訳なしでMCは全て英語。英語能力不足のため、紹介するJOJさんのお言葉は全て自分はこう理解したということになります😌

 

 

 

 

幕間に感想ツイートしてなかったので、まとめて書いていく。まずビックリしたのはバンドメンバーと一緒に普通に登場してきたこと。イヤ、バンドメンバーが最初に登場して、その後ご本人が登場するのかと思ったら。普通に一緒に出て来た😅 濃いグレーっぽいスーツに黒のTシャツ、足元はスニーカーという飾らないいでたち。

 

よみうり大手町ホールは客席500のこじんまりとしたホールで、木を基調とした素敵な空間✨ ここでは過去JOJ、シエラ・ボーゲス(感想はコチラ)、ノーム・ルイス(感想はコチラ)を見たけど、この規模のホールでじっくり聴けるのとっても贅沢だと感じる。もちろんオーチャードホールなど大きな会場で、オーケストラと共に聴くのも贅沢なのだけど、ホールの大きさによって歌い方とか見せ方とか違ってくると思うので。

 

そういう意味で今回は客いじり多めで楽しいコンサートだった。今回のソロコンサートは自分の中では「ケン・ヒル版 オペラ座の怪人」出演に関連してのものと思っていたのだけど、どうやらニューアルバム「Spotlight」のプロモーションの一環ということらしい? プレオーダー中だからWebサイトを見てくれ的なことを繰り返していた。笑いを誘うネタ的な部分もあったとは思うけれど、とても力を入れている様子。

 

何が聴きたい?と客いじりあり。最前列の女性から"Bring Him Home"のリクエストには、それは歌わない的な答え。で、「レ・ミゼラブル」からファンティーヌが歌う"I Dreamed A Dream"を歌うよ、でも歌うと彼女死んじゃうんだけど的なことを言いつつ、歌い始めるとさすがの歌唱。そんなに情感タップリに歌っているわけではないのに、すっかり歌詞の中に入ってしまい、視界もボヤけて夢見心地に。そして、続けて"Bring Him Home"(「レ・ミゼラブル」より)を歌い、先ほどリクエストしてくれた女性にウィンクしたりする。でも、さすがの歌唱で会場から歓声が上がると、ダブルでのドヤリあり。JOJさんのすごいところは、こんな感じでおちゃらけつつも、最後はキッチリ感動させちゃうところ! 素晴らしい

 

最初から叫んで東京!と煽りがスゴイ! ニューアルバム「Spotlight」に収録の"Evermore"(「美女と野獣」より)の紹介では、客席を指さしBeauty、そして自分を指さしBeast? 客席から笑いが起きると、みんながBeautyで自分もBeautyだったら誰がBeast?となり、ピアノと指揮担当JOJさんコンサートではおなじみのジョン・クォークさんが、自分がBeastでいいよ!と立ち上がり笑いを誘う。楽しい。そして"Evermore"の歌唱が素晴らしい! これは感動。 

 

客席には2回降りて来た! 一回目の時に2列前に外国人の男性がいて話しかけてた。この方ウェールズ出身の方だったのかな? 横にいた女性が友人でJOJさんのファンなんだというようなことを言うと、あそう的なそっけない対応で笑いを取る。こういう感じ得意らしい。

 

何の曲の時だったっけ? 盛り上がりが足りないとばかり、ロックコンサートに来たつもりになるんだ! 俺はフレディー・マーキュリーだ! 的なことを言ってて大爆笑! ホントサービス精神がスゴイ

  

そうそう! JOJさんが何度も観客に言わせた言葉があって、言いながらも正確な発音とか分からなかったのだけど、どうやら「Da iawn」というウェールズ語で英語の意味としてはWell doneとなるのだそう。日本語にするのニュアンスが難しいけど、いいね的な感じなのかな?

 

アンコール時には自分をそれぞれの出演者に見立てて、来年1月にオーチャードホールで開催予定のヴォィス・オブ・ウェストエンドの宣伝。チケット買った人?からの、ロビーでチケット売ってるから買う人のためだけに歌うよ的なことを言って歌い出す。ホント話術が巧み。ディナー一緒に行こうよ!とかも言ってたな🤣 もっともっと自分が英語が分かったら、もっともっと楽しめたのに😣 

 

 

"Til I Hear You Sing"(「ラブ・ネバー・ダイ」より)を歌う時には、見たことある人?って質問して、客席の反応があまりなかったので、みんな嫌いなの?的なことを言って笑わせる。JOJさん自身、ハッキリとは言っていないけど、内容はちょっと😅と思っているらしいことを何かの記事で読んだ。でも、音楽は素晴らしいとも語っていて、この曲もコンサートの度に歌っている印象。好きな曲なのかな。素晴らしい歌唱だけど、今回ちょっと"I"が弱かったかな🤔 あくまでJOJさん比。

 

その流れから「オペラ座の怪人」で一番好きな曲と紹介して"Wishing You Were Somehow Here Again"を歌う。ウエストエンドで最長出演記録をもつファントム役者だけど、一番好きなのはクリスティーヌの曲なのね🤣 この曲も何度か歌うの聴いているけど、やっぱり素晴らしい。"Masquerade"を入れるジョン・クォークさんのアレンジがとっても良かった。その歌唱にウットリ。また視界がボヤけ宙に浮いてるような感覚になる。この感覚を味わいたくて、コンサートやミュージカルに足を運んでいるので至福😍


"EVERMORE"と"Bring Him Home"については既に書いたので割愛。ところで、毎回略してツイートする際に、BHHをBBHって間違えちゃう💦


2幕目の登場はバンドがしっかり位置についてから登場。そして直ぐに大好きなあの曲のイントロが! "Love Changes Eveything"(「アスペクツ・オブ・ラブ」より)。前述したリクエストもし自分が聞かれたらこの曲を答えてた。今年、念願のオリジナルキャスト マイケル・ボールさんの歌唱を聴くことができて(感想はコチラ)大感動したけど、JOJさんの歌唱も大好き♡ 本当によく伸びる声、そしてすごい声量。やっぱり素晴らしい! 


でも、今回ホントに素晴らしかったのは"Tell My Father"(「The Civil War」より)! この曲、同じよみうり大手町ホールでの初来日ソロコンサートの時(感想はコチラ)にも歌ってて、この時も感動してた。このミュージカル自体は全く知らないのだけど、The  Civil Warというのは南北戦争のことらしい。これ当時ブログ書いてたyaplogでは戦争って言葉が不適切な内容ってことで記事が表示されなくなってしまって憤慨した覚えがある。未成年に配慮っていう理念は賛同するけど、戦争を肯定したり扇動してるわけでもなく、青少年が知っておくべき歴史的事実すら言論統制するのは本末転倒じゃ?と思っていた。その後、『ゴーン・ガール』(感想はコチラ)でも言論統制されて、どうしてもその表現を入れないと書けないと思い、yaplogで記事書く限界を感じでgooに移ってきたのだった。


ちょっと話が全然逸れちゃった💦 えーと、南北戦争を舞台にしたミュージカルの中で、戦場の兵士が父親に宛てた手紙という形で歌われる曲らしい。これほぼ歌詞も聞き取れてないんだけど泣いた〜😭 ところどころ分かる、"お父さんに愛してるって伝えて"とか、"お父さんにさよならって伝えて"の部分のJOJさんの歌唱が素晴らしい! 思いを込め過ぎることなく、じんわりと聴かせる。イヤ、ホント泣いた😭


毎度思うことだけど、高低緩急自在! 感情込めまくる部分と、込め過ぎない部分の使い分けが的確で、前者は見ている側もノリノリになれるし、後者は置いてきぼりになってしまうことがない。ホントに上手い。さらにサービス精神も旺盛! ホント毎度楽しい✨

 

 

 

投稿した順番は逆だけど、最後にセトリ載せておく😌 お昼のアコースティックライブでは"Empty Chairs At Empty Tables"(「レ・ミゼラブル」より)を歌ったみたいで、これアコースティックバージョンだったら素敵だろうな~ 全部行けたらいいけど、資金難なのでそうもいかない😢

 

JOJさんが散々宣伝していった「ヴォイス・オブ・ウェストエンド」は絶対見たい! 資金繰りがあるので、まだチケット取ってないんだけど😅 頑張る! 

 

ソロコンサートに関するJOJさんのツイート



 

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【music】海宝直人 Birthday Live Home My Home 2018 in 市川

2018-07-09 01:00:50 | music

🎤【music】海宝直人 Birthday Live Home My Home 2018 in 市川🎤

 

 

 

 

「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2017」(感想はコチラ)で初めて見て、声の良さと声量に驚いた。正直、海外のミュージカルスターたちに対して、ちょっと見劣りする感のあった若手俳優たち。やや不安を感じながら見たのだけど、全然負けてなかった。同年上演された「レ・ミゼラブル」(感想はコチラ)でも、海宝マリウス中心にチケット取って見てみたり😳

 

とはいえ、地元出身ということで、応援しているけれどもファンというわけではない。好きな俳優の一人ではあるけど、今回も地元開催なので見てみた感じ。ファンというにはおこがましい💦 なので、全然詳しくない😅 かろうじて、市川出身であること、お姉さんが劇団四季にいること、劇団四季の「美女と野獣」のチップ役でデビュー、その後「ライオンキング」のヤングシンバとして出演し、大人になってシンバとして舞台に立った世界唯一の俳優であることは知っていた。あと、つい先日までロンドンの舞台に立っていたことも。

 

ミュージカルは好きだけど、資金難により海外・来日・国内含め本数をほとんど見れていない。そもそも、ミュージカルなら何でも見る!というタイプでもないこともあり、未見の作品多数。なので、ミュージカル俳優系のコンサート行くの好きなのだけど、知らない曲ばかりだったりすることも💦 なので、あまり参考にならないかもしれないけれど、記録として残しておく😌

 

いつものとおり感想をTweetしておいたので、それに補足する形で感想を書いていきたいと思う。

 

 

第1部はご本人が大好きだというアラン・メンケン作品の特集。ということは、ディズニー作品特集でもある。まずは、ディズニーメドレーで、"星に願いを"からスタート。いきなりの英語歌詞でビックリ😲 下の方にも書くけれど、全体的に英語歌詞と日本歌詞が半分という感じだった。

 

ディズニーミュージカルは舞台作品自体は見ていなくても、アニメ作品を見ていたり、作品に触れる機会も多いし、アラン・メンケンの曲はキャッチーなので耳なじみが良くて、聴いたことがある曲が多かった。

 

1部で良かったのは、日本語で歌った"愛せぬならば"(「美女と野獣」より)と、"陽ざしの中へ"(「ノートルダムの鐘」より)。「美女と野獣」はアニメ、劇団四季の舞台、そして実写映画を見ている大好きな作品。ご本人もチップ役でデビューした作品。低音が良いのでこの曲とっても合っていると思う。最後の歌い上げもバッチリ。声量もある。背が高くてルックスも良いので、野獣役ピッタリかもしれない。やっぱり人間に戻った時イケメンじゃないとガッカリだからね😞

 

"陽ざしの中へ"は持ち歌。このカジモド役とても評判が良かったので見たかったのだけど、とにかく資金難なので行けなかった💦 これは舞台もアニメも未見。ストーリー自体は「100分de名著」(感想はコチラ 第1回第2回第3回第4回)で知っていたけれど、おそらくディズニーなのでハッピーエンドになっているのかな? 話がそれたけど、この曲はとっても感情が伝わって来て良かった。

 

 

第2部はロンドンミュージカル特集。1曲目が"Heaven On Their Minds"(「ジーザス・クライスト・スーパースター」より)でビックリ。イヤ、まさかジーザス歌うと思わなかったので。歌うとしても"ゲッセマネ"かなと。これは英語で歌唱。これなかなかカッコよかった。ロックバンドのヴォーカルでもあるそうなので、ロック調の曲も合ってた。

 

現役マリウスなのだから、てっきり"カフェソング"かなと思っていたら、まさかの"オン・マイ・オウン"(「レ・ミゼラブル」より)で、さらにまさかのレミからはこの1曲のみ💦 でも、薄幸のエポニーヌがマリウスを思って歌うこの曲をチョイスするのは面白い。これは日本語で歌唱。

 

ロンドンミュージカルといえばはずせないとの紹介で、日本語で"ミュージック・オブ・ザ・ナイト"(「オペラ座の怪人」より)と、"ラブ・チェンジズ・エブリシング"(「アスペクツ・オブ・ラブ」より)を歌唱。ラブ~については下で語るので、とりあえずMotNについて。これ良かった! 低音が良いのでこの曲合っていると思う。もう少し全体的な余裕とセクシーさが出ると怪人行けるんじゃ? 

 

そして、まさかの"Til I Hear You Sing"(「Love Never Dies」より)は英語で歌唱。情感タップリに歌ってよかったけれど、つい最近JOJさんの素晴らしい歌唱(感想はコチラ)を聴いてしまった身としてはやや物足りなさも感じてしまう。いろんな聴き方があると思うので、あくまで個人的な思いなのだけど、この曲のキモはラストOnce More~の歌い上げ前の、Til I Hear You Singの"I"だと思ってて、ここを地声のまま力強く行ってくれるととってもウレシイ。その意味で一番好きなのはオリジナルキャストのラミンだけど、JOJさんのも素晴らしい。そこがちょっと個人的には残念だったかな~💦 ラストの歌い上げが良かっただけに、こっちに気を取られちゃったかなという気がしなくもない。まぁ、あくまで個人的な感想。

 

さて、あらためて"ラブ・チェンジズ・エブリシング"について。一応、英語で歌ったものは英語タイトルで、日本語で歌ったものは日本語タイトルで書いてみたのだけど、この曲の日本語タイトルが不明なので、そのままカタカナ表記してみた。まぁどうでもいいと思いますが😅

 

「アスペクツ・オブ・ラブ」はフランスを舞台にして、登場人物たちが入り組んで恋愛模様を繰り広げる作品で、とっても大人でヨーロッパっぽい感じ。1幕と2幕では10年以上時間が経つので、主人公も10代後半から30代になり、それぞれの恋愛を描く。この曲は冒頭と、ラストに主人公によって歌われる曲で、個人的にこの曲が大好き。特に、ロンドンオリジナルキャストのマイケル・ボールさんの歌唱が素晴らしく、その甘い歌声も相まって本当に好きでCDで何度も聴いた。今年2月に1曲まるまるではないものの、ご本人の歌唱を聴けて(感想はコチラ)泣いてしまった😢

 

さて、前置きが長くなってしまったけど、この曲とっても合ってると思う。今年30歳ということで、主人公のアレックスを演じるのに一番いい年齢なんじゃないかな。是非是非アレックスが見てみたいのだけど、上演されることはないでしょうかね😞 

 

今回、日本語歌唱と英語歌唱半分という感じだった。中には例えば"Santa Fe"(「ニュージーズ」より)のように、日本で上演されたことがない作品などは、当然日本語歌詞が存在しないだろうから、仕方がないにしても、例えばジーザスとか日本語歌詞のあるものについては、日本語で歌って欲しかったなと思う。ご本人の発音とか表現とかの問題ではなく、受け手側の問題もあったりするので😌

 

とはいえ、英語歌詞を聴き込んでいる思い入れのある曲。例えばMotNや、Love Changes Everythingについては、逆に日本語で聴くことによって、例えばMotNのSoar~やBe~のロングトーンや、Love Changes EverythingのOff~などは、やはり曲の盛り上がりと歌詞がバッチリ合っているのが分かって、複雑な思いがしたりもするのだけど😅 

 

 

17:00開演予定を10分くらい遅れて開始。15分の休憩挟んで、終わったのが20時近かったからかなりタップリ。とはいえ、結構トークが多めだったかな😅 編曲とピアノを担当している森亮平氏とは年も近く、約10年一緒に仕事しているそうで、彼に絡んでのトーク多め。特別ファンというわけではない身としては、延々と続く内輪ウケはちょっと辛かった😣 とはいえ、ファンの皆様は楽しまれたと思う。

 

初参加なので分からないのだけど、どうやら恒例となっているらしい質問コーナーは第1部のラスト直前。事前に募集していたらしい質問を箱の中から選ぶ形。それぞれの質問内容から森氏にイメージを伝えて、生演奏してもらうBGMつき。全部は覚えていないけど、いくつかかいつまんで記載しておく。

 

Q:雨男ですか?

A:自分が行く前まではずっと雨だったロンドンが、滞在した1ヶ月半の間、ほとんど雨が降らなかったので雨男ではないと思う。

 

Q:結婚22年目の記念に夫を誘ってきたので、声を掛けてください。月末のハワイ旅行に気持ちよく送り出してもらえると思う。

A:おめでとうございます! (このハワイ旅行はファンクラブイベントらしい? 自分も楽しみ的なことを言っていたと思う)

 

Q:健康に気を付けていることは?

A:特に何かをしているわけではないが、よく眠るようにしている。

 

Q:30歳おめでとうございます! 30歳になった感想は?

A:ロンドンからの機内で迎えたこともあり実感がない。子どもの頃は別世界のようにオッサンに見えたが、なってみたら子どもでビックリ。

 

こんな感じかな? あと2~3質問があったように思うし、回答ももう少し長かったけれど覚えていない💦 そうそう! 地元出身ということで、合唱団などで市川文化会館大ホールの舞台にも立ったことがあったそうで、ニッケコルトンプラザでよく遊んでいたとのこと。これ、市川について教えてくださいという質問だったかもしれない。

 

この後、ハッピーバースデーが演奏され、ご本人をかたどったケーキ?が登場。スタッフの方?がハンディカムで撮影し、その様子が後ろのスクリーンに映し出される演出だけど、2階席だったため上の方が切れてしまって見えない💦 でも嬉しそう。そして、アラン・メンケン氏からサインとメッセージが記載された何かが送られていた。Tシャツ? トートバッグ? 何か布的な物だったけどよく分からず😅

  

 

1部は青ベースに濃い紫などの大きめな花柄のタキシードで、これもややビックリ衣装だったのだけど、2部のキラキラ衣装はお驚いた😲 昨年、坂東玉三郎氏の越路吹雪をテーマとしたコンサートに出演したそうで、その際玉三郎氏が衣装を作ってくれたそうで、終演後に頂いたのだそう。どこかで着たいと思い、今回着て来たとのこと。黒ベースに全身キラキラしているのだけど、そこは玉三郎氏チョイスということで品が良かった😌

 

 

 

ご本人のTweetも貼っておく😳

 

 

Zepp Nagoyaはご本人のバンドも出演するということで、市川とは内容が異なるらしいですよ😌

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【music】「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2018」

2018-06-13 01:04:41 | music

🎤【music】「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2018」🎤

 

 

毎年恒例、今年で7年目となるミュージカル系コンサート。ミュージカルの曲をフルオーケストラ演奏で見せる。そもそもは日本人キャスト男女2人ずつの4人で開催され、2年目からは海外からのゲストを迎えている。自分は2年目のラミン・カリムルーがゲストの回から見始めて、1回チケット取ってたのに行けなかった回を除いて全て行っているかな? 

 

今回の出演者は春野寿美礼、柿澤勇人、宮澤エマ。海外ゲストは初出演のノーム・ルイスと、3回目となるジョン・オーウェン=ジョーンズ。ノームさんは4月のソロコンサート(記事はコチラ)から2ヶ月経たずに再来日! 読売新聞夕刊に載った柿澤勇人との対談記事によると、今回共演のJOJさんとは以前からのお友達とのこと。一方、もはやMMSの常連ゲストとなったJOJさんは、今回も東京を満喫している様子でうれしい

 

毎回、ミュージカル系のコンサート記事の感想書くたびに書いているけど、ミュージカルは好きだけど資金難から全然本数を見れていない。なので作品についても詳しくないし、国内外のミュージカル事情についても全く知らない。なので、コンサートで初めて聴く曲も少なくない。初心者というわけはないけど、コアなファンというわけでもない。そんな視点での感想になります😌

 

いつものように感想Tweetしておいたので、それに追記する形での感想記事にする。

 

 

まずは「ミス・サイゴン」のOvertureが流れ、ほぅサイゴンからですかと思っていたら、1曲目からノーム・ルイス登場! そして"Bui-Doi"(「ミス・サイゴン」より)を歌う。ヒロインの恋人クリスの親友ジョンが、ベトナム戦争後に生まれた米軍兵士とベトナム女性との間に生まれた混血児(ブイドイ)の父親を捜す活動についてのスピーチとして歌う曲。この曲はアール・カーペンター(記事はコチラ)と、JOJ(記事はコチラ)、そして今回のノームさんと3人の歌唱を生で聴いた。それぞれ個性があって素晴らしいけど、この曲のゴスペル部分を最大限に生かしたのはノームさんだと思う。本来はコーラスと一緒に歌う曲だけど1人で歌うわけで、その盛り上げ方もそれぞれだけど、ここをこう盛り上げるのか!とビックリして、気づいたら泣いてしまった イヤ、感動! 全然上手く伝えられないのが悔しい💦💦 


ブイドイを歌うジョンの年齢設定が分からないのだけど、おそらく20代後半から30代前半と思われる。そう考えると、ノームさんはかなり年上なわけで、当然年齢的な部分での印象の違いもあると思うけれど、とっても大人で穏やかな歌い出しだった。説得するというよりも言って聞かせるというような。でも、上から目線なわけではない。個人的には、独り言のように歌い始めて、徐々に熱を帯びて行ったアールさんの歌唱が好みだけど、ノームさんの歌唱はそれとは別の説得力があった。ホントに素晴らしかった!

 

1幕ラストは、ノームさんの"Music Of the Night"(「オペラ座の怪人」より) ⇨ JOJさんの"Till I Hear You Sing"(「ラブ・ネバー・ダイ」より)という流れ。JOJさんはウエストエンドの「オペラ座の怪人」で長くファントムを演じて来た方。一方、ノームさんはアフリカ系俳優として初めて部ブロードウェイの「オペラ座の怪人」でファントムを演じた方。ということで、2人のファントムのどちらがMotNを歌うんだろうと思っていた。前日は逆だったという情報もあるけれど、この日はノームファントムの歌唱。ノームさんのMotNは4月のソロコンでも聴いているけど、やはりフルオケバックの大ホールということで、声量もタップリに歌い上げ、本当に酔いしれた。クリスティーヌ気分でウットリ😍

 

そして、1幕トリはJOJさんの"Till I Hear You Sing"(「ラブ・ネバー・ダイ」より)。「オペラ座の怪人」の10年後のニューヨークが舞台の作品で、今はパリで有名なオペラ歌手となったクリスティーヌを思いファントムが冒頭に歌う曲。ウエストエンド初演時のオリジナルキャストはラミン・カリムルー&シエラ・ボーゲスということで、ラミンのイメージが強い曲だけど、JOJさんの歌唱でも数回聴いている。しかし、今回が一番良かったかも。とにかく切ない歌唱だった。この歌のキモである"I"の歌唱もバッチリ👍

 

 

ホントあっという間だった。アンコール含めて5人で23曲。単純計算で1人約4曲。そりゃあっという間だわね😅 オーチャードホールは何度か来てるけど、コンサートを1階席で聴いたのは初めてかも。いつもは2階席が多いので、今回音の響きが違ったように感じる。両サイドから覆いかぶさって来るような感覚。そういう効果もあったかなと思うけど、とにかく2人の声量がスゴイ! そして良い声。特にノームさんのコクのある声が極上✨ 

 

しかし、ちょっと愚痴もある! オーチャードホールはどうして席を前と少しずらして作らなかったのだろう? 前の女性が背が高くて、舞台向かって右側がほとんど見えなかった💦 幸い真ん中よりの席だったので、やや右よりに立つ時でも見えないことはなかったのだけど、頭が邪魔だったし、5人並んで立つ時には見えなくなってしまうキャストも。これは辛い😢 今後、背が低い自分としては2階席を取るしかないかな~💦

 

気を取り直して出演者の感想!

 

 

まずはノームさんだけど、Bui DoiとMotNについては既に書いたので割愛。ノームさんといえばやっぱりこの曲でしょうということで、"Stars"(「レ・ミゼラブル」より)を本編最後から2曲目に歌唱。4月のコンサートの記事にも書いたけれど、ノームさんはブロードウェイとウエストエンドでジャベールを演じた。日本ではNHKで放送されたので「レ・ミゼラブル25周年記念コンサート」の方が馴染みが深いかもしれない。自身もこの放送でノームさんを知った。

 

ノームさんのジャベールは生真面目だけど、悪役という感じではない。本来、ジャベールは法を守る正義の人なはずだけど、白か黒かの選択肢しかなく、結果バルジャンを追いつめる悪役になってしまった役。Starsはバルジャンを絶対捕まえると歌う役なのだけど、ノームさんのコクがあって包容力のある歌声ゆえか、ジャベールを憎み切れない感じがある。とてもシュッとしたカッコいいジャベール。役者の数だけジャベール像があると思うので、憎たらしいジャベールもいるだろうし、怖いジャベールもいると思う。どれも正解だと思うけれど、ノームさんの深みのあるジャベールは唯一無二な気がする。そして、とても好き😍

  

 

JOJさんのTIHYSいついても既に書いたので割愛。Tweetしてなかったのだけど、"This is The Moment"(「ジキルとハイド」より)もとっても良かった。今回、8月に上演されるケン・ヒル版「オペラ座の怪人」(出演決定記事はコチラ) のプロモーションや取材などで忙しいらしく、時差ボケに苦しんでいたようだけれど、舞台に上がればさすがの歌唱。声量タップリに高低緩急自在なテクニックを披露。TweetではBBHとなっちゃってるけど、"Bring Him Home"(「レ・ミゼラブル」より)は、もう何度も聴いているけど、今回ノームジャベの歌唱を受けてのトリということもあってか、かなり気合が入っていたように思う。素晴らしかった ウエストエンドの史上最年少ジャン・バルジャンだったJOJさん。JOJさんのジャン・バルジャン見てみたい!

 

 

そして! アンコールがすごかった!! ジャン・バルジャンとジャベールがいるじゃないか!ってことで、まさかの"The Confrontation"(「レ・ミゼラブル」より)! これは、仮出獄中に許可証を破り捨て、その後市長となっていたジャン・バルジャンが、自分と間違えて逮捕された男を救うため名乗り出る。そして、自分の判断ミスで娼婦となり病に倒れたファンティーヌに代わり、彼女の娘コゼットを救おうとするも、ジャベールが現れ対決するという緊迫した場面で歌われる曲。この2人の掛け合いがスゴイ! 一歩も引かない歌唱の応酬は、お互いの力を知ってるからなんだろうなと思う。スゴイ迫力! 自分も思わずつぶやいちゃったけど、周りからもすごーいの声。こんなのが見たかった!! 歌い終わってガッチリ抱き合うのも素敵✨

 

ラストは全員で"Do You Hear The People Sing?"(「レ・ミゼラブル」より) を歌唱。歌い出しアンジョルラスはJOJさん。しかし、これ5人で歌ってるとは思えない大迫力だった。Will you join in our crusade?~の部分からは鳥肌だった

 

 

 

日本人キャストについても触れておく。正直、今回3人とも心打たれるものはなかったかな~😣 初めて見た春野寿美礼の大人な"All I Ask of You"(「オペラ座の怪人」より)は素敵だったし、"私だけに"( 「エリザベート」より)も良かった。こちらも初めて見た宮澤エマは声がとても好きだった。えーと"Not A Day Goes By"(「Merrily We Roll Along」より)が良かったかな? 「スリル・ミー」(感想はコチラ)で見て良かった柿澤勇人。宮澤エマとデュエットした曲で、あれ?(o゚ェ゚o)音合ってる?と思った部分があったのだけど、どうだったのだろう? でも、ノームさんと歌った"I Am The Starlight"(「スターライト・エクスプレス」より)は良かった。ノームさんの包容力もあって、お父さんと息子のようだった😌

 

しかし上のセトリ💦 9曲目は"All I Ask Of You"だよーーーーー!😵 どうやら前日の時点で間違えていたようだけれど、誰も指摘しなかったのかな?🤔 

 

JOJさんとノームさんのTweet貼っておく! とはいえ、忙しいみたいでコンサートの感想があまりないかも😅

 

JOJさんのTweet

 

 

 

ノームさんのTweet

 

幸せな時間だった~ JOJさんは8月の「オペラ座の怪人」と9月のソロコンサートに行く予定! ノームさんまた来てね~

 

コメント (2)
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【music news】ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート2018 決定!

2018-04-26 00:05:28 | music

【music news】ジョン・オーウェン=ジョーンズ コンサート2018 決定!

 

 

最近、Tweetはしてるんだけど、全然TL追えてない💦 なので、この情報もJOJさんのインスタで知った💦 6月7、8日に「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2018」に出演するので、その際にソロコンサートあるかな?なんて思っていたら9月。何故? と思ったらケン・ヒル版「オペラ座の怪人」(情報記事はコチラ)に出演するからなのね

 

先日、ノーム・ルイスさんのコンサートで行った、よみうり大手町ホールということで、3回公演あるとはいえ500席だから激戦だー😣 頑張る!!

 

JOJさんのTweetも貼っておく😀

 

 

楽しみ!((o(´∀`)o))ワクワク

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